7月
29
Baseball Play Study mini〜行動経済学が勝敗を支配する(#203)
株式会社ビープラウドが主催する日本初の野球系IT勉強会
主催 : 株式会社ビープラウド
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募集内容 |
(リモート:zoom)一般参加枠 無料
先着順
(リモート:zoom)登壇者枠 無料
先着順
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申込者 | 申込者一覧を見る |
開催日時 |
2024/07/29(月) 19:30 ~ 20:30
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募集期間 |
2024/07/02(火) 08:31
〜 |
会場 |
リモート(zoom) オンライン |
参加者への情報 |
(参加者と発表者のみに公開されます)
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出席登録 |
(イベント開始時間の2時間前から終了時間まで、参加者のみに公開されます)
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イベントの説明
zoomを使ってのリモート開催です。zoomのURL等は、当ページの「参加者への情報」欄に記載されています。別途、参加者にメールにてお知らせします。
中日ドラゴンズの監督を務めた8年間で、4度の優勝と8度のAクラス入りという輝かしい成績を収めた名将、落合博満氏。
著書『アドバイス〜指導者に明かす野球の本質』の中で、以下のように述べています。
無死一塁の場面、私が送りバントのサインを出して1死2塁としたものの、後続の打者が凡退して得点できなかったとしよう。だが責められるのはチャンスに打てなかった後続の打者であり、私の采配が批判されることはないだろう。〜中略
「この失敗は、セオリーに従って進めた結果なのか」監督は、何かが上手く運ばなかった際に、そう見られる恐怖を抱えているのではないか。
(引用終わり)
落合博満氏は、書籍「アドバイス」の中で、1点でも多く取るために、監督自身が恐怖を乗り越え「確率の高い選択を積み重ねる」ことの重要性を説いています。
しかし、プレーをするのも人、采配をするのも人です。
プレッシャーがかかる場面ほど恐怖や不安に支配されやすく、周りからは見えないところで、人は「確率の高い選択を積み重ねる」判断ができなくなるものです。
そのような人の心と行動に光を当てるのが「行動経済学」です。
今回のBPStudyは、2024年6月に「Baseball Play Study mini」として、「野球と行動経済学」をテーマに開催いたします。
行動経済学は、人間の心理的な偏りや非合理な意思決定を研究する学問です。
登壇者の今泉拓(なういずスポーツ)さんは、東京大学大学院でデータ分析と大学での研究をもとに、行動経済学とスポーツ分析を掛け合わせたスポーツの発展や技術向上に尽力されています。
そして、今泉拓(なういずスポーツ)さんは2024年6月に書籍『行動経済学が勝敗を支配する』を出版しました。
また、過去にBaseball Play StudyのLTにも3回登板いただいています。
行動経済学と野球の関係を知ることで、普段の野球観戦がさらに深く楽しめるようになるでしょう。
第1部 行動経済学が勝敗を支配する
(19:30〜20:30)
今泉 拓 氏(@nowism_sports)
- 盗塁企図は【フレーミング効果】に影響され年間0.5勝損している!?
- 【概数効果】で覚醒しシーズン終盤に4割打つ打者がいる!?
- ファンが増えると【同調効果】が生まれて見逃し三振が10%以上減る!?
行動経済学(心理学×経済学の学問)では、人間の判断・意思決定のクセが研究されています。
厳しい練習を日々重ねている世界的アスリートでさえ、認知バイアスに影響され“勝つためのセオリー”通りにプレーできないことが知られています。
6月に発売された 「行動経済学が勝敗を支配する 世界的アスリートも“つい”やってしまう不合理な選択」では、 このように選手・監督・審判がうまく判断できない状況や背景をたくさん紹介しています。
本イベントでは、特に野球の勝敗に影響するであろう認知バイアスを扱います。 記憶に残る名シーンとともに、どんなバイアスがあり、どれくらい影響され、どう解決できるかを紹介します。 明日からの観戦がより楽しくなること間違いなしです!
セイバーメトリクスをはじめとした統計手法が盛んになった現代だからこそ、 データを扱う「心(意思決定)」について、一緒に考えてみませんか?
自己紹介
東京大学大学院博士課程所属。 1995年12月29日生まれ。群馬県出身。165cm70kg。右投げ右打ち。ライトな巨人ファン
BPStudyで野球LTデビュー。大学で研究している行動経済学・認知科学とスポーツアナリティクスを組み合わせた書籍「行動経済学が勝敗を支配する」を6月に出版した。
発表者
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