Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇

2013-12-15 23:12:56 | æ˜ ç”»

やっと黒子のバスケ脅迫の犯人捕まりましたね。よかった!
便乗犯もいるので、そっちも逮捕して欲しいです。
でも、これでこの事件は終わりになればいいとつくづく思います。
黒子の作者もツラいけど、ファンも一緒に苦しめるなど言語道断です。
平和な世界(コミケ)がこれで戻ってきますように。

劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇

やっと見てきました。
漸(ゼン)ノ篇を見る前に前売券買ってしまってたのでやむなく(笑)
友人と一緒に行ってきました。

いやぁ、突っ込み所満載でしたね!!
中二病なのはまぁしょーがねぇなと思ったけど、一応体裁は刑事ドラマだった筈なのに、
何故SFになってしまったのか。
ケイゾクだってSPECだって、TVの方はギリギリ逮捕とか手続き踏んでますし、
相手が不可解な能力者だろーと人間の定めた基準で対応するから、制限もあり、
ルールもあるから、それが面白かったわけです。
なのにねぇ…(^â–½^;)

( д)  ゜ ゜

(つд⊂)ã‚´ã‚·ã‚´ã‚·

(;゜д゜)

ずっと映画の間中、こうでした(笑)

「ふぁちま第三のよげん」とか持ち出し、何か「ぼくのかんがえたさいあくなじんるいめつぼー」になっちゃって、
もう完全に人類の手には負えない話になったのに、思い出したように「刑事魂(デカダマシイ)」とか言うのに、
逮捕はどっか行ってしまい「ぶっ殺す」ばっかり。

刑事として「真実に向かってひた走れ」はそういう意味じゃないと思うんですけどね。

ケイゾクの面白さは普通の事件の犯人とは別に朝倉という特殊能力を持つ男が人間を操って犯罪を犯す。
これを一介の刑事達が立ち向かう事だった。

続くSPECは特殊能力者は朝倉だけではなく、実は沢山いて、刑事の一人当麻もそうだった。
普通の人間である瀬文と組んで、SPEC犯罪に立ち向かう話。

まぁ、そこまではいいんだが、そのSPECで一気に広げた風呂敷を映画では広げ過ぎ、
地球で発生した旧人類(神様のよーなもん)VS宇宙から来た新人類(SPEC持ちと今の人類)にするという
もう刑事ドラマでも何でもない、ただのSFにしちゃった為、訳の解らん話になってしまった。

「そろもんのカギ」とか「旧人類の魂が八咫烏になって人類を攻撃すると新幹線がドカーン!」とかいうシーンを
どうせぇというんじゃ(^▽^;)

SPECは確かに神がかりな能力だけど、まだ何となく理解できる超能力だったのに、地球規模に広げられると
薄っぺらくて、凄いCGも説得力ゼロ。
大体、神様(みたいなもん)が刑事の敵って何やねん。
最初から逮捕出来ん相手と戦わせるのはおかしくね?

マンガによく「強い敵のインフレ」ってあります。
主人公がかっこよく敵を倒す為に敵がドンドン強くなっていき、
最終的に「この地球の決めたこと」とか「大宇宙の意志」とか訳解らんもんと戦う羽目になるアレ。

SPECはまさにそれで、「ガイヤ(地球)がー」ってセリフの連発。
おかげで当麻は天使みたいな力を振り回し、あおりを喰らって、ふつーの人間だった筈の瀬文は超人的な肉体を持つ男に(^▽^;)
いや、瀬文さんはエエねん、もう(笑)

やっぱ説得力って大事よね。
並行世界ネタはいいけど、全部この捻じれや歪みをしょい込まされた瀬文さんはかわいそう(´;ω;ï½€)
瀬文さん的には「これでいいんだ」って言うだろうけど、やっぱり悲しい。
瀬文さんがいた牢獄は死刑ってより、荒廃し過ぎてたから、廃人になっちゃったのかな?
だから、無間地獄にいた当麻と交感できたのか。
まぁ、このシーンだけがよかった。
後はギャグだ。見たら解る。

最後の何だかよく判んない会話のラストで「朝倉」と名前が出たのは、お遊びもあるけど、
これで「世界は振り出しに戻った」って事なのかな?
つまり、またケイゾクが始まるんですね。
何処かで真山さんは朝倉を追っかけてるんですね。
柴田は「真山さ~ん」とか言ってるんですね。

SPECは面白かったけど、映画はやめておけばよかったね。

最後まで「いただきました」が聞けなかったのが残念。
TVで見たら、マジで大笑いしながら見たと思います。

最後に、この映画に渡部さんと中谷さんが出なくてよかったと心底思いました。



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