Curse priest

何か日本列島全部冷凍庫に入ってるみたいですが、皆様のお住まいはいかがでしょうか？
星野先生のインタグラムはチラチラ覗かせて頂いてますが、お元気そうで何よりです。
いつかそのうちを信じて待ちます。
ベルセルクもねー、休載期間中も過労寸前で執筆中で大変らしいので（あの絵のレベルだから）
今の連載が終わって再開をひたすら待ちます。

青の祓魔師　第６３話「さよなら」　１

下道院に止めの一撃から。
ブキイイと豚のような悲鳴を上げて燃え上がる外道院。
巨大な火柱と化す前に颯爽と降り立つミケ。

「す、すげぇ…！」

皆が茫然としてると、大きな触手がズルズルと動き始める。
何だ？と驚く間に人の大きさに戻っていく外道院。

「収縮していく…！」
「た…倒したんやろか！？」

見てないで止め刺せや(笑)

「エリクサー実験の成功者だとしたら、こんなもんじゃ死なないわ。
　―それにそいつのはまだ…話がある…」
「出雲！！」

言ってる間に立ちくらみを起こし、出雲失神。
狐たちも消えてしまう。
子猫丸が様子を診る。

「…気ぃ失っただけみたいや。
　よかった…！」

九尾にボロボロにされた上、大技使って無茶したからなー。
が、屍人はバリバリ残ってる上に死なないのでもう復活してウロウロし始めている。

（最初に倒した屍人達が…！）

キリがないので雪男は撤退を決意。

「神木さんの救出任務は完了しました。
　一旦退いて増援部隊の到着を待ってから仕切り直しましょう！」
「ま…待ってください。まだ志麻が！」
「そーだ！志摩も連れ戻す！！」
「気持ちは判りますが…」

本当の目的はこっちなので慌てる勝呂と同意する燐。
が、そんな彼らに志摩は頭上から声をかける。

「いや～みんな、さすがやなぁ」
「志摩！！」

志摩の背後にはヤマンタカ君。
ヤマンタカ君の炎で、黒焦げのタコのダルマみたくなった外道院を回収。
ヤマンタカ君を使ったのは、もし燐が突進してきた時、直接対決避ける為だな。
さすがに疲れてるのか、皆見てるだけー。
体力バカの燐も今月で出雲編が終わるので引き伸ばさんかったか(笑)

「…ってもう敵同士やし、のん気に感心もしとられへんのんか～、ははは」

そう言う合間に階上から地響きが聞こえる。
何か爆破してる音らしい。天井から破片がパラパラ落ちてくる。

「…っとぉ、こうしちゃおれへん。
　とっととズラからんと…」

いつも通りヘラヘラして逃げようとする志摩の背中に

「まてぇ」

勝呂が一喝。
ピタリと足を止める志摩。
その背を睨みつけ、一瞬激情に飲まれそうになるが、グッとこらえて一言。

「…俺の所為か…！」

その苦そうな顔に見入る子猫丸とチラと背中越しに見る志摩。
振り向き

「違います。
　これは俺の為です」

むしろ爽やかに、しかし笑いもせず真正面から言い切る志摩。

「！？」
「そんじゃ！！
　みなさん、お達者で～♬」

今度は笑って手を挙げると、志摩は姿を消す。

「…！？　え…。
　…ど、どゆこと？」

訳が判らない燐。
ただ茫然と立ち尽くす勝呂。
何かをバスンと断ち切られた。
そういう顔で。

が、状況は許してくれない。
屍人がイベント終わったー？とばかりに群がってくる。

「皆さん！！今すぐ脱出しないと…！！
　このままじゃ屍人に囲まれる！
　…僕も弾も尽きた…！」
「俺にまかせろ！」

燐はまだまだ元気なので、もう一度サタンアタック…しようとした瞬間、
飛んできた錫杖が数体の屍人を串刺しにしてぶっ飛ばしてしまう。

「坊！！　ご無事でしたか！」
「き…金造！？」
「うすっ」
「この場は俺達京都出張所坊救出部隊にお任せください、いッりゃあああ！！」

久しぶりの出番に大暴れの金造さんだが、もう出雲編は終わりなのでコマが小さいです(笑)
しかも一コマです(^_^;)
後、２時間前に到着してれば皆、大歓迎して迎えてくれたのにねぇ。
もう全部終わってしまった後だから、ありがとうもありません。
せめて玉雲さんが死ぬ前に着いていれば…。

「―ーただの増援部隊です。
　先遣隊の皆さん、お疲れさんです。
　京都・三重・松江出張所から混合部隊が編成されまして、すでに稲生周辺制圧しました」

上空はヘリ、稲生神社も部隊が観光客や関係者を確保。
人海戦術で屍人の皆さんも壁で囲い、マンションの住民も救出…したら、皆、ガツガツ食事中でふつーに幸せ生活を満喫中。
薬で洗脳だからコワイね(笑)
救出って言われてもありがた迷惑だろーなー。

しかし、今まで松江出張所は何しとったんだ(^▽^;)
雪男達も空港で電話一本でお迎えしてもらえばよかったんじゃ？？
別に隠密作戦じゃないしねぇ。顔バレバレだし。
何か今更制圧しましたとドヤ顔されても、はぁそうなんですかって感じだろーな、燐達。

まぁ、どんなマンガでも全部終わった後でパトカーやら応援部隊が到着するのはいつもの事です。気にしません。

金造さんが弟の出奔の場にいたら、しっちゃかめっちゃかになって面白かったかもな(笑)

２に続く