「ねりま猫」最後の1にゃん。永遠(とわ)ちゃん。
幸せにしてくれる家族を待っています。
どうか、どうか、よろしくお願いいたします!
↓家族募集要項はこちらからどうぞ!
http://sygg.web.infoseek.co.jp/nerimaneko/nerima-satooya.html
「ねりま猫」
昨年7月、猫多頭飼育崩壊の知らせを受け、レスキューを開始しました。
うちのどすこいねこことなでしこも、ここ出身です。
一年前は、それはそれは悲惨な状況におかれていました。
俺ことしぐは、8月中旬に行われた、多頭飼育崩壊現場の環境改善大掃除(猫たちの為の)に参加しました。
力仕事が予想され、男手が必要であろうと思い、名乗り出ました。
当初自分としては、この大掃除のみでもってご協力申し上げよう、後は影ながら応援しようと思っておりました。
しかし、この大掃除の最中、現場のねこがひとり、亡くなりました。
後に名付けられた「安(あん)」ちゃんという名前のこのねこ。
せめて天国では安らかに、という願いが込められたサビねこ安ちゃんは、捕獲時のショックで亡くなりました。
ねこ達を救う為にここに居るのに、一体何をやっているんだ、これでは逆に、虐待ではないか。
その場に居た全員が、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。
勿論俺も例外ではなく、せめて後に残った全てのねこたちを幸せにしなくては、と強く思いました。
全員が幸せにならないとダメだ。なんとか最後まで見届けなくては。
このことがあって逆に、俺は奮起する事ができたのだと思います。
大掃除終了後、約2ヶ月強の間、50~70%くらいの日数、仕事から帰宅後にねこ達の世話と状況確認の為、現場へ通い続けました。
また、ねりま猫公式サイトの構築・作成・更新なども担い、これは今も尚続けております。
一日でも早く、全てのねこ達が幸せになって欲しい一心で。
活動に賛同して頂き、多大なる援助をもって助けて下さった方々。
ねりま猫スタッフ様方々。
その他色んな方々のご協力により、今日、29にゃんのねこ達を、幸せのもとへ送り出す事ができました。
全部で41にゃん居たねりま猫。
8にゃんは、レスキュー訪問後に殺されてしまった生後間もない乳飲み子たち。
1にゃんは安ちゃん。
1にゃんは腎不全で亡くなったちゃーちゃん。
1にゃんは、協力病院関連のボランティアに委譲委託した子。
29にゃんは、ねりま猫ボランティアの手によって幸せになった子たち。
10にゃんものねこ達の命が続かなかった事は、大変残念でありますが、30にゃんにつきましては無事、幸せにたどり着かせる事ができました。
しかし・・・
そう、あと1にゃん残ってしまっているのです。
今は一時預かり様宅で元気に過ごしている「永遠(とわ)」ちゃん。
サビねこのメスで、現在推定一歳半。
保護当時、「尿膜管遺残」という先天的奇形を抱えておりましたが、それも手術で無事完治。
今はもう、本当に元気に飛び回っているとのことです。
現場にいた頃。まだ尿膜管遺残の傷が確認できます(右が永遠です)
ねりまの子たちはほとんどみんな、人間に対して警戒心が(比較的)強く、同居を初めてすぐには、すりすりごろごろは期待できません。
永遠も例外ではなく、すぐに「過度な物理的な触れ合い」は期待できないかもしれません。
うちのなでも、ねりまの子の中では飛び抜けて媚びたねこ(笑)ではありますが、いまだに抱っこは嫌いです。布団の中に引きずり込まれるのもイヤみたいです。
でも最近、俺の膝の上に乗る時間が少しずつ長くなってきました。
時間をかけてゆけば、必ずねこの性格も変わってきます。と信じています。
一時預かり様宅でも、いよいよすりすりしてくるようになり、撫でさせてくれるようにもなったとのこと。
まだまだこれから、どうにでも転がるんじゃないかと思います。
今現在、預かり様宅で幸せに過ごしている永遠ですが、本当のお家ではありません。あくまで仮宿。
本当の安住の地を、赤い糸を今もまだ探し求めている存在です。
避妊済みであり、各検査も陰性でパス。ワクチン接種もしております。
大人となり、一層磨きのかかった「べっこう」。
なでしことは違う、スラッとしたスマートな顔と体。
魅力的な永遠が、安心できる地を、ご縁を探しております。
どなたか、ご理解ある方のもとで、幸せにしてはいただけませんでしょうか?
みんなが幸せになった暁には、安ちゃんの墓前でこの事を報告したい。
もう一息。なんです。
皆様どうぞ、よろしくお願いいたします。
↓家族募集要項はこちらからどうぞ!
>http://sygg.web.infoseek.co.jp/nerimaneko/nerima-satooya.html
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