どうも、ブラックさんでございます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。僕は相変わらず、平日は職場と自宅の往復のみ、休日は惰眠を貪る日々です。
2024年は、映画館で鑑賞したけど感想を書けなかった映画が結構ありました。
そこで、供養のためにもここで簡単にまとめていこうと思います。どこかに残しておかないと、記憶の彼方に消え去ってしまうので…。
僕が観賞した順に書いていくので、公開順とはちょっと異なるかもしれませんが、ご了承ください。
もくじ
書けなかった映画たちのこと 時々でいいから……思い出してください。
※ちなみに僕はFFシリーズまともにプレイしたことありません。
アクアマン/失われた王国
年明け早々コロナにかかり、病み上がり1発目の映画。感想書きたかったんですが、ほかの映画を優先してたらコレの感想書くタイミングを失ってしまいました。
終始楽しかったのは間違いないんですが、始めから終わりまでずーっと80~90点くらいの面白さをキープしていた1作目に対し、2作目は60~70点くらいをキープしていたようなイメージ。十分すごいんですが、面白さのアベレージで言うと前作を超えてこなかったかなぁと。ジェイソン・モモアのアクアマンは今のところDCUに残留するようですし、今後の活躍に期待。
そーいや『ブルービートル』まだ見てなかったな…。いずれ見なければ。
PERFECT DAYS
これは本当に良かった。
「心が洗われる」とはこの事かという感じで、見終わって映画館を出た後、ものすごく体が軽く感じてビックリしました。ただ、それ以外書くことが思い浮かばず、感想書くのを断念した作品。もっと語彙力付けて出直します。
改めて思い返すと、いろんなものをすごく美化してるよなーと。映像作品として本当に素晴らしいと思う一方、主人公ほど純粋な人なんてこの世に存在するか怪しいし、劇中に出てきた公衆トイレはキレイでオシャレなところを厳選してるだけで、それ以外の99%は汚くて臭くてオシャレとは程遠いとこしかないよなー、と思ってしまいました。
…などと考えてしまう僕の心が一番汚れてるのよね。また洗ってもらわなきゃ。
オッペンハイマー
これも本当に良かった。
会話劇中心というのは少々驚きましたが、ノーラン監督お得意の時系列をバラバラにする手法は流石の一言で、ひとつの映画として非常に見応えがあり、約3時間という長時間でも最後まで飽きることなく鑑賞することができました。何より、“核を使った側”がこのような作品を作って公開するというのが、歴史的にも重要なのではないかと思います。
途中までは感想書いてたんですが、僕如きの言葉では何を言ってもこの映画の重みを表現できないような気がして。ウンウン唸ってるうちに感想書きたい映画がどんどん溜まってきてしまい、書くのを諦めてしまいました。
フォロウィング
クリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作。1999年(日本では2001年)に公開された映画ですが、25周年記念でHDレストアされたものがリバイバル上映されたので、見てきました。
時系列シャッフルとか、上記の『オッペンハイマー』に通ずるところがあり、ノーラン節は最初っからフルスロットルだったんだなぁと。あえてのモノクロ映像とかも『オッペンハイマー』を連想させて、それでこのタイミングでのリバイバルなのかなーと思いました。ラストでパズルのピースが一気にハマっていくように伏線が回収されていく様は快感でした。
とはいえ、新作映画ではないので感想書くのはやめときました。
爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット/劇場版 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク
コレを鑑賞した時点で、ガッチャードは半分くらい、ブンブンに至っては全くTVシリーズを見てなかったので、感想書けませんでした。ちなみに現在も同じ状況です…。いつになったら追いつけるのやら。
ブンブンは、「自分が何をしたいのか、決めるのは自分自身」という普遍的なメッセージがすごく良かったです。あとコレ見る少し前に見た『逃走中 THE MOVIE』でもゲストでヒカキン出てて、今やあの人は子供ウケを狙う際の象徴なのか…と思ってしまいました。
ガッチャードも、話の流れはドラゴンボールの未来トランクス編っぽかったけど、とても楽しめました。ハッピーエンドなのも、明るく楽しい作風のガッチャードらしくて良かったです。ミラクルガッチャードは事前に発表されてたので素直にカッケーって感じでしたが、デイブレイクにもパワーアップがあるのは知らなかったので驚きました。
そういえば今年は冬映画やらないのね。なんでだろ。
風が吹くとき
1986年にイギリスで製作され、翌年に日本公開された作品。
幼い頃に見たことがあって、内容は全然覚えてないのにとにかくすごく怖かったということだけは覚えているくらい、僕の人生において最大のトラウマになっている映画。特に奥さんの最期の言葉は、未だ脳裏にずっとこびりついています。そんな作品が今年リバイバル上映されるということで、意を決して見てきました。
ポップで柔らかな絵柄とは対照的に、戦争の愚かさ、核の恐怖、そしてなにより無知がもたらす悲惨な結末が非常にリアルに描かれており、大人になってから見るとその恐ろしさが如実に伝わってきて、精神的ダメージが幼少期の比ではない。おかげさまで、僕のトラウマはさらに酷くなりました。見てからしばらく立ち直れず、感想書くどころではありませんでしたよ。
鑑賞の際には良好な精神状態とかなりの覚悟が必要ですが、全人類に見て欲しい作品です。
侍タイムスリッパ―
今年1番話題になったんじゃないか、という作品。『カメとめ!』のビッグウェーブには乗れなかったので、今回は逃したくないと思って見てきました。
低予算で製作された作品ですが、脚本、俳優陣の演技、そして何より時代劇への愛がガッチリと噛み合った、奇跡のようなクオリティに仕上がっていました。話題になるのも納得の、大変素晴らしい映画でした。あと、普段それほど映画館に来ないと思われるご高齢の夫婦が多くいて、なんとなくシアター全体があったかい感じがしてすごく良かったです。みんなで笑ってみんなで泣いて、すごく良い鑑賞体験でした。
とはいえ、僕が見たのは初めて上映されてから結構時間が経ってからだったので、今更感想書いてもなぁ、と思い書くのはやめときました。
ボルテスV レガシー
1970年代に日本で放送されたスーパーロボットアニメを、フィリピンで実写化した作品。全90話のTVシリーズのうち、始めの15話を劇場用に再編集し、さらにそれを日本向けに調整したものが公開されました。
相当なお金がかかっているようで、恐らく日本では実現不可能なほどのリッチな映像は圧巻。フルCGのボルテスVは最高にカッコいいです。
ただ、映画用に内容をギュッとまとめてるはずなのに、後半ものすごいダレる。「母さんやめろ!早く戻ってきてくれ!」っていうくだりを一体いつまでやってんだ、と思ってしまいました。重要なのはわかるけど、もうちょっと何とかならなかったものか…。
見終わってすぐ、コレは感想書くほどでもないな…と思ってしまったので、インスタで軽く書くだけに留めときました。
ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ
以前、同じ監督の『ハングマンズ・ノット』という映画を見たことがありまして。なんか血がバッシャバッシャと出るばかりで、正直全然面白くなかったんです。
でもベビわるは最高!
ベビわる1,2を見た後、同じ監督の『黄龍の村』という映画もついでに見てみたんです。陽キャどもが無残に瞬殺されるのは陰キャの僕としては胸がすく思いがして良かったんですが、その後の展開で、敵味方どちらもイキリ散らかしてて気持ち悪かったです。
でもベビわるは最高!!
ちさまひがキャッキャウフフしてるのがも~~とにかくカワイイ。シリーズどれも最高なんですが、3作目の本作はアクションがこれまで以上にすごくて、見応え抜群でした。敵が仕事にストイックでクソ真面目な殺し屋というのも新鮮で良かったし、何より演じる池松壮亮の発するオーラとキレッキレすぎるアクションが、ものすごい説得力を出していました。
新年の挨拶でも言ってるけど、コレは今からでも感想書こうかな。気が向いたら…。
インターステラー
ノーラン作品ばかりで申し訳ない。大好きなんです。
公開当時は映画館に見に行けなくて、でもコレは絶対映画館で見たいな~と思っていたところ、再上映されるということだったので大喜びで見てきました。
いやー、映画館で見て本当に良かった。視界いっぱいに広がる宇宙の映像と、大迫力のサウンドは格別。3時間近くある大作ですが、マジであっという間でした。ゴリゴリのSF作品で専門用語とかバンバン出てくるのですが、大枠が家族愛を描くお話なので、僕のような詳しくない人でも物語にスムーズに入り込めるのがなんともうまい。ハッピーエンドの一面を見せながら、「結局ほとんどの人類は助かってない」とか「アメリアは辺境の惑星でたったひとり取り残されてる」とか、ビターな部分も垣間見せてるのがこれまたよく出来てるなーと。
東京ゴッドファーザーズ
『PERFECT BLUE』の感想でも書いてますが、僕は今敏(こん さとし)作品が死ぬほど大好きなんです。中でも本作は数あるクリスマス映画の中で最も好きというくらいに大大大好きで、そんな作品がクリスマスシーズンドンピシャで上映されるとなれば、見に行かないわけにはいくまい。
で、クリスマスの夜に(ぼっちで)見てきたんですけども。
なんというか、もうね、幸せでした。
嬉しさのあまり、序盤の全然泣くとこじゃないとこでも涙を流してましたマジで。
「新宿の街で、魅力的なキャラクターたちが軽妙なやり取りをしつつ、1人の赤子を巡って珍道中を繰り広げる」だけのお話なワケですが、その中で起こる大小さまざまな奇跡が楽しくて楽しくてしょうがない。最後はどこか神秘的なものすら感じさせて、なんか見てるこっちまで救われたような気分になります。
毎年クリスマスシーズンにはコレを放送する法律を作ってほしい。
おわりに
以上になります。意外と多かった。
映画を見た直後の率直な思いを残しておくための備忘録として始めたブログなので、出来る限り見た映画はすぐに感想書きたいんですが、なかなかそうはいかないのが歯がゆいところ。でも特にアクアマンとかは、見た直後に感想書いてたら「楽しかったぜイエアァァ!!」みたいな内容になってた気がするので、時間おいて冷静な頭で書くのもたまにはアリなのかも。
今年どうなるかまだわかりませんが、感想書けなかった映画が複数あれば、来年の今頃にまたアップしたいと思います。
ではまた。