5年と1ヶ月勤めた会社を、本日退職しました。
職場で学んだこと
なんだかんだ言って、色々試行錯誤して一つのモジュールを作り上げさせてもらえた環境に感謝しています。テストだけ…実装だけ…といったことにならず、自分が設計したものを、自分でツケを払う。チームでカバーしてもらう。カバーする。そういったことが体験できる、そんな職場だったと思っています。
コミュニティの糸
たぶん、12月に開催されるDevLOVE2012でいただいた自分の枠でお話すると思うのでw、かいつまんで説明したい。
あの時、IT勉強会に行かなかったら、きっと転職するということが頭に浮かばなかった。あの時、コミュニティ運営に携わらなかったら、きっと学び続けることを辞めていた。あの時、コミュニティを立ち上げなかったら、きっと今、失敗が怖くて転職活動を辞めていた。あの時、ふとアウェイな勉強会に行かなかったら、次の職場をちゃんと見つけられなかった。
振り返ると、とても細くしなやかな糸で、自分は繋がってきたんだと感じた。私の転職プロセスは、他の人の参考にならないと思う。そのくらい、細い。
初めてHCD/UCD(人間中心デザイン/ユーザー中心デザイン)に触れたのは、DevLOVEのDluidのワークショップだった。あそこで知り合った人は今も繋がっている人が多い。興味の方向はバラバラだったのに、たまに交わる。もっと濃く交わる。いろんな関係性があると思う。
そこで興味を持って、産技大の人間中心デザインを受講した。その頃の風景をみると、自分がもっと痩せてたり… ここでの学びはとても大きかった。
もっと実践的に学ぼう、ということで、hcdvalueというコミュニティを当時の履修生と一緒に立ち上げた。なんだかんだで、色々な情報交換ができる仲間ができたんだと思う。
ふと、hcdvalue以外の話を聞きたくなって、Silverlightを囲む会#4に行った。UXをいろんな角度からみることができるんだな、と当時はとても勉強になった。
これらは別に、未来が見えていて行動した訳じゃない。転職したくてコミュニティ活動や勉強会に参加してるんじゃない。楽しくてやってる。ただ、楽しくてやった結果が、振り返ると繋がっている。
娘のこと。
そしてそして。実は私は、自分のことだけを考えてたらいかんのです。自分には大事な娘が居りまして、再来年には小学校になるわけです。それまでに、何とか落ち着けないといけないわけです。。。
そんなわけで、30歳になるちょっと前のこのタイミングで、転職をすることにしました。仕事するにしても、体力勝負(だけ)ではなく、頭を使う仕事をしないと、この先厳しくなるのが目に見えているので…
おおまかに言うと
これまではエンジニアとしてしか働いていませんでしたが、これからはUXデザインとエンジニアリングをちゃんと結びつけるような仕事がしたい!と色々探しておりました。そんな中で、とても希望と合致する企業さんが見つかったので、そちらで働かせていただくことになりました。
どんな仕事をするかは、まだ未定ですが、ワクワクしますね!
書き出したらキリがないですねw
次の職場は、来週からの予定です。まだまだみなさんにはお世話になると思います。よろしくお願いいたします。