昔、時計が消えたので
どうしたことかと思ったけれども
掃除をしていたら見つかった。
けれども電池がなく、止まっていたので
近くのデパートの時計修理所に電池交換をお願いするためにでかけた。
お昼休みの前らしく
いそいそと従業員が働いていて
そのそばで彼女かもしれない女性が彼の休憩を待っているようだった。
でもこの状況をわからず、私がお先にどうぞと
彼女に声をかけると、私は彼を待っているところだからと
言われて、私の時計の電池を交換してもらうことに。
すぐの作業だったけれど、彼はもう我慢がならずといった
風にして、ゴムでただ首の周りについている
ネクタイをとって、既に休憩に入る体勢をとっていたし
あげくにはワイシャツをびりびり力任せに破りさくようなジェスチャーを見せた。
あ、もしかしてあなた、スーパーマンでしょ?
といったら、ちょっと笑ってすぐに、
お会計はいくらいくらです。
といったから、
あ、違った、もしかして今のバットマンでしょ。
といったらすごいうけた。
彼女もくすくす笑ってた。
なんかこういう風にすぐに冗談が言える街が好きだなぁ。
この記事へのコメント
自分も好きだな、そういう街。
オフじゃないときはずーっと着けてたはずなのに。
そういう自分も数日前、実家に帰省したのを最後に腕時計
なくしちゃった。
ベルリンに行く前に買った思い出の時計でした。
実家か、自分の家か。
またいつかとんでもない時にでてくると思うよ。