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私が「メチャクチャにヤバイ就活生」になったこと[1](就活〜サイトのコンセプトまで)

私の26歳の誕生日である、5月16日にリリースした「メチャクチャにヤバイ就活生・近藤佑子を採用しませんか?」というWebサイトが、とんでもないアクセスを記録しました。予想を上回る、くらいじゃとても言い表せないくらいすんごい反響にびっくりしているとともに、あのサイトをつくった経緯を自分自身で説明することが必要だと思い、こうしてブログを書いています。

 

あのサイトは「自分の誕生日にちょっとおもしろいことがしたい」という自分の思いと、元ネタとなる「イケてるしヤバい男 長島からのお知らせ」という婚活アピールサイト、および多くの影響をうけたものたち、そして支えてくれるまわりの人達によって初めて出来上がりました。そういった経緯を知ってくださる人が増えたらなあと思っています。

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1.近藤佑子の就活

背景として、私が就職活動をどうやってきたかについて説明する。このブログの4月28日のエントリにだいたいどんな感じでやってきたかを書いているが、一般的な就活生と比べて、そんなにがんばっていない方だとは思う。

私は、効率よく、そして楽しく就活をしたいという思いがあって、知り合いがいて面白そうな企業や、面白い採用イベント、プレゼンテーションがうまい説明会を行っている企業を優先的にエントリーした。採用イベントでは、NTTコミュニケーションズのイベント(例えば、僕秩ヨシナガ×NTTコミュニケーションズ新卒採用Facebookページ中の人たちトークイベント)に参加し、会場がシェアハウスだったため、住民の関係者である他社の人事の方もいらっしゃり、それがご縁で応募した企業もあった。また、ドリコムの「夜の博物館からの脱出」というリアル脱出ゲームにも参加した。プレゼンテーションがうまい説明会だと、リクルートはやはりやり方がうまいと感じたし、サイボウズは知的さとユーモアを感じた。

また、自分自身の小さな取り組みとして、Togetterでの説明会実況(例えば、【120217】カヤック技術部説明会【就活】)があげられる。これは、Web系企業の説明会に行ってもリクルートスーツで手帳にメモで・・・というのが堅苦しく、ここやったら大丈夫そうかな〜という企業にはPC取り出してメモをしていた。上記のカヤックの場合、許可を取らず勝手にやってしまったのは問題があると思っているが、この説明会は参加倍率が20%のところ運良く当選してしまい、ガチでエンジニア志望でもないのに恐縮だ・・・と思いながら参加した経緯がある。少しでも参加できなかった人に届けばなあという思いと、Twitter実況は何度か経験があるので、人が話をしているのを見たらそわそわしてやりたくなっちゃう、という癖が行動に移させたのだ。あと、就活関係ないIT関係のイベントだと、ハッシュタグと共にいろんな人が実況していて風通しのよい感じなのに、就活だけなんで別やねん。。という疑問のようなものを持っていた。「就活をイベント化し面白くしたい」という思いは、あのサイト制作にも込められてていると思う。

こんな感じで就活をしてきたが、10社ほどエントリーして9社落ちた(1社はまだ選考中)。10社のうち7社は誰かしら知り合いのいる企業で、ソー活というか、むしろコネ活の勢いで受けていた(知り合いの居なかった企業3社は書類やGDなどで落とされ、面接に進めなかった)。こんなに知り合いのいる企業を受け、そしてほとんど落ちた4月中旬「この先どうしたらいいんだろう・・・」と絶望的な気持ちになっていた。

 

2.メチャクチャにヤバイ近藤佑子のコンセプト

サイト制作の経緯は、id:tomo31415926563氏のブログに簡潔にまとまっている。(「近藤佑子がむちゃくちゃくにやばくなったこと。」)最初、知人のSさんの婚活のためにGoogle Adwordsをつかおうという話になって、同席していた私は「私も就活でやりたい!」と言った。全てはそこから始まったのだ。「Google Adwords 就活」というキーワードでググッてみたところ、日本の事例は見当たらなかった(アメリカの事例:「Google Adwordsを使った就職活動 コピーライターのAlec Brownstein」)。

その後、私がよく遊びに行っているギークハウス水道橋の面々と話し、「イケてるしヤバい男 長島からのお知らせ」(以下、イケヤバ長島)というサイトをパロディ化した、「メチャクチャにヤバイ近藤佑子」というサイトをつくろうということになった。そしてそれを5月の誕生日に間に合わせるということも。「メチャクチャにヤバイ」という枕詞は、id:hnnhnの「メチャクチャにヤバイ」というアプリが元ネタである。

その後、しばらく私は研究室が忙しく、「あれどうなるのかな〜まあいっか」 という思いで過ごしていたが、4月下旬に、hnnhnから「メチャクチャにヤバイ近藤佑子テンプレート」というものが送られてきた。内容は、イケヤバ長島の項目を踏襲したものだった。「あの企画生きてたんだ!」と思い、嬉しくなった一方、イケヤバ長島の内容をそのまま就活に適用するのはどうなんだろう・・・と思い始めていた。

 

並行して、誕生日企画のことを考えていた。昨年の誕生日には、yuisekiさんのkure.yuiseki.net(現在はリンク切れ。キャプチャはこれ)や、平田氏の誕生日サイトhttps://sites.google.com/site/hiratatomogi/Home/announce/2011を踏襲した誕生日アピールサイトを制作した。また、誕生日カウントダウンbotをRubyで作り、設置した。

今年はもっと面白いことが出来ないかと思い、「みんなが誕生日のお祝いとして近藤佑子の就活を応援してくれる」ような企画として、誕生日メッセージの代わりに近藤佑子の他己分析を支援するアンケート企画(「100人の他己分析」)と、今回話題になった「メチャクチャにヤバイ近藤佑子」などを考えていた。

 

サイトのコンテンツに関しては、友人のAちゃんに相談したところ、私の良さが出てくるようなものを企画したほうがいいと言われた。なので、エントリーシート風の構成で、そこにちょっとネタを挿入する、そのようなサイトコンセプトが固まってきた。

5月の連休は、サイトのコンセプトについてパワポベースで考えた。これは、いま先輩から受けている修論指導のスタイルがパワポベースで、パワポで考えるのが考えやすかったのと、あとあわよくばどこかでLTしたいな・・・と思ったのがある。イケヤバ長島だけでなく、バーグハンバーグバーグの他の作品も参照する必要があると思い、色々と見た。また、社長のインタビュー記事や、この会社が製作するWebサイトへの評価などを探し、読んだ。社長のシモダ氏は、自身の就職活動観が独特であり、就活アピールサイトこそつくっていないが、企業の採用ページを手がけている。シモダ氏はインタビューで「うちの会社でも、採用・就職活動の硬いイメージを壊すような、ふざけた演出をする採用仕事をやりたいと思っています。」(平日開店ミシマガジン「第21回 株式会社バーグハンバーグバーグ(後編)―怒られるのを怖がらなければいいんです―」)と語る。

当時の企画パワポをslideshareに上げたので、以下に掲載します。

 ã“れを見ると、例えば目標はバズることとあるが、それでも目標値ははてなブックマーク50だったり(2012å¹´5月21日現在、919users。。ヒィ。。)、本サイトで入れていないコンテンツがあったりと(画像作ったり、履歴書アップロードしたかった。。。)、結果とちょっと異なる部分がある。

 

大事なことを書き忘れていたが、当ブログでも感想記事を書いた「糸井さん、僕を『面接』してください」 ã¨ã„うシリーズ記事にとても影響を受けた。記事の主人公のSくんの「物語」が素敵だなあと思ったのと、Kさんの「推薦文」が良かった。あわよくば私もあんな推薦文を書いてもらいたい、とそんなイメージで「100人の他己分析」という企画は出来上がった。

 

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サイト制作のコンセプトまで書いて、結構な分量になってしまったので、一旦締めます。実際にサイトをつくる過程や、色々な元ネタに関しては、別に記事にしようと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました(ぺこり)