はてなブログでは未来日付の記事は「原則としては」書かないことにします、他(追記あり)

【最初に追記(2019年2/15記載)】
bogus-simotukareのブログということでココログにもブログを作ったので紹介しておきます。
ただ「今のところはてなの方が書きやすい(ココログだと脚注のつけ方がよく分からない、エンターキーで改行すればはてなだとそのまま改行になるが、ココログだとそうならない)」ということではてなの方で書くことが多いかと思います。
【追記終わり】
【2022年2月6日追記】
北朝鮮拉致問題で「大きな動きのあった年」に「何があったか」を振り返る - bogus-simotukareのブログとして未来日付の記事を書きましたが、「拉致が一定の解決を見た日(あるいは家族会が、蓮池透氏と和解し、救う会と絶縁し正常化した日)」には削除の予定です。
 https://bogus-simotukare.hatenadiary.jp/entry/2022/01/22/151801については「いったん書いた」ものの、「残しておくほどの記事でもないかな」と考えが変わったので削除することにします。
【追記終わり】
【2023年6月9日追記】
 「紙屋研究所」名義で俺に悪口雑言するコメントがつきましたが
1)「ブログでしか物が言えない内弁慶は黙れ」云々と「内容が無内容」
2)本物の紙屋がすこぶる怪しい(掲載してることが紙屋への風評被害になりかねない)
と思い削除しました。
【追記終わり】
 bogus-simotukareのブログでは未来日付の記事も書いていたのですが、はてなブログだと未来日付記事がたくさんあると、新規記事を書いてもそれが目立たず非常に見づらい気がするので、基本的には未来日付記事は書かないことにしたいと思っています。なお、この文章は2019å¹´1月28日に書いています(これは、目立つところに置いた方がいい「お断りの文章」なので未来日付の記事ですが。なお、俺が勘違いしてるのかもしれませんが「あまり遠くの未来日付」だといろいろと作業が厄介な様なので「2019å¹´1月28日の約1年後」にしています。しかし、当然ながら、冒頭にいつも表示される様に適宜、日付の設定は変更する予定です)。
 http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/25000101/1256334886:title(残念ながらはてなダイアリーが消滅したのでリンク切れ。sorarisu0088氏への謝罪文)ですが、id:Bill_McCrearyさんのご教示(2019年8/18)によれば結局はてなダイアリーは2019年7月末日でなくなったそうです(事前に連絡がなかったか、連絡があったが小生が見落としていたのでしょう。それにしても全削除の決定が随分早かったなと言う気はします。もちろん停止したサービスをそのようにすることは予想できたことではありますが)。
 id:Bill_McCrearyさんご教示ありがとうございます。
 以前、

1)はてな社の方針では当面、はてなダイアリー記事は「更新やコメントはできないが」記事自体は残る
(もちろん、最終的にははてな社が「やはり削除」という方針にする可能性もゼロではないでしょうが将来的な問題はひとまずおきます。その場合、さすがにはてな社は事前広報くらいするでしょう。その場合はこちらに謝罪文を移そうとは思います)
2)はてなブログにまで過去の恥をさらしたくない(まあ俺個人のくだらない感情論ですが)
つうことで、まあこの記事での「謝罪相手」である御仁が「どうしてもブログにまで謝罪文そのものを残せ」と言ってくるならまた話も別ですが、「ここにお断りの文章を載せること」で「謝罪文そのもの」はここにはひとまず載せないことにします。

としたので「弱ったな」というのが正直な感想です。本当に「過去のはてなダイアリー」がきれいすっかりなくなっている上に、小生はこの謝罪文を別に「ワード文書など他の文書」の形で保存していません。なので謝罪文を正確に復元しようがない。
 無理に思いつきででっちあげてもかえって問題でしょう。つうことでsorarisu0088氏から「こういう文面で乗せろ」つう要望がない限り、とりあえずこのままにしておこうかと思います(こちらから彼に問い合わせるのは挑発行為と認識される危険性がある気がするのでそれはしません。彼が小生に対して何のアプローチもしなければ、今の彼にとって小生が「どうでもいい存在である」ということなのでしょうから)。「sorarisu0088氏と小生が過去にトラブって、小生が非を認め謝罪文を掲載した」ということだけはここに指摘しておくので、それでご容赦、ご勘弁願いたいと言うのが正直な感想です。

【2019年1月29日追記】
 早速、移行後、コメント設定を修正。
 コメントは通常設定だと「はてなユーザー」という設定ではてなユーザーしかコメントできないようですね(コメントするときははてなのID、パスワードでログインする)。
 当然(?)ながら「俺にとってはてなユーザーにコメント者を限定する理由がない」、というか従来コメント頂いていた方々はおそらく「ほとんどがはてなユーザーじゃない」ので「ゲスト(誰でもコメント可能)」に変更します。しかし通常設定は「ゲスト」であるべきじゃないんですかね。
 俺みたいなうっかりは「はてなユーザー設定」に気づかず、「何で移行前にコメントしてくれた方たちがコメントしてくれないんだろうな」と悲しむという皮肉なことになりかねません。いや「はてなユーザーを増やしたい」という企業の立場からは、一理ある「通常設定」でしょうけどね。
 「はてなブログーユーザーの利便性をなんだと思ってるんだ!」つう反発は感じます。

北朝鮮拉致問題で「大きな動きのあった年」に「何があったか」を振り返る

 拉致限定であり、「金丸訪朝(1990年)」「南北朝鮮国連ダブル加盟(1991年)」「カーター訪朝による米朝合意(1994年)」「金大中・金正日首脳会談(2000年)」「トランプ・金正恩首脳会談(2018年)」など『拉致と直接関係ない』北朝鮮ニュースは取り上げません(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)。赤字が朝鮮半島関係です。

【1977年:横田めぐみ拉致など拉致事件の発生(福田赳夫内閣:外相は日中平和友好条約(1978年)を締結した園田直氏(大平、鈴木内閣でも外相)など)】
1977年 - Wikipedia、1977年の日本 - Wikipedia
◆1月20日
 カーター大統領就任。
◆1月27日
 ロッキード事件丸紅ルート初公判。31日全日空ルート初公判。
◆6月13日
 全米女子プロゴルフ選手権で樋口久子が優勝、日本人初の世界タイトルを獲得。
◆7月13日
 津地鎮祭訴訟の最高裁判所大法廷判決
◆7月17日
 キャンディーズが日比谷野外音楽堂で行われたコンサートで「普通の女の子に戻りたい」と解散することを宣言
◆8月12日
 文化大革命終結宣言
→なお、毛沢東の死去は1976年9月9日。四人組の逮捕は1976年10月6日。文革で失脚していた鄧小平の復活(党副主席、副首相、人民解放軍総参謀長への就任)は1977年7月。
◆9月3日
 巨人の王貞治選手が対ヤクルト戦でホームラン世界新記録の756号を達成
◆9月5日
 国民栄誉賞が創設される。王貞治が第1回目の受賞者
◆9月28日
 ダッカ日航機ハイジャック事件が発生。
◆10月1日
 経営難に陥っていた安宅産業を伊藤忠商事が吸収合併
◆10月15日
 長崎バスジャック事件で犯人1名を射殺、人質は全員無事
◆11月19日
 エジプトのサダト大統領がイスラエルを訪問(アラブ諸国の元首として初のイスラエル訪問)。
◆11月22日
 プロ野球ドラフト会議でクラウンライターライオンズが法政大学の江川卓を指名するも、江川本人が12月3日に拒否(江川事件の始まり)
◆12月3日
 横浜市の飛鳥田一雄市長が日本社会党委員長就任を受諾。
◆12月25日
 喜劇王、チャールズ・チャップリン死去(享年88歳)

【1988年:橋本敦質問及びそれに対する梶山国家公安委員長、宇野外相答弁(政府が初めて公式に北朝鮮拉致疑惑を認める)(竹下内閣:外相は宇野宗佑氏(後に首相))】
1988年 - Wikipedia、1988年の日本 - Wikipedia
◆2月6日
 衆議院予算委員会で浜田幸一予算委員長が日本共産党の宮本顕治議長について「殺人者」と不規則発言。委員長辞任(2月12日)に追い込まれる
◆2月25日
 韓国の盧泰愚大統領が就任

◆3月24日
 中国で起きた上海列車事故で、修学旅行中の高知学芸高校の生徒と教師計28名が死亡。
→橋本敦質問ではこの件についても「日本政府の適切な対応」を求める質問がされたと記憶しています。
◆3月26日
 参議院予算委員会で日本共産党の橋本敦が拉致疑惑について質問。これに対し竹下内閣国家公安委員長の梶山静六は北朝鮮による拉致の疑いが濃厚との見方を示し、真相究明のために全力を尽くす考えであることを表明した。これは北朝鮮による日本人拉致疑惑を政府が認めた初めての公式答弁である
(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆4月14日
 ソ連がアフガニスタンからの撤退に関して合意(ジュネーヴ合意)。翌年2月15日迄に撤退を完了。
◆6月18日
 朝日新聞がリクルートによる川崎市助役への未公開株譲渡を報道し、リクルート事件発覚
◆7月3日
 イラン航空655便撃墜事件。イラン航空655便がアメリカ海軍のイージス艦「ヴィンセンス」に撃墜され、乗員乗客290名全員が死亡。
◆7月23日
 なだしお事件。遊漁船「第一富士丸」と海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が衝突、死者30名。8月25日には瓦力防衛庁長官(竹下内閣)が引責辞任
◆8月8日
 ビルマで、8888民主化運動が発生。
◆8月20日
 イラン・イラク戦争停戦が正式に成立。
◆9月17日
 ソウル五輪開幕(10月2日まで)

→前年(1987年)の「北朝鮮による大韓機爆破」はソウル五輪に対する妨害工作であったというのが通説的見解でしょう。
◆9月18日
 ビルマでソウ・マウン国軍総参謀長がクーデターにより全権掌握。国家法秩序回復評議会を設立。
◆11月8日
 米国大統領選挙でジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュが当選。
◆12月2日
 パキスタンでベナジル・ブットが首相に就任。イスラム国家では初の女性首相となる。
◆12月9日
 宮澤喜一蔵相(竹下内閣)がリクルート疑惑で辞任
◆12月21日
 リビアによるパンアメリカン航空103便爆破事件。

【1997年:安明進証言(横田めぐみ拉致)とそれを契機とした家族会結成(橋本内閣:外相は小渕恵三氏など(後に首相))】
1997年 - Wikipedia、1997年の日本 - Wikipedia
◆1月2日
 ナホトカ号重油流出事故
◆2月3日
 この日発売の産経新聞と週刊誌アエラ(朝日新聞社)が「安明進証言(横田めぐみ拉致)」を報道
◆2月8日
 この日放送のテレビ朝日「ザ・スクープ」が「安明進証言(横田めぐみ拉致)」を報道

(2月3日、8日の件についてはけっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)
◆3月25日
 「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」結成
(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 - Wikipedia参照)
◆4月1日
 消費税増税実施(3%から5%に)
◆4月2日
 最高裁が愛媛県靖国神社玉串料訴訟で違憲判決
◆4月22日
 ペルー日本大使館公邸に特殊部隊突入、人質全員解放(ペルー日本大使公邸占拠事件)。
◆5月1日
 イギリス総選挙で労働党が勝利。翌日、党首のトニー・ブレアが首相に就任、労働党は18年ぶりの政権奪還を果たした
◆7月1日
 香港返還
◆8月1日
 連続射殺事件の死刑囚で小説家として活動していた永山則夫の死刑が執行される。
◆9月11日
 第2次橋本改造内閣発足。ロッキード事件で有罪が確定した佐藤孝行が総務庁長官で初入閣したが、世論の批判で9月22日に辞任。
◆9月18日
 ヤオハンが倒産、会社更生法を申請
◆10月8日
 金正日、朝鮮労働党総書記に就任。

◆11月16日
 サッカー日本代表が延長戦の末3-2でイランを下し、ワールドカップ(フランス大会)初出場を決める。(ジョホールバルの歓喜)
◆11月17日
 北海道拓殖銀行が経営破綻
◆11月22日
 山一證券が経営破綻
◆12月1日
 地球温暖化防止京都会議開幕。11日、京都議定書が採択される。
◆12月19日
 韓国大統領選挙で、金大中が当選

◆12月20日
 伊丹十三(俳優、映画監督)が自殺。

【2002年:小泉訪朝(第一次)&八尾恵『謝罪します』刊行(有本恵子拉致への関与を認める)(小泉内閣:外相は川口順子氏(小泉訪朝(第一次)当時))】
2002年 - Wikipedia、2002年の日本 - Wikipedia
◆1月23日
 雪印牛肉偽装事件発覚。8月6日には日本ハムも発覚。
◆1月29日
 ブッシュ大統領が、一般教書演説で北朝鮮、イラン、イラクを非難する「悪の枢軸」発言

◆2月8日〜24日
 ソルトレイクシティ五輪
◆3月18日
 自民党の鈴木宗男衆院議員が「ムネオハウス疑惑」などで離党
◆3月28日
 社民党の辻元清美衆院議員が、秘書給与流用問題で議員辞職
◆4月2日
 鈴木宗男事件への関与から、東郷和彦オランダ大使を罷免
◆4月9日
 加藤紘一元自民党幹事長が元事務所代表の脱税疑惑や自身の政治資金流用問題の責任を取り、議員辞職。
◆5月3日
 朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年)の時効成立(当時、殺人の時効は15年、現在は時効が撤廃された)
◆5月5日
 フランス大統領選挙決選投票で現職のジャック・シラクが再選
◆5月8日
 北朝鮮からの亡命者が中国瀋陽にある日本の総領事館へ駆け込む事件が発生

◆5月20日
 東ティモールが独立。21世紀初の独立国。9月27日には国連加盟
◆5月28日
 経済団体連合会(経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が統合、日本経済団体連合会(日本経団連)が発足
◆5月31日〜6月30日
 2002 FIFAワールドカップ(日本・韓国の共同開催)

◆6月19日
 鈴木宗男衆院議員を収賄容疑で逮捕
◆8月9日
 田中眞紀子前外相が公設秘書給与流出疑惑の責任を取り、議員辞職
◆8月26日
 南アフリカのヨハネスブルクで持続可能な開発に関する世界首脳会議(地球サミット2002)が開幕。
◆8月30日
 小泉首相が9月17日に、北朝鮮を訪問することを表明
◆9月2日
 日本海中部海域不審船事件。
◆9月17日
 小泉首相が訪朝。日朝首脳会談で金正日国防委員長(朝鮮労働党総書記)が日本人拉致問題を公式に認めた。

◆10月8日
 小柴昌俊東京大学名誉教授にノーベル物理学賞が決定。翌日には田中耕一島津製作所社員にノーベル化学賞の受賞が決定
◆10月12日
 インドネシアのバリ島で爆弾テロ事件が起こり、202人が死亡
◆10月15日
 北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国。

◆10月23日
 モスクワで劇場が占拠される事件が起こり、特殊部隊の強行突入で一般人129人が死亡。
◆10月25日
 石井紘基・衆院議員刺殺事件
◆11月14日
 アルゼンチン政府が世界銀行向け債務の不履行(デフォルト)を発表した。
◆12月19日
 韓国大統領に盧武鉉が当選

【2004年:小泉訪朝(第二次)(小泉内閣:外相は川口順子氏(小泉訪朝(第二次)当時)など)】
2004年 - Wikipedia、2004年の日本 - Wikipedia
◆1月19日
 自衛隊イラク派兵(初めての陸上自衛隊の戦闘地域への派兵)
◆2月12日
 秘書給与の流用による詐欺罪に問われていた辻元清美前衆議院議員に対し、東京地裁が懲役2年、執行猶予5年の判決。検察、被告とも控訴せず、判決が確定
◆4月7日
 イラク日本人人質事件発生
◆5月7日
 年金未納問題で、福田康夫官房長官が辞任
◆5月22日
 小泉首相が北朝鮮を再訪問。日朝首脳会談が行われ、拉致被害者・蓮池夫妻、地村夫妻の家族5人が帰国。

◆5月27日
 イラクで取材中の日本人フリージャーナリスト2名が乗った車が銃撃され、殺害される。
◆7月1日
 中国の「高句麗前期の都城と古墳」、北朝鮮の「高句麗古墳群」、日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」などがユネスコの世界遺産に登録
◆7月9日
 インドネシアのジャカルタで拉致被害者・曽我ひとみが夫であるジェンキンスら家族と再会。18日には家族が日本に帰国(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆7月21日
 小泉首相と韓国の盧武鉉大統領が済州島で会談。

◆7月30日
 扇千景が女性初の参議院議長に就任
◆8月13日
 アテネ五輪開幕(29日まで)。
◆8月13日
 沖縄国際大米軍ヘリ墜落事件。
◆9月14日
 2001年に発生した大阪教育大学附属池田小学校襲撃事件(8名殺害)で死刑が確定していた加害者の死刑が執行される
◆10月23日
 新潟県中越地震。死者68名
◆11月11日
 パレスチナ自治政府のアラファト大統領死去。
◆12月17日
 小泉首相、鹿児島県指宿市で盧武鉉韓国大統領と会談

【2014年:いわゆるストックホルム合意&横田夫妻と孫・ウンギョンさんの面会(第二次、第三次安倍内閣:外相は岸田文雄氏(現首相)、拉致担当相は古屋圭司、山谷えり子(国家公安委員長の兼務))】
2014年 - Wikipedia、2014年の日本 - Wikipedia
◆1月13日
 アントニオ猪木参議院議員、2013年11月以来となる北朝鮮訪問

◆1月19日
 沖縄県名護市長選挙で、名護市辺野古地区への普天間基地からの米軍移転反対派で現職の稲嶺進が再選
◆1月28日
 下村博文文部科学大臣、中学校と高校の学習指導要領解説書を改定、中学校の社会科、高校の地理歴史と公民に、尖閣諸島と竹島を「固有の領土」と明記したことを正式に発表。1月29日には韓国では慶尚北道が管轄する竹島に、金寛容・慶尚北道知事が上陸。前日に発表された学習指導要領解説書記載内容に抗議する声明を発表

 理化学研究所が「STAP細胞」の作成に成功したと発表(しかし、後に小保方研究員による捏造の疑いが発覚、発表が撤回される)
◆2月1日
 小学館の学年別学習雑誌に1978年から掲載されていた漫画『あさりちゃん』(室山まゆみ作)がこの日発売の小学二年生3月号を以って35年に及ぶ連載を終了
◆2月5日
 桐朋学園大学非常勤講師の新垣隆が、自らが作曲家・佐村河内守のゴーストライターを18年間務めていたことを発表したことを受け、予定されていた佐村河内の全国ツアーが中止となり、レコード会社の日本コロムビアがCDの出荷やインターネット配信を停止するなどの影響。
 ビッグコミックオリジナル(小学館)に1973年から掲載されてきた野球漫画『あぶさん』(水島新司作)が41年間に及ぶ連載を終了
◆2月7日~23日
 ソチ五輪
◆2月9日
 東京都知事選挙で、自民党、公明党の支持を受けた元厚生労働大臣の舛添要一が初当選
◆2月17日
 北朝鮮の人権状況を調査した国連調査委員会が日本人拉致や公開処刑など残虐な人権侵害行為を挙げ、北朝鮮が国家として組織的に「人道に対する罪を犯した」と非難する最終報告書を公表。国連安全保障理事会に対し、国際刑事裁判所に付託するよう勧告

◆2月22日
 デモ隊が大統領府を封鎖、ヤヌコーヴィチ・ウクライナ大統領がロシアへの亡命に追い込まれる。議会は亡命したヤヌコーヴィチを正式に大統領から解任し、5月25日の大統領選挙開催を決定。2月24日、多数の市民を殺害した容疑で、ヤヌコーヴィチと側近を指名手配(2014年ウクライナ騒乱)。
◆2月24日
 外務省が『日本海が19世紀初頭から国際的に確立された唯一の呼称であり、近年になって日本海の単独呼称に異議を唱え「東海(トンへ)」併記を求める韓国の主張は根拠がない』とする主張を同省ウェブサイトにて開始

◆3月1日
 中国雲南省昆明市の昆明駅前で無差別殺傷事件発生、少なくとも29人が死亡。中国公安部は新疆ウイグル自治区の独立を狙う組織による計画的なテロ事件と断定、現場で容疑者の男女4人を射殺、女1人を逮捕
◆3月2日
 沖縄県石垣市長選挙で、陸上自衛隊の石垣島配備に柔軟姿勢を取る現職の中山義隆が、配備反対派で元市長の大濵長照を破り再選
◆3月10~14日
 モンゴルのウランバートルで横田夫妻が孫であるウンギョンさん(拉致被害者・横田めぐみの娘)と面会
◆3月16日
 北朝鮮により日本海側に10発のロケット砲が発射

◆3月18日
 ロシアのプーチン大統領が、ウクライナからの独立を宣言したクリミア自治共和国のロシアへの編入を表明
 中国と台湾の間に結ばれたサービス貿易協定に反対する学生が台湾立法院(国会)を占拠。4月10日に退去(ひまわり学生運動)。
◆3月26日
 北朝鮮、中距離弾道ミサイル「ノドン」2発を日本海に向け発射

◆3月27日
 静岡地裁、袴田事件の犯人として48年前に逮捕され、34年前に死刑判決が確定し拘置されている袴田死刑囚について、「重要な証拠が捜査機関に捏造された疑いがある」として、再審開始を認め、同時に「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」との理由で刑と拘置の執行停止も決定、即日釈放。
◆3月31日
 国際司法裁判所、オーストラリアが日本の南氷洋における調査捕鯨を国際捕鯨取締条約違反として訴えた裁判で日本の調査捕鯨は「研究目的ではない」と述べ、条約違反と認定、今後実施しないよう命じる判決を下す
 フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいとも!』が放送終了。1982年の放送開始から31年半の歴史に幕を下ろす。
◆4月1日
 消費税が5%から8%に増税
 武器輸出三原則に代わる新たな政府方針として防衛装備移転三原則を制定
◆4月7日
 渡辺喜美みんなの党代表、化粧品会社DHCからの8億円借入金問題を受け、党代表を辞任
◆4月16日
 クルーズ旅客船「セウォル号」が沈没、死者299人

◆5月22日
 タイ軍がクーデターを宣言。憲法を停止。
◆5月29日
 北朝鮮当局による拉致被害者再調査がストックホルムでの日朝協議により合意
(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆5月30日
 内閣官房に内閣人事局を設置。初代局長には内閣官房副長官の加藤勝信を任命
◆6月12日〜7月13日
 2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会
◆6月16日
 石原環境相が東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり難航している福島県側との交渉について「最後は金目でしょ」と述べ、最終的に交付金など金銭で解決するとの見方を示したことに対し、佐藤雄平福島県知事らが批判。19日に発言を撤回し謝罪
◆6月21日
 富岡製糸場の世界文化遺産登録決定
◆6月26日
 終戦前後に現在の北朝鮮地域で死亡した日本人の遺族9人が墓参のため北京経由で北朝鮮に到着、7月5日迄滞在
◆7月1日
 北京で日朝局長級協議

 臨時閣議において、集団的自衛権の行使を条件付きで認める憲法解釈の変更を閣議決定
◆7月3日
 習近平・中国国家主席、国賓として韓国を初訪問。朴槿恵大統領とソウルの大統領府で会談。共同声明で、北朝鮮による「朝鮮半島での核兵器開発に断固として反対する」と明記。従軍慰安婦問題について、関係機関による共同研究を進める旨、声明付属文書に記載
◆7月10日
 1日に北京で開かれた日朝政府間協議の際、北朝鮮が複数の拉致被害者を含む約30人の日本人生存者リストを提示したと日本経済新聞が同日付朝刊で報じたことについて、菅官房長官が記者会見で否定
◆7月11日
  日本大使館は自衛隊創設記念行事の開催会場として予定していたソウルのロッテホテルが、前日の10日夜に「国民感情に触れる」などとして取消を通知したことに対しホテルに抗議。菅官房長官、岸田外相が遺憾の意を表明。レセプションについては日本大使公邸に会場を変更し予定通り開催

◆8月1日
  前日に解党した日本維新の会の「石原グループ」が「次世代の党」、「橋下グループ」が「日本維新の会」をそれぞれ結党
◆9月18日
 スコットランドでイギリスからの独立を問う住民投票を実施。結果は「否決」。
◆9月28日〜12月15日
 香港で雨傘革命(2014年香港反政府デモ)が起きる。最終的に警察の強制排除で終了
◆10月7日
 ノーベル物理学賞受賞者に赤崎勇・天野浩・中村修二の3人が決定
◆10月20日
 公選法違反疑惑で小渕経産相、松島法相が辞任
◆10月24日
 アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の覚書が中国で21カ国代表により結ばれる。
◆11月16日
 沖縄県知事選挙で翁長雄志が現職の仲井眞弘多を破り当選
◆11月19日
 みんなの党が解党決定
◆11月27日
 ユネスコの無形文化遺産に「和紙」が登録
◆12月15日
 海江田万里・民主党代表が衆院選(12月14日投開票)での「民主党の不振(63→73と10議席の増加にとどまった)」「海江田自身の落選」を理由に代表辞任を表明
◆12月17日
 アメリカ大統領バラク・オバマとキューバ国家評議会議長ラウル・カストロが両国の国交正常化交渉の開始を発表

新刊紹介:「歴史評論」2025年3月号

特集「美術史学と歴史学の現在Ⅱ(仮)」
◆西木政統*1
◆高橋利郎*2


◆杉本欣久*3
参考

専門領域 - 杉本欣久ホームページ
 「なぜ武士であるにもかかわらず、画を描いたのか?」
 これが私自身における最大の関心事といってよい。これまで、この素朴な疑問に基づき、江戸時代に「南画」あるいは「文人画」と称された絵画の制作背景を、浦上玉堂*4、関口雪翁*5、田能村竹田*6、渡辺崋山*7などの研究*8を通じて解き明かしてきた。
 中国明清絵画の影響を受け、江戸中期以降に隆盛した「山水画」や「四君子*9」などの絵画を「南宗画」「文人画*10」と呼び、それを描いた画家を「南画家」「文人画家」と称した。彼らの多くは職業画家でなく、武士や漢学者として幕府や諸藩に仕える身でありながら、余技として作画を楽しんだ者たちであった。一見、「画人」と「武士」は背反するようにもみえるが、どのような考えを有しつつ中国の思想や文芸観を享受し、なぜわざわざ中国絵画に倣って描いたのか、その共感と理解に関する精神的背景を今後も考察し続けていく。


◆川嶋均
◆李美那*11
◆小勝禮子

*1:東京国立博物館主任研究員

*2:成田山書道美術館主任学芸員を経て、大東文化大学准教授。著書『江戸の書』(2010年、二玄社)、『近代日本における書への眼差し:日本書道史形成の軌跡』(2012年、思文閣出版)

*3:黒川古文化研究所研究員を経て、東北大学教授。著書『武士の絵画:中国絵画の受容と文人精神の展開』(2020年、中央公論美術出版)、『鑑定学への招待:「偽」の実態と「観察」による判別』(2023年、中央公論美術出版)

*4:1745~1820年。備中岡山藩支藩の岡山新田藩(鴨方藩)藩士(後に脱藩)。作品に『東雲篩雪図』(国宝:川端康成記念会所蔵)(浦上玉堂 - Wikipedia参照)

*5:1753~1834年。津山藩藩士

*6:1777~1835年。岡藩(竹田藩)藩士として『豊後国志』の編纂に従事(田能村竹田 - Wikipedia参照)

*7:1793~1841年。三河国田原藩家老(渡辺崋山 - Wikipedia参照)

*8:杉本『渡辺崋山の肖像画と作画精神』・古文化研究 (2)(2003å¹´3月)、『田能村竹田の山水画と作画精神』・古文化研究 (3)(2004å¹´3月)、『浦上玉堂の山水画と作画精神』・古文化研究 (4) (2005å¹´3月)、『忘れられた墨竹画の名手・関口雪翁』・新潟県文人研究 (8)(2005å¹´11月)、『忘れられた墨竹画の名手・関口雪翁Ⅱ:美作津山藩への出仕と江戸における足跡』・新潟県文人研究 (16)(2013å¹´11月)(杉本 欣久 (SUGIMOTO YOSHIHISA) - マイポータル - researchmap参照)

*9:蘭、竹、菊、梅の4種を、草木の中の君子として称えた言葉。また、それらを使った文人画のこと(四君子 - Wikipedia参照)

*10:中国において職業画家の画(院体画)に対し、文人が余技として描いた絵画のことをいう(文人画 - Wikipedia参照)

*11:東京芸術大学教授

新刊紹介:「経済」2025年3月号

特集「産業政策の歪みを正す」
◆空前の大企業優遇政治を問う(薄木正治)
◆原発・石炭火力温存のエネルギー政策を問う(伊藤宏)


◆電気産業:黒字リストラとたたかい(米田徳治*1)
参考

ルネサスに団交申し入れ 電機・情報ユニオン(共同通信) - Yahoo!ニュース2025.1.6
 産業別労働組合「電機・情報ユニオン」は6日、半導体大手ルネサスエレクトロニクス(東京)が人員削減や「定期昇給の見送り」方針を示しているとして、同社に対し、撤回を求め、1月中に団体交渉に応じるよう申し入れた。
 6日、都内で記者会見した労組の米田徳治特別執行委員は、同社は優良企業だとして「リストラする必要はない。なぜこんな扱いをするのか」と述べた。
 申し入れ書は、今回の方針が「全社員に重大で深刻な影響を強いる」と主張し、方針の撤回を求める内容だ。柴田英利社長の団交への出席も求めた。


◆自動車産業におけるDX・GX対応の行方(牧良明*2)
◆中小企業の振興をどう図るか(唐澤克樹*3)
◆軍事産業が集積する愛知県から(矢野創*4)
◆半導体企業JASMの巨大工場(友寄英隆*5)


◆大学授業料の値上げは歴史への逆行(渡部昭男*6)
◆能登半島地震・被災者の現地調査からの課題(高林秀明*7)
◆日本の低賃金構造(藤田宏*8)
◆「郵政民営化」で郵貯・簡保・郵便はどう変わったか(佐々木憲昭*9)

*1:電気情報ユニオン特別執行委員

*2:大阪公立大学准教授

*3:淑徳大学講師

*4:愛知県平和委員会事務局長

*5:著書『「新自由主義」とは何か』(2006年、新日本出版社)、『変革の時代、その経済的基礎』(2010年、光陽出版社)、『「国際競争力」とは何か』(2011年、かもがわ出版)、『大震災後の日本経済、何をなすべきか』(2011年、学習の友社)、『「アベノミクス」の陥穽』(2013年、かもがわ出版)、『アベノミクスと日本資本主義』(2014年、新日本出版社)、『アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲』(2015年、かもがわ出版)、『「一億総活躍社会」とはなにか』(2016年、かもがわ出版)、『「人口減少社会」とは何か:人口問題を考える12章』(2017年、学習の友社)、『AIと資本主義:マルクス経済学ではこう考える』(2019年、本の泉社)、『コロナ・パンデミックと日本資本主義』(2020年、学習の友社)、『「デジタル社会」とは何か』(2022年、学習の友社)、『「人新世」と唯物史観』(2022年、本の泉社)、『「人口減少」社会とマルクス経済学』(2023年、新日本出版社)

*6:鳥取大学名誉教授。大阪信愛学院大学教授。著書『特殊教育行政の実証的研究』(1996年、法政出版)、『格差問題と「教育の機会均等」』(2006年、日本標準ブックレット)、『障がい青年の自分づくり』(2009年、日本標準)、『能力・貧困から必要・幸福追求へ:若者と社会の未来をひらく教育無償化』(2019年、日本標準ブックレット)等

*7:熊本学園大学教授。著書『健康・生活問題と地域福祉』(2004年、本の泉社)、『障害者・家族の生活問題』(2008年、ミネルヴァ書房)、『制度から生まれる連帯の力』(2024年、大月書店)

*8:著書『財界戦略とアベノミクス』(2015年、本の泉社・労働総研ブックレット)

*9:元衆院議員。日本共産党名誉役員。著書『現代エネルギー危機論』(1978年、新日本出版社)、『記録米・イラン危機』(1980年、連合出版)、『暮らしのなかのエネルギー危機』(1981年、新日本新書)、『転換期の日本経済』(1983年、新日本出版社)、『どうみる世界と日本の経済』(1986年、新日本出版社)、『おしよせる大失業』(1987年、新日本出版社)、『変貌する財界:日本経団連の分析』(2007年、新日本出版社)、『財界支配:日本経団連の実相』(2016年、新日本出版社)、『日本の支配者』(2019年、新日本出版社)

反党分子『松竹伸幸』に悪口する(2025年1/18日分)

昨夜は意義のある被災30年の夜でした | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 大友さんはNHK朝ドラ「あまちゃん」の音楽を手がけたことで有名です。福島出身で、3.11のあともずっと音楽で福島と関わり続けています。私も3.11のあと「生業訴訟」と関わり続け、10年間はその日は福島で迎えるくらしをしてきました。
 「生業訴訟」が裁判の期日の日に傍聴の抽選から漏れた原告団の主催する講演会の講師の選定などをまかされ、内田樹さん*1、浜矩子さん*2、白井聡さん*3などに声をかけて実現してきました。
 そのうちのお一人が大友さんでした。こんな無茶な演題でお願いしたのです。
 「もし『あまちゃん』の舞台が福島だったら」。
 大友さん、この難しい演題に見事に応えてくれました。それはかもがわ出版の『福島が日本を超える日*4』に収録されています。

 恐らく「内田氏、浜氏、白井氏、大友氏らに松竹が支持されてる」かのような印象操作狙いの文章でしょうが、ここでの交遊はあくまでも「生業訴訟関係の付き合い」でしかないことに注意が必要です。
 松竹の『シン・日本共産党宣言』(2023年、文春新書)、『不破哲三氏への手紙』(2023年、宝島社新書)、『私は共産党員だ!:シン・日本共産党宣言II』(2024年、文春新書) の推薦帯を書いた内田を除き、ほとんどの人間は「党支持、松竹非難の立場」か「中立的立場(というか無関心?)」かはともかく、多分、松竹の党非難に同調してないでしょう。
 なお、などに当たる人間の一人が『福島が日本を超える日』の表紙に「内田氏、浜氏、白井氏、大友氏」と一緒に名前が登場する「藻谷浩介氏*5」なのでしょう。
 多分「日本総合研究所(三井住友フィナンシャルグループ系列)調査部主席研究員」「地域政党京都党*6(政治カラー的には明らかに右派)政策顧問」(藻谷浩介 - Wikipedia参照)の藻谷氏(つまり左派ではなく右派(さすがに極右ではないでしょうが))」が「内田氏、浜氏、白井氏、大友氏」といった面子と違い、「松竹にとって政治的利用価値がない」と言う判断なんでしょうが「など」扱いは失礼ではないか。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。いつもながら賛同コメント以外は掲載しない松竹には呆れます。

*1:神戸女学院大学名誉教授。著書『寝ながら学べる構造主義』(2002年、文春新書)、『ためらいの倫理学』(2003年、角川文庫)、『私家版・ユダヤ文化論』(2006年、文春新書)、『街場の現代思想』(2008年、文春文庫)、『街場の大学論』(2010年、角川文庫)、『街場のメディア論』(2010年、光文社新書)、『ハリウッド映画で学べる現代思想』、『ラカンによるレヴィナス』、『レヴィナスと愛の現象学』(以上、2011年、文春文庫)、『街場のマンガ論』(2014年、小学館文庫)、『街場の共同体論』(2016年、潮新書)、『街場の文体論』(2016年、文春文庫)、『街場の読書論』(2018年、潮新書)、『武道的思考』(2019年、ちくま文庫)、『街場の天皇論』(2020年、文春文庫)、『生きづらさについて考える』(2023年、毎日文庫)等

*2:同志社大学名誉教授。全国革新懇代表世話人。著書『経済は地球をまわる』(2001年、ちくまプリマーブックス)、『ユーロランドの経済学』(2001年、PHP新書)、『グローバル恐慌』(2009年、岩波新書)、『スラム化する日本経済』(2009年、講談社+α新書)、『死に至る地球経済』(2010年、岩波ブックレット)、『ユニクロ型デフレと国家破産』(2010年、文春新書)、『恐慌の歴史』(2011年、宝島社新書)、『「通貨」を知れば世界が読める』(2011年、PHPビジネス新書)、『中国経済あやうい本質』(2012年、集英社新書)、『「通貨」はこれからどうなるのか』(2012年、PHPビジネス新書)、『新・国富論』(2012年、文春新書)、『新・通貨戦争』(2013年、朝日新書)、『超入門・グローバル経済』(2013年、NHK出版新書)、『円安幻想』(2013年、PHPビジネス新書)、『地球経済のまわり方』(2014年、ちくまプリマー新書)、『国民なき経済成長:脱・アホノミクスのすすめ』(2015年、角川新書)、『アホノミクス完全崩壊に備えよ』(2016年、角川新書)、『浜矩子の歴史に学ぶ経済集中講義』(2016年、集英社)、『どアホノミクスの断末魔』(2017年、角川新書)、『これでも「アベ」と心中しますか?:国民の9割を不幸にする安倍政治の落第通信簿』(2017年、廣済堂新書)、 『窒息死に向かう日本経済』(2018年、角川新書)、『「通貨」の正体』(2019年、集英社新書)、『小さき者の幸せが守られる経済へ』(2019年、新日本出版社)、『強欲「奴隷国家」からの脱却』(2020年、講談社+α新書)、『人はなぜ税を払うのか』(2020年、東洋経済新報社)、『「共に生きる」ための経済学』(2020年、平凡社新書)、『愛の讃歌としての経済』(2022年、かもがわ出版)、『人が働くのはお金のためか』(2023年、青春新書インテリジェンス)等

*3:京都精華大学准教授。著書『未完のレーニン』(2007年、講談社選書メチエ→2021年、講談社学術文庫)、『戦後政治を終わらせる:永続敗戦の、その先へ』(2016年、NHK出版新書)、『永続敗戦論』(2016年、講談社+α文庫)、『増補・「戦後」の墓碑銘』(2018年、角川ソフィア文庫)、『国体論』(2018年、集英社新書)、『長期腐敗体制』(2022年、角川新書)、『今を生きる思想:マルクス・生を呑み込む資本主義』(2023年、講談社現代新書)等

*4:2016年刊行

*5:著書『デフレの正体』(2010年、角川新書)、『里山資本主義』(共著、2013年、角川新書)、『金融緩和の罠』(共著、2013年、集英社新書)、『観光立国の正体』(共著、2016年、新潮新書)、『しなやかな日本列島のつくりかた:藻谷浩介対話集』(2018年、新潮文庫) 等

*6:2023å¹´4月の京都市議選で5名が当選(京都党 - Wikipedia参照)。話が脱線しますが松竹や紙屋には「京都党みたいな地域政党でもいいから新党作ればいいのに、何で作らないの?。やっぱ新党を作れるほど支持者がいないからですか?(嫌みのつもり)」と改めて言いたいですね。

今週の週刊漫画ゴラク(2025年1/18記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明への感想の形で書きます。

 スマイリー@服部未定

 オウム真理教辺りをモデルにしてると思われる「殺人も辞さない凶暴なカルト宗教団体」が主人公達の苦心惨憺の結果、ついにその実態を世間に暴露され、崩壊していく展開がスタートしましたが、果たしてどう落ちが付くのか。

 マダイの白醤油*1ヅケ。>江戸前の旬@九十九森×さとう輝

 醤油等*2のうま味をつけるためにヅケにするが、マグロの赤身等と違い、タイは白身*3なので、比較的色の薄い白醤油で綺麗に仕上げるという話です。

 絹いなり寿司弁×ビール。>するりのベント酒@久住昌之×こしのりょう。

 今回登場の「絹いなり寿司」については以下を紹介しておきます。

【するりベント酒】馬鹿にシュッとしたおいなりさん、東京駅構内で発見! 軽い、うまい!「絹いなり寿司 こづつみ」(1/3ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト(久住昌之)2023.3.11
 海苔巻き型の、細巻き円柱形のおいなりさん。絹いなり、と名乗るだけあって、油揚げの表面の凹凸が極めて細かい。なめらかと言ってもいい。基本両サイドは切り落とし(包まれているのもある)。
 6つ(6本?)が長細い箱に隙間なく並んでいて、端に青菜*4が置かれている。青菜は小松菜の漬物?だった。
 油揚げは極めて薄く、その下に海苔が巻いてある。酢飯だが、何かプチプチ入っているぞ。こんにゃく、それにゴマ、山椒。唐辛子も入っている*5。
 コンパクトにまとまっている。おいなりさんの、小さくてもズングリムックリしたデブい印象がない。シュッとしている。洒落てやがる。小学校の運動会の時、お弁当でもって行ったな。母の作っためっちゃ野暮ったいやつ。これはその対極にあるなぁ。いや、あの野暮ったいのもまた、おいなりさんの醍醐味ではあるのだが。

やってはいけない@湖西晶

 今回は「洗剤を金属容器に移し替えての保管」です。何故ダメかというと「金属(アルミやスチール)と洗剤が反応して、ガスが発生し爆発事故が起こる、金属が洗剤で腐食し中身が漏れ出す等のリスクがあるから」です。ネット上の記事を紹介しておきます。

業務用洗剤の移し替え注意を NITEが呼び掛け - 日本経済新聞2012.11.3
 東京メトロ丸ノ内線の電車内で10月、業務用洗剤が入ったコーヒー缶が破裂した事故を受け、独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)は3日までに、業務用洗剤を指定の容器から移し替えないよう注意を呼び掛けた。
 NITEによると、業務用洗剤は強い酸性やアルカリ性であることが多く、メーカー指定以外の容器に移すと金属やプラスチックと反応し、事故につながる可能性がある。

アルミ缶に洗剤、化学反応で破裂 容器移し替えに注意 - 日本経済新聞2018.10.21
 新宿署は10月、30代の飲食店従業員の男を過失傷害容疑で書類送検。男は自宅で自転車のチェーンを掃除するため、勤務先にあった洗浄力の強いアルカリ性の業務用洗剤をアルミ缶に移し替え、リュックサックに入れて持ち出した。不審な音がしたのでリュックを開けて缶を見たところ、いきなり破裂したという。
 アルミ缶やスチール缶に酸性の洗剤を入れた場合も同じような反応が起きるため、洗剤は通常ポリエチレンの容器に入れて販売されている。
 消費生活アドバイザーの阿部絢子さん*6は「業務用洗剤だけでなく、トイレ掃除向けなどの家庭用洗剤でも同様の事故は起こりえる。容器の移し替えはしないでほしい」と注意を呼びかける。

アルミと強アルカリ性洗剤で水素ガス 容器移し替えには要注意 西新井駅缶破裂 - 産経ニュース2023.5.11
 東京都足立区の東武鉄道西新井駅の駅構内でコーヒー缶が破裂して液体が飛び散り、女性2人が負傷した事件。破裂した缶の中の液体は強アルカリ性洗剤の可能性が高いとみられ、警視庁は缶のアルミニウムとの化学反応で気体が発生し、破裂した可能性があるとみて詳しく調べている。
 過去にも同様の事故が発生しており、東京消防庁は洗剤の移し替えに注意を呼びかけている。
 東京消防庁によると、アルミ缶などの金属製容器に洗剤を入れると化学反応により水素ガスが発生。ふたなどで密封された場合は内圧が高まり、破裂する恐れがある。密封されていなくても容器が溶けることがあり、漏れ出た洗剤でやけどする危険性もあるという。
 平成24年には、東京メトロ丸ノ内線の車内で、乗客が持っていた強アルカリ性の業務用洗剤が入ったアルミ缶が破裂し、10人以上の乗客が負傷。30年にもJR新宿駅のホームで、強アルカリ性の業務用洗剤を移し替えたアルミ缶が破裂。駅利用客2人が負傷した。
 東京消防庁は、種類の違う洗剤を一緒に使ったり、洗剤を販売時から別の容器に移し替えたりしないように呼びかけている。

「アルカリ性洗剤」×「アルミ缶」で破裂事故…年末の大掃除シーズン前に注意呼びかけ 東京消防庁 | TBS NEWS DIG (1ページ)2023.12.13
 年末の大掃除シーズンを前に東京消防庁は、洗剤を専用の容器以外に移し替えると破裂する可能性があるとして注意を呼びかけています。
 これは東京消防庁の実験映像です。アルカリ性の洗剤を入れたアルミ缶にふたをしておよそ2時間後、缶がひとりでに跳ね上がります。さらに10分後、破裂してしまいました。アルカリ性の洗剤と缶のアルミニウムが化学反応を起こして気体が発生し、缶内部の圧力が高まったためです。
 今年5月には、都内の駅で男性(当時40代)が勤務先から持ち帰るために洗剤を入れていたコーヒー缶が破裂し、飛び散った液体で女性(20代)が額などにやけどを負う事故も起きています。
 東京消防庁は「洗剤の専用容器以外への移し替えは絶対に控えてください」と呼びかけています。

「金属容器」「密閉容器」で破裂事故も!洗剤の詰替え時の注意点(平島利恵) - エキスパート - Yahoo!ニュース
 SNSなどで、洗剤をおしゃれな容器に入れ替えている方を見ると、真似したくなりますよね!でもその容器、本当に洗剤・漂白剤の保管に適している容器でしょうか?
 洗剤や柔軟剤のパッケージに「本体容器に詰替えください」と書かれているのにはちゃんと理由があるんです。
 洗剤は、変質・劣化や容器の破損がないよう、安全にも配慮された専用容器に入れて販売されています。小分けや保管のために専用容器以外に詰替えると、素材によっては洗剤の劣化だけでなく、破裂などの事故を引き起こすリスクもあります。
 洗剤・漂白剤を金属容器に入れると、化学反応により腐食して漏れたり、破裂する恐れがあります。
 特に酸素系漂白剤は、ステンレス以外の金属と化学反応します。また、強アルカリ洗剤を缶の中に密閉して保管すると、破裂のリスクが高まります。
 酸素系漂白剤は、粉の状態でも少量の酸素が発生しています。そのため、市販の袋にはエアー抜きの穴が開いています。
 密閉容器に詰替えすると、時間の経過とともに酸素が発生し、蓋を開けた際に中身が飛び散ったり、容器が破裂したりする恐れがあります。
【事故を防ぐ!洗剤を詰替える際の注意点】
◆違う液性の洗剤を入れない

 塩素系の漂白剤が入っていた容器に、酸性の洗剤を詰め替えてしまうと、有毒ガスが発生します。異なる液性のものを同じ容器に詰め替えるのはやめましょう。
◆飲料・食品の容器は代用しない
 飲料・食品の容器を代用すると、ご家族が誤って食べたり飲んだりしてしまう恐れがあります。洗剤は洗剤と分かる容器に入れ、お子様や認知症の方の手の届かないところに保管しましょう。 洗剤容器は消費者に不便がないよう、メーカーが洗剤に合わせて開発しているケースがほとんどです。
◆市販容器への詰替えには注意が必要
 洗剤の粘度・成分を考慮したり、(ボーガス注:紫外線による)劣化を防ぐ遮光性の素材を選んだり、使用量の適量が出るよう配慮されています。
 洗剤の容器はただの容器ではなく、使用上の注意事項や目に入った等のトラブルの対処法も記載されています。
 おしゃれな市販容器は魅力的ですが、洗剤の品質を保ち、安全に正しく使うという点では、本体容器を使用するのがおすすめです。
 詰替えをする際は特に、「金属製」「密閉容器」を使用しないよう、注意しましょう。

身近にある洗剤の事故に注意! | 東京消防庁
1. 洗剤を別の容器に移し替えない
 アルミニウム製の飲料用容器にアルカリ性洗剤を入れたことにより、アルミ缶が破裂し、複数のけが人が出る事故が発生しました。
 この事故は、アルカリ性洗剤をコーヒー缶(アルミニウム製)に移し、蓋をしたことにより洗剤の成分とアルミニウムが化学反応を起こし、発生した水素ガスが密封された缶の中に溜まり、缶の内圧が高まり破裂したものです。
2. 種類の違う洗剤を一緒に使わない
 複数の洗剤を(ボーガス注:一緒に)使用することは事故の危険があります。
 塩素系洗剤は次亜塩素酸ナトリウムを含んでいるため混ぜたものによっては有毒な塩素ガスが発生する恐れがあります。

日本石鹸洗剤工業会 JSDAの活動 石けん・洗剤と社会
 洗剤や洗浄剤、漂白剤、柔軟剤などの“詰め替え用製品”は、本体容器の再利用(リユース)を促し、容器包装プラスチック量を削減(リデュース)してゴミを少なくできます。“詰め替え”の際は、必ず“その製品の本体容器”に詰め替えてください。ほかの容器に詰め替えると、中身や容器の劣化を招いたり、誤使用や誤飲といった思わぬ事故の原因となることがあります。
◆品質を保つ材質選び
 製品の容器には、中身と相性のよい構造や最適な材質を選び、品質劣化を防いでいます。
 たとえば、光で劣化しやすい製品の容器は不透明にしたり、遮光性のある素材を組み合わせたりしています。また、塩素系漂白剤のように、酸化力が強い製品の容器には腐食しにくい材質が使われています。
 そのため、製品を異なる容器に入れると、中身が劣化したり、容器を腐食してしまうこともあるのです。
◆安全に使うために
 製品の容器やラベルには、使用量の目安や使用方法、使用上の注意などの大切な情報を記載しています。
 そのため、製品を異なる容器に入れると、安全に使うことができなくなります。お洗濯や掃除のトラブルの原因になるだけでなく、誤って飲んだり、目に入った場合の応急処置の方法を誤るなどの危険があります。
◆使いやすさのために
 1回で適量が出る容器や、泡、霧状で出てくる容器など、用途に応じて容器は使いやすいように工夫されています。こうした機能を活かせるように、中身の成分や粘度なども細かく配慮して設計されています。
 そのため、製品を異なる容器に入れると、詰まって泡にならなくなったり、スプレー部分などが壊れてしまうこともあります。
◆ほかの製品の容器に移し替えないでください
 洗剤や洗浄剤、漂白剤などを、その製品以外の容器に入れると、中身の品質劣化や、容器の破損、製品の誤使用につながる恐れがあります。
◆飲料や食品の容器に移し替えないでください
 洗剤や洗浄剤、漂白剤などを、飲料や食品の容器に入れると、他の人が知らずに飲んだり、食べたりしてしまうおそれがあり、製品の種類や飲んだ量によっては、大変危険です。
◆金属容器や空き缶に移し替えないでください
 洗剤や洗浄剤、漂白剤などを、空き缶などの金属容器に入れると、腐食して漏れたり、ガスが発生したりすることがあります。密閉すると(ボーガス注:発生したガスによって)破裂する危険もあります。

*1:小麦と大豆の比率を 9:1ã‚„8:2 のように、小麦を多く使って作られる醤油。主に愛知県の西三河地域で作られている。一般の醤油に比べ糖分が多く、色が薄い調味料である。金山寺味噌を作る際に出る汁を調味料として使ったのが始まりとされる。なお、日本農林規格(JAS)で「醤油」は「大豆及び米、小麦等の穀類」から作ることとされており、大豆を一切使わずに作った調味料は醤油と名乗ることはできない(白醤油 - Wikipedia参照)

*2:勿論醤油だけでなく、みりんや砂糖、だし等も加えますが

*3:勿論、タイ以外の白身魚も同じ話です(マンガではタイ以外にヅケにすると美味しい白身魚の例としてキンメダイやクロムツがあげられている)

*4:但し、マンガでは甘酢生姜の設定

*5:マンガやこの記事を読んでも味の想像が付きませんが、ご飯に山椒と唐辛子が入ってると言うことは、一般的な甘辛い稲荷の味付けでないこと(それだと山椒や唐辛子と合わない)だけは確かでしょう。

*6:著書『キッチンに一冊・食べものくすり箱』(2003年、講談社+α文庫)、『手抜き家事のコツ』(2004年、岩波アクティブ新書)、『これで安心!食べ方事典:保存法から添加物対策まで』(2004年、ちくま文庫)、『家事名人の生活整理術』(2006年、講談社+α文庫)、『アイディアいっぱい!整理・整頓術』(2006年、ちくま文庫)、『老いのシンプル節約生活』(2018年、だいわ文庫)、『ぶらり、世界の家事探訪<ヨーロッパ編>』(2021年、だいわ文庫)、『ひとりサイズで、きままに暮らす』(2022年、だいわ文庫)等

kojitakenに悪口する(2025年1/17日分)

石丸伸二と小池百合子はともに極悪な大衆煽動者。誰だ、小池を「議会を守る守護神」だなどと抜かした奴は!(怒) - kojitakenの日記
 とはいえ小池*1は都知事に再選されていますからね。
 市長が1期しか務まらなかった石丸(どう言い訳しようが、市民の支持を石丸が得られなかったのでしょう)は「小池以上に無能で無責任」であり、「小池と比べる」のはある意味「小池に失礼」ではないか。
 その政策をどう評価するにせよ、さすがに「希望の党」「都民ファ」結党において、小池も政策を発表しており、「政策をまともに発表できなかった先日の石丸新党の記者会見」ほどお粗末ではなかった。勿論、小池が立派と言うより、石丸が度外れて酷いのですが。

*1:小泉内閣環境相、第一次阿部内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)等を経て都知事