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【ラテン音楽】Shakira & Carlos Vives - La Bicicleta自転車に乗って

中南米を旅していたときに、ラテンポップスの話をすると、Shakira(シャキーラ)の話題が出ることが度々あった。Shakiraについては、残念ながら私はよく知らなかった。

そして、このミュージックビデオを見付けた(2016年ごろ)。Shakira & Carlos Vives のコラボレーション「La Bicicleta」という曲である。Shakiraで紹介すればよいのか、それともCarlos Vivesが適切なのか。悩む時間が長い。悩んでも結論が出そうにないので、Shakira & Carlos Vivesで紹介したい。

 

これはShakiraのイメージを突き崩す衝撃の映像である。ShakiraもCarlos Vivesも実に「楽しそう」に歌って踊っている。見ていて、こちらも楽しくなるような映像である。余談だが、ShakiraもCarlos Vivesもラテン界隈では「超」が付くぐらいの有名人である。二人ともコロンビア出身ということになっている。

 

まずは、ミュージックビデオの「緑看板」にやられる。

心がザワザワと沸き立つような懐かしさを感じるのだ。

もう戻れないあの時代を思い出す。

熱い風とともに。

 

■看板の文字

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BIENVENIDOS A

BARRANQUILLA

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その意味は「バランキージャへ ようこそ」である。

 

「バランキージャ」はコロンビア北部の都市。カリブ海に面している。

私は、コロンビア北部の都市カルタヘナから、バランキージャ経由でサンタマルタへ行ったことがある。サンタマルタで一泊し「タガンガ」の海水浴場にも行ったのだった。

そのときの風景が次々と甦る。余談だが、サンタマルタはCarlos Vivesの故郷である。そしてShakiraの故郷がバランキージャ。

このコロンビア北部のカリブの風景に、私は「やられて」しまった。そして自転車である。自転車で自由に走り回る二人。海岸沿いを。

コロンビアというと、日本では否定的な見方をされることも度々あり、慎重に筆を進める配慮があった方が良いのかもしれないが、コロンビア北部の風景と暑さ。思い出す。数々の出来事を。長期滞在ではなかったが、忘れられない、大切な日々を過ごしたのがコロンビアなのだ。

 

■La Bicicleta(自転車)より歌詞の直訳風


Nada voy a hacer 何もするつもりもない

Rubuscando en las heridas del pasado 昔の傷を掘り起こし

No voy a perder 失うものもない

Yo no quiero ser un tipo de otro lado 「あっち側」の男になりたくない

A tu manera, descomplicado あなたの方法で、物事は単純になった

En una bici que te lleve a todos lados 何処にでも連れて行ってくれる自転車に乗り

 

 

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