本題に入る前に良いわけではないですが当記事は正確な記述を心掛けますが個人blogであり、記述ミス、見解違い等ありうるものです。詳細な疑問点等は交通各社公式HPをご確認ください。
また2023年10月に実施予定の京急の運賃改定に関しては以下を参照ください。
横須賀~品川・都心は値下げ?~速報:京急線運賃改定申請202301~
目次
2024年10月1日オフピーク値下げについて
概要~鉄道駅バリアフリー料金とオフピーク定期~
オフピーク定期券について
オフピークポイントサービスについて
JRE POINTに登録したSuicaでお得に電車を使おう
2024年10月1日オフピーク値下げについて
○JR 東日本では、平日朝の通勤時間帯の混雑緩和を目的として、2023年3月18日から通常の通勤定期券より割安な「オフピーク定期券」サービスを開始しています。
○ 更に多くのお客さまにご利用いただけるよう、2024年10月1日発売分より「オフピーク定期券」を通常の通勤定期券より約15%割安な価格に値下げします。また、俳優の「佐野勇斗」さんを起用し、「アリかも!?オフピーク定期券」をキャッチコピーとした新たなプロモーションを行います。
○ JR 東日本は「オフピーク定期券」の普及を通じて、企業の働き方改革を後押しし、ウェルビーイングな社会を目指します。
さて2024年10月1日よりJR東日本のオフピーク定期券が通常の通勤定期券より約15%割安な価格に値下げされます。
現状通常の通勤定期券の10%引き相当のオフピーク定期券が15%相当の割引になり、ます。尚オフピーク定期券では各駅のピーク時間帯に入場するとSuicaの残金から通常運賃を引かれますのでご注意ください。各駅のピーク時間帯に関しては下記をご確認ください。
また10月以降の割安な定期券価格へ対応するにはあくまで10月1日以降の購入分のみが対象になります。9月末~10月初めまでの定期券をお持ちの方で次の定期をより割安なオフピーク定期券を購入したい方はご注意ください。
また対象となるSuicaをJRE POINTに登録し、キャンペーンにエントリーするとオフピーク定期券購入金額の5%分のJRE POINTが付与され大変お得ですのでオフピーク定期券購入される方は是非ご活用ください。
SuicaをJREポイントに登録される際はこちら
キャンペーンにエントリーされる際はこちら
【別紙2】「オフピーク定期券」購入者さま限定おトクなサービス・特典の一覧
また2024年10月1日~31日にオフピーク定期券購入者限定でお得なキャンペーンが行われます。詳細は上記リンク先を参照ください。
※キャンペーンに参加するには対応するアプリのDL、LINE IDの登録などが必要になるものがありますのでご注意ください。
1.NEWDAYS:★抽選で「カウンターコーヒー割引クーポン」プレゼント★
2.ルミネ:★抽選で500 円チケットをプレゼント★
3.シャポー・ビーンズ:★抽選でJRE POINTをプレゼント★
4.アトレ・アトレヴィ・プレイアトレ土浦:★抽選でJRE POINTをプレゼント★
5.STATION WORK:★抽選で無料クーポンコードプレゼント★
6.JEXER:★オフピーク定期券をお持ちの方全員に無料体験プレゼント★
7.JR東日本ホテルズ:★抽選で500円分のデジタルクーポンプレゼント★
概要~鉄道駅バリアフリー料金とオフピーク定期~
1 「オフピーク定期券」について
「オフピーク定期券」のサービスを開始します
⑴ オフピーク定期券とは
「オフピーク定期券」は、平日朝のピーク時間帯以外の時間帯にのみ定期券としてご利用いただける、通常の通勤定期券より割安*な Suica 通勤定期券です。発売額、サービスの詳細は、本日より公開しました特設サイト(https://www.jreast.co.jp/offpeak_teiki/)をご覧ください。
* 現行の通勤定期券に比べ約10%割安となります。(別途鉄道駅バリアフリー料金が加算されます。)
⑵ 「オフピーク定期券」の発売開始日および「通常の通勤定期運賃」の改定日について
2023 年3月 18 日(土)
※ 「オフピーク定期券」の発売開始日前の前売りはいたしません。
※ 東京の電車特定区間内完結となる「通常の通勤定期券」は、同日発売分から改定後の運賃(現行より約1.4%値上げ。別途鉄道駅バリアフリー料金が加算されます。)が適用となります。
(3)対象エリア
東京の電車特定区間内完結となる区間
※ JR 東日本線と私鉄・地下鉄線にまたがるSuica通勤定期券においても、JR東日本線が対象エリア内であれば、「オフピーク定期券」をお選びいただけます。
~2023 年3月 18 日(土)より発売を開始するとともに、通勤定期運賃を改定します~@JR東日本より
2 「鉄道駅バリアフリー料金」の設定について
「オフピーク定期券」のサービスを開始します
当社は、国により創設された鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、東京の電車特定区間内完結となる区間(上図)をご利用になる場合を対象に「鉄道駅バリアフリー料金」を設定いたします。収受した料金はバリアフリー設備の整備費に充当し、さらなる駅のバリアフリー化を進めます。
⑴ 料金の設定日
2023 年3月 18 日(土)
⑵ 料金設定額(大人)
~2023 年3月 18 日(土)より発売を開始するとともに、通勤定期運賃を改定します~@JR東日本より
さてのっけから長々と引用してきましたが、JR東日本が2023年3月18日に鉄道駅バリアフリー料金を設定して、運賃を改定すると同時にオフピーク定期券と言う新しい通勤定期券のサービスを開始するそうです。また対象エリアである東京の電車特定区間には横須賀を走る横須賀線の全線も含まれるため、その内容などについて少し解説みたいなことをしていきたいと思います。
まず概要としては上記の様になるようです。横須賀線を含む対象エリアでは
・普通運賃(きっぷ、IC)は既存の運賃に鉄道駅バリアフリー料金(10円)を加算する形となります。
・通学定期の運賃に変更はないです。
・通常の通勤定期券に関しては現状の定期運賃から1.4%値上げの上で鉄道駅バリアフリー料金(1か月280円、3か月790円、6か月1420円)を加算するとの事です。
・またSuica/モバイルSuica限定ですがオフピーク定期券を新設し、現状の定期より安く利用できる様です。
・また横須賀駅~大船駅~藤沢駅の様に対象エリア外を含む区間に関しては運賃の変更及びオフピーク定期の設定はないとの事です。
オフピーク定期券について
続いてオフピーク定期券の概要について見ていきます。大まかの概要は以下になるみたいです。
・平日朝ピーク時間帯以外は普通に定期券として利用可能です。
・改定前の通勤定期運賃から10%程度値下げになるようです。
・ピーク時間帯か否かは入場時に判定します。
・仮に駅入場が平日朝ピーク時になった際は定期券としては向こうでIC普通運賃をSuica/モバイルSuicaから差し引くことになります。
横須賀線各駅からオフピーク定期を使って横浜・川崎・都内へ通勤する場合、ピーク時間帯が無効になるのは上の表の様になります。
久里浜駅・衣笠駅:6:05~7:35
横須賀・田浦駅:6:10~7:40
逆に言えば通勤時の大半がこの時間帯に入場せずに済む場合はオフピーク定期券がお得になるというわけです。
さて東京・品川・川崎・横浜の各駅から横須賀線横須賀市内各駅の運賃改定後の普通運賃(IC)と通勤定期、オフピーク定期の運賃は上記の様になります。ただし藤沢など対象エリア外の駅が目的地の場合は現状のままです。
・普通運賃:10円値上げ
・通勤定期:2~3.5%(470~720円)値上げ
・オフピーク定期:8~9.1%(1140~2910円)程度値下げ
尚斜め字の箇所は京急との競合上特別に割引が行われている特定区間となります。尚切符の運賃は1円桁を繰り上げるか参照先の一覧表を参照ください。また3か月定期・6か月定期も同様です。
また対象エリアとしては上の地図の様になります。
有効な区間の例としては以下が上がります。
〇久里浜駅~東京・川崎・横浜駅
〇久里浜駅~横浜駅~八王子駅
〇久里浜駅~東京駅~千葉駅
〇久里浜駅~東京駅~大宮駅
〇久里浜駅~東京駅~柏駅
無効な区間の例としては以下が上がります。
×久里浜駅~大船駅~藤沢駅(藤沢が対象外)
×久里浜駅~東京駅~蘇我駅(蘇我駅が対象外)
×久里浜駅~東京駅~上尾駅(上尾駅が対象外)
×久里浜駅~東京駅~土浦駅(土浦駅が対象外)
×久里浜駅~横浜駅~八王子駅~大月駅(大月駅が対象外)
また横浜や山手線内まで横須賀線で行き、そこから地下鉄などに乗り換えて通勤する場合の連絡定期もJRの利用区間がオフピーク定期の範囲内であれば可能です。
オフピーク定期券を使って定期範囲外まで利用する場合(横須賀~新橋を例とします)
・久里浜駅から新橋駅の様に定期の範囲外で乗車し、定期の期間内で下車するときは久里浜駅入場時がオフピーク時間帯なら通常の定期券と同様範囲外の久里浜~横須賀駅の運賃のみ支払う形となります。
・藤沢~新橋の様にオフピーク定期の範囲外の箇所から乗車する場合、ピーク時間帯の設定がない為時間による制約はなく定期券の範囲外の藤沢~大船の運賃のみ支払う形となります。
・横須賀駅から東京駅の様に定期券の範囲内で乗車し、範囲外に乗り越す場合は横須賀駅入場時がオフピーク時間帯なら通常の定期券と同様範囲外の新橋~東京の運賃のみ支払う形となります。
・横浜市営地下鉄湘南台~戸塚乗換え~新橋の場合、JR戸塚駅入場時オフピークであれば定期券が有効で湘南台~戸塚の運賃のみ支払う事になります。
・JRが直通する相鉄線海老名駅~新橋の様なケースは海老名駅入場がオフピーク時間内であれば定期券が有効で範囲外の海老名~鶴見の運賃のみ支払う形となります。
オフピークポイントサービスについて
3 2023 年4月以降の「オフピークポイントサービス」について
「オフピーク定期券」のサービスを開始します
2021 年3月にスタートしました「オフピークポイントサービス」は、新しいライフスタイルを志向するお客さまからご好評をいただいておりますが、この度の「オフピーク定期券」のサービス開始に伴い、利用対象エリアを変更し、2023 年4月1日から1年間期間を延長して実施いたします。
~2023 年3月 18 日(土)より発売を開始するとともに、通勤定期運賃を改定します~@JR東日本より
またオフピーク定期券の前身とも言えるサービスであるオフピークポイントサービスに関しては対象エリアを変更して4月から1年期間を延長して実施するようです。
まずエリアに関しては上の様に変更となります。
〇久里浜~藤沢(藤沢駅が対象エリア)
×久里浜~横浜・川崎・品川・東京(全区間が対象エリア範囲外)
JRE POINTに登録済のSuica通勤定期券により、平日の朝に、対象エリアの駅でポイント還元対象となる時間帯に、改札機を利用して入場した場合、毎月4回目までは5ポイント、5回目以降は25ポイントのJRE POINTを還元します。なお、ポイント還元対象となる時間帯は各駅の朝ピーク時間帯の前後に設定します。
オフピークポイントサービスより
オフピークポイントは
・JR東日本のポイントサービスであるJRE POINTに登録済のSuica(IC/モバイル)通勤定期券で
・上の表に書かれたポイント還元対象時間帯に改札機を利用して駅に入場した場合、1~4回目までは1回5ポイント、5回目以降は25ポイントが還元される
と言うサービスです。たまったJRE POINTはSuicaに還元可能となっています。
・SUICA(IC/モバイル)定期券JRE POINTの登録はこちらから
JRE POINTとは
・オフピークポイントサービスへのエントリーはこちら
オフピークポイントサービス
JRE POINTに登録したSuicaでお得に電車を使おう
JRE POINTのWEB会員の方の場合JRE POINTに使用しているSuicaを登録すると運賃で引かれたSuicaの金額に応じてJRE POINTが還元され、それをSuicaにチャージする事でお得に電車を利用する事が出来ます。
主な内容は以下になります。
Suicaの入金残高で乗って貯める(在来線乗車ポイント)
Suicaの入金残高で繰り返し乗って貯める(リピートポイントサービス)
モバイルSuica定期券を買うと貯まる
Suicaグリーン券を買って貯める
「タッチでGo!新幹線」等の利用で貯まる
・SUICA(IC/モバイル)定期券JRE POINTの登録はこちらから
JRE POINTとは
Suicaの入金残高で乗って貯める(在来線乗車ポイント)
JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaの入金残高で在来線に乗車すると、ポイントが貯まります。モバイルSuicaの場合50円毎に1ポイント、ICカードの場合200円毎に1ポイントたまります。
例えば横須賀~大船間(改定後IC運賃318円)の場合
・モバイルSuicaだと6ポイント
・ICカードのSuicaだと1ポイント
たまります。
Suicaの入金残高で繰り返し乗って貯める(リピートポイントサービス)
JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaの入金残高で、同じ運賃を支払って繰り返しご乗車いただいた場合、ポイントが貯まります。
※2023年3月分に限り、リピートポイントサービスの内容を一部変更しています。
2023年3月 鉄道駅バリアフリー料金設定に伴うリピートポイントサービスの達成条件変更について
例えば横須賀~衣笠の様な改定後のIC運賃167円区間△の場合ICカード/モバイル両方のSuicaで
・月10回利用で167ポイント
・11回目以降は1回毎に16ポイント
・それに加え在来線乗車ポイントが毎回モバイルSuicaで3ポイント、ICカードで1ポイント
たまります。
△ちなみに横須賀~衣笠と同じ運賃区間としては横浜~石川町、品川~目黒・新橋があります。
モバイルSuica定期券を買うと貯まる
JRE POINT WEBサイトに登録したモバイルSuicaでモバイルSuica定期券を購入すると、購入金額50円毎に1ポイントたまります。
・例えば横須賀~大船間の通勤定期1月(9620円)を購入した場合は192ポイントたまります。
Suicaグリーン券を買って貯める
JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaでSuicaグリーン券を購入するとポイントが貯まります。
・モバイルSuicaだと50円毎に1ポイント
・ICカードの場合200円毎に1ポイント
たまります。
例えば横須賀~大船駅間で平日グリーン券を事前購入(50㎞以内、780円)した場合
・モバイルSuicaの場合15ポイント
・ICカードの場合3ポイント
たまります。
「タッチでGo!新幹線」等の利用で貯まる
JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaで、「タッチでGo!新幹線」等のサービスをご利用いただくと、ポイントが貯まります。
タッチでGo!新幹線は東北・上越・北陸の各新幹線において切符を購入しなくても自動改札をSuicaで入出場する事で新幹線の自由席が利用できるサービスです。
利用の際にはあらかじめモバイルの場合はアプリにて、ICカードでは自動券売機での利用開始登録が必要です。ただし利用可能区間に関しては注意が必要です。
利用開始登録に関してはこちらを参照ください。
ご利用方法@タッチでGo!新幹線
利用可能区間をはじめとする注意事項はこちらを参照ください。
「タッチでGo!新幹線」利用開始登録にあたって@タッチでGo!新幹線
ちなみに東京~高崎間(運賃・料金合せて4490円)を利用した場合
・モバイルSuicaの場合89ポイントたまります。
・ICカードの場合22ポイントたまります。
“バリアフリー料金・オフピーク定期JR東日本3月運賃改定を少しまとめて見る” への 55 件のフィードバック