
2023年7月放映の『NewsBAR橋下』に出演し、維新創設者の橋下徹氏のことを「橋下先生」と連呼した小沢一郎氏(-_-;)。
②自民党に勝つためには、橋下先生が主張されているように、野党候補を一本化しなければなりません。重要なことは、野党の候補者選びを公明正大に行うことです。それには、本選挙前の予備選を実施することが最良の方法です。わが党もこの考えで、維新と候補者の調整をする決意をしなければなりません。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) May 30, 2023
維新創設者の橋下徹氏が提唱し、立民の小沢一郎氏や泉健太代表らが賛同している野党予備選は機能しないことが確実だし、総務省に公職選挙法違反の「事前運動」にあたるとされて維新が大阪市長選挙で諦めた代物。
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この件はkojitakenの日記さんが必ず書いてくださると思っていたので後回しになったのですが、期待通り、
何が起こったかといいますと、立憲民主党の小沢一郎衆議院議員は2024年の元旦の自宅での新年会で、自民党が派閥の政治資金パーティーを利用して裏金作りをしていた問題について
「自民党政権でかつては考えられないような非常に幼稚でありえないような行為が、公然と当たり前のように続けられてきた。まさに権力の思い上がりだ」
と批判したのはいいのですが、続けて
「本来なら岸田内閣を倒して自民党に下野を迫るような勢いを持たなければならないにも関わらず、立憲民主党からほとんど大きな声は上がらない。
『日本維新の会は嫌いだ』などと言っていたのでは、いつまでも自民党の腐敗政治を許すことになり、立憲民主党が大きな心と目的を持ちほかの野党と協力を誓い合う年にしなくてはならない」
と言って、野田佳彦元首相に続いて、立民は維新と連携して政権を目指せと改めて言ったのです。
これこそ、中身は問わず、ただ政権が取れればいいという小沢氏一流の「野合政権」構想としか言いようがありません。

それにしても野田氏と小沢氏、接点がなさそうなのにどうして異口同音のことを言うのか。裏で連携しているのか?
確かに立憲民主党が今現在、次の衆院選に用意できた立候補者は170名だそうなので、465人の衆議院で単独で過半数を取るには全く足りません。
そして維新は150人の候補者を用意しているそうなので単純に足し算すれば立民と維新で連立政権を樹立するのは可能に見えます。
しかし、2022年秋の臨時国会、2023年の通常国会で立民と維新が連携した結果起こった現実は、立民が支持率を下げ、維新は上げて、維新が野党第一党を狙えそうだという話になって、維新が立民に三下り半を突き付けたという事態です。
つまり、立民支持者や無党派で立民に投票するような人は穏健・リベラル・左派・穏健保守派なのであって、日本一の悪党で右翼の維新と組むようなら立民を見放す気満々なわけです。
だから、立民が維新と組むなんて話になったら立民支持者の気持ちはますます離れて立民の候補者が落選しまくり、結局連立政権なんて作れないのは目に見えています。
これが立民が維新と組むべきではない第一の理由です。
小沢一郎氏が立憲民主党と「維新と、玉木君の国民民主とかね。ドイツほどの違いはないよ。考えてみてよ、一緒にやるのは合理的だよ。」と大暴走。そして小沢氏の野党共闘構想には「共産党」の3文字が出てこない。
第二に、野田氏も小沢氏もとにかく自公政権が腐っているから政権交代したほうがいいのだともっともらしいことをいいますが、第二自民党で政界の掃き溜めでしかない維新が加わった政権なんて、自民党政権とどっこいどっこいで政権交代をする意味なんてありません。
維新が加わっての政権交代は、良識ある市民が望んでいる政権交代とは全く違います。意味がないのです。
第三に、維新は第二自民党だと堂々と名乗っており、自民党と連立することはあっても立民との連立なんて考えていません。
立民泉健太代表がいくら秋波を送っても維新のネコ馬場代表からは「立民をぶっ潰す」などと言われて恥をかいただけ。
だからそもそも、維新が小沢氏や野田氏の連立政権構想に乗ってくる可能性がほとんどありません。
馬場代表自身、自民と公明党を減らして自分たちがいないと政権を維持できない状況に追い込むのを目標にすると明言しているのですから、立民に対してはせいぜい自公両党の議席数を減らすための道具としか考えていません。
【どっちもどっち】泉代表に反旗?立憲民主党の小沢一郎氏や小川淳也氏らが「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」設立。このメンバーだと維新との選挙協力も視野に入れている(呆)。
第四に、維新は不祥事のデパート、日本一の悪党ですよ?
万一、立民と維新の連立政権ができても、維新側から出てきた閣僚にすぐに文春砲や赤旗砲がさく裂しまくり、スキャンダルが無限に噴出して、政権は瓦解です。
そしたら旧民主党政権がいまだに「悪夢の民主党政権」というレッテルを貼られて、それが政権交代を難しくしている状況どころではなくなり、二度と野党政権なんて御免だということになりますよ。
そして、また自民党の永久政権ができて、今度こそ日本の政治がよくなる可能性はゼロになってしまいます。
かたや維新は一度でも政府に参加したことがあるという「実績」を盾に、また悪行三昧を繰り返すわけです。
こんなの、今の自公政権の政治と金の問題に絶望して政権交代を望んでいる市民の期待に応えるような政権交代ではないことは明らかでしょう。
枝野幸男前立憲民主党代表の「副大臣・政務官もやったことがない素人ばかりの第2自民党(=日本維新の会)がいきなり政権を取ったら、民主党政権どころではない。大惨事が起きる」はめっちゃ当たってる(笑)
それならば立民はどうするべきか。
小選挙区選挙では過半数の票を得なくてもその選挙区で相対的に第一位の得票を得れば議席が得られるんです。
つまり、自民党だって3割台の得票率で絶対多数の議席を得てきたんです。
だから、立民は立党の精神に立ち戻り、むしろ旧国民民主・希望の党の連中を取り込む前のリベラル・中道・左派路線にかえって、共産・れいわ・社民党などと候補者を調整して次期衆院選を戦えばいいんです。
ぶれずに、自民党とも、そして維新とも対決する姿勢を前面に出せば、候補者も増えるし、支持者も増えますよ。
その具体的な表れとして、泉健太代表を引きずり下ろし、維新と融和的な野田佳彦元首相と小沢一郎氏には党からお引き取り願ったらいいじゃないですか。
立憲民主党の泉健太代表が次の総選挙は諦め、5年後の政権交代を考えていると敗北主義宣言(呆)。立民に候補者が集まらないのも、勝てる状況にならないのも「ゆ党」路線のあなたのせいだ。即刻代表を辞任せよ。
枝野氏に西村智奈美代表代行の後見人になってもらい、西村総理、枝野官房長官再び、というのはどうだろう。
元を糺せば、枝野幸男前代表が目先の党勢拡大のために、泉健太氏らもともと希望の党に走ったような旧国民民主党の連中を受け入れたのがそもそもの間違いでした。
まさに彼らを入れることで、泉氏に代表戦で勝たれてしまって、「軒を貸して母屋を取られる」を地で行っているのが今の立民です。
それで立民の政党としての質が著しく低下したのに、さらに維新と組んだりしたら旧民主党のはるかに下を行き、自公政権とどっこいどっこい。
その中での立民の役割は今の政権のガス抜き役の公明党みたいになっちゃいます。
目先の「数」を追ったらダメなんです。
そして、ストップ維新!
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立憲民主党の小沢一郎衆議院議員は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、自民党政権による思い上がりが招いたと批判したうえで、野党間の連携を深め政権交代を目指すべきだという考えを示しました。
立憲民主党の小沢一郎衆議院議員は1日、昼すぎ東京都内の自宅で新年会を開き、党所属の国会議員や地方議員らおよそ60人を前にあいさつしました。
この中で、小沢氏は自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について「自民党政権でかつては考えられないような非常に幼稚でありえないような行為が、公然と当たり前のように続けられてきた。まさに権力の思い上がりだ」と批判しました。
そのうえで「本来なら岸田内閣を倒して自民党に下野を迫るような勢いを持たなければならないにも関わらず、立憲民主党からほとんど大きな声は上がらない。『日本維新の会は嫌いだ』などと言っていたのでは、いつまでも自民党の腐敗政治を許すことになり、立憲民主党が大きな心と目的を持ちほかの野党と協力を誓い合う年にしなくてはならない」と述べ、野党間の連携を深め、政権交代を目指すべきだという考えを示しました。
新年会であいさつする立憲民主党の小沢一郎氏(中央)=1日午後、東京都内
小選挙区で野党候補者を一本化すれば「絶対に勝つ」と指摘。政権交代実現に向け、「野党第1党の立民が大きな心で他の野党と協力を誓い合う年にしないといけない」と呼び掛けた。
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「『日本共産党は嫌いだ』などと言っていたのでは、いつまでも自民党と維新の腐敗政治を許すことになり」が正しいですね。
どうしたら泉健太と野田佳彦と小沢一郎に引導を渡せるのか...。
『日本維新の会は嫌いだ』などと言っていたのでは、いつまでも自民党の腐敗政治を許すことになり、立憲民主党が大きな心と目的を持ちほかの野党と協力を誓い合う年にしなくてはならない」>
↑の発言で『日本維新の会は嫌いだ』を『日本共産党が嫌いだ』に替えたなら、確かにその通り…となると思います。
しかし、『万博に失敗しても構わないから、何がなんでもIRカジノ推進』で“劣化版自民党”とでも言うべき維新や橋下氏と連携したのでは、どうしようもないでしょう。
『裏金&統一教会自民党』を完全に駆逐するには“主張”以上に『議員たちの真っ当さで対抗』するしかないことを忘れないでほしいですよね。
『日本維新の会は嫌いだ』じゃなくて『日本共産党が嫌いだ』
なら、確かに、いつまでも自民党と維新の腐敗政治を許すこと
という発想に至られたんです。
ちなみに私は全く思いつきませんでした(笑)。
いやあ、そのとおりです。
テレ朝主催で連合の芳野友子代表と泉健太氏と玉木雄一郎氏が対談するという噴飯物の記事の話を入れるかどうか迷ったのですが、反共の砦、芳野氏もがんの一人ですね。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000330443.html
『中抜きし放題』でどんどん『予算が激増』すれば、『復興の妨げになる』のは一目瞭然ですよね。
しかも、『海外のパビリオンがまともに建ちそうにない』のでは、『失敗して、世界中の失笑を買う』ことも簡単に想像できます。
2兆円の予備費から『たった40億円』しか能登地震対策費に計上しない『利権以外にはドケチ』な岸田政権ともども維新も吹き飛ばす必要がありますね。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-240104-202401040000465
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1/4(木) 15:26日刊スポーツ