スティーブ・ジョブズ・ライト

　忘れないうちに、先月アップルストア銀座で開催されたイベントに参加したときの話。
　イベント終了後に公演者と雑談していたといころ、公演者が気分が乗って右に左に歩いてスピーチするのでスティーブ・ジョブズのようだったと話すと、近くにいたアップルストアの方もいっしょにアップルコンピュータ社設立者の１人、スティーブ・ジョブズ氏の話で盛り上がりました。

　アップルストア銀座がオープンした2003年11月、スティーブ・ジョブズ氏も来日した様子です。そのとき 3階シアタールーム内で注文をつけたのが、天井の照明（ライト）の角度だったそうです。ステージに立つスティーブ・ジョブズ１点へ集中させるようライトの向きを全て調整させた様子。今でもライトの向きはそのときに固定されたままで、一部関係者の間では「スティーブ・ジョブズ・ライト」と呼ばれているとか。

　高い天井に数多く設置されていて、ライトの角度調整にあたった人はさぞ大変だったと思います。偉業を成し遂げる人には、細かいことまでこだわる人もあれば、細かいことはこだわらない人もあると聞きますが、スティーブ・ジョブズ氏については前者のようですね。これからアップルストア銀座のシアタールームに行く機会がありましたら、天井のライトを眺めて細かいこだわりを肌で感じていただけましたらと思います。

参考） アップルストア銀座が報道関係者向け内覧会を実施 （2003年11月）