木蓮☆つれづれなるままに

日々の出来事を私「木蓮」がこころに思うがままに自由に書き連ねます。
ま、木蓮の木蓮による誰のため??ってか?

一大事ですよ!その3

2011-01-09 08:32:38 | æ—¥è¨˜
病院に着いた。

救急車は緊急通路。

オイラは、一般客と同じだから駐車場に車を止める。

ようやく病院に入ると、あれ?どこ行っちゃったんだろう。

受付で聞くと、「では保険証の提出を」と至って冷静。

いやいや、CT室のほうに行きたいのに・・・

なぜか書類を書かされて、少々ムッとした。

保険証と書類を提出すると、ようやくCT室の場所を教えてくれた。

既に中で検査が行われている様子。
病院の待合室は「ここは野戦病院か?」というくらい人であふれていた。この病院は救急病院の指定医院になっているため、遅い時間でも診察をしてくれているという。でも、普段の時間でもかなり待たされる病院としても有名。

オイラに注がれる視線が痛い。けたたましいサイレントともに救急車が到着したし、一人どこも悪そうでない人間が検査室のほうに向かって歩いているんだから、「あ、あの人、救急車の関係者ね、きっと」と思われたに違いない。

たぶん、大丈夫なはずなんだけど。

CT室からなかなか出てこない。というより、時間がやたら長く思う。

頭を打ったらその場で救助を待つのが原則なんだけど、たんぽぽは動いたし、オイラも動かしたし。一応その先は救急隊に任せたけど、あの処理で正しかったのかどうか?

でも、あのまま、説明つかない暗い側溝のなかで、突っ伏したままのたんぽぽを発見することができたか?
ショックでおそらく電話もできなかったとしたら、絶対発見できないし、あの日はとても寒い日だったから、寒さのためにショックのために心停止ってこともありえたし。

自分をせめるしかできなかった。

出すんじゃなかった。女の子だから夜にウォーキングなんて・・・

どれくらい経っただろう。
ようやくCT室のドアが開いて、中から放射線技師と看護師がでてきた。
ゆっくりとふらふらしたたんぽぽが続いて出てきた。

第一診察室に行ってください。

たんぽぽはぐったりしてベッドに寝そべった。看護師がたんぽぽの頭部を確認すると、初めて奴の頭部の状態が見れた。

髪の毛は血でべったりとくっつき、外傷が見えない。ピンセットで髪をかき分けていくと、3cmほどのたんこぶ(血腫というらしい)と傷口があるようだ。ただ、やはり縫うほどの傷ではなかった。

CTとレントゲンの写真が飾られる。
素人が見たってわかりっこないんだけど、一応覗き込んでみる。
でも、とくに変な影などはなく、とっても綺麗な映像のように思えた。
逆に、へー、これが奴の頭の中なんだ・・・と冷静に覗き込んでいる自分がいたりしたけど。

先生がやってきて、画像を見て、たんこぶの状態を見て、異常は見当たりません。と。

ただ、頭を打っているので後から出るケースもあるので、3週間ほどは要観察ということだった。

飲み薬と塗り薬をもらって、傷の処置法を教えてもらって退室となった。