ひんやりとした明日

 

冬のあたたかい空気は

縁に似ている。

 

手の届かないところにとどまって

 

欲しい場所に来てくれない。

 

無理矢理にでも

おいでをするか、

 

わたしがそこに行くんだよ。

 

昔から決まっている摂理を

変えることはできない。

 

他人も変えられない。

 

信じるのも

期待するも

裏切るのも

ぜんぶぜんぶ じぶんばかりに。