SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

連載記事

おすすめのイベント

おすすめの講座

'); document.write('
'); document.write('
'); googletag.cmd.push(function() { googletag.pubads().addEventListener('slotRenderEnded', function(e) { var ad_id = e.slot.getSlotElementId(); if (ad_id == 'div-gpt-ad-1653367697895-0') { var ad = $('#'+ad_id).find('iframe'); if ($(ad).width() == 728) { var ww = $(window).width(); if ($('#'+ad_id).closest("#main").length) { ww = ww - 46; $(ad).addClass("opt-article-toc-bottom"); } ww = ww*0.90; var style = document.createElement("style"); document.head.appendChild( style ); var sheet = style.sheet; sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1653367697895-0 iframe {-moz-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-moz-transform-origin: 0 0;-webkit-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-webkit-transform-origin: 0 0;-o-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-o-transform-origin: 0 0;-ms-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-ms-transform-origin: 0 0;}", 0 ); sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1653367697895-0 div{ height:"+(90*ww/728)+"px;width:"+728+"px;}", 0 ); } else { if ($(window).width() < 340) { var ww = $(window).width(); ww = ww*0.875; var style = document.createElement("style"); document.head.appendChild( style ); var sheet = style.sheet; sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1653367697895-0 iframe {-moz-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-moz-transform-origin: 0 0;-webkit-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-webkit-transform-origin: 0 0;-o-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-o-transform-origin: 0 0;-ms-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-ms-transform-origin: 0 0;}", 0 ); sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1653367697895-0 div{ height:"+(180*ww/320)+"px;width:"+320+"px;}", 0 ); } } } }); }); } else { document.write('
'); document.write('
'); }
再現性のあるイノベーション経営の型

鮫島新社長に聞く、テルモのイノベーションの現在──「最高失敗責任者(CFO)が必要だ」の真意とは?

【前編】ゲスト:テルモ株式会社 代表取締役社長CEO 鮫島光氏

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 本連載ではJapan Innovation Network(JIN)の理事・アドバイザーをナビゲーターに、大企業において「システマティックなイノベーション」の創出に取り組むキーパーソンとの対談をお届けする。今回訪れたのは医療機器メーカーのテルモ株式会社。100年以上の歴史を有し、長きに渡って日本の医療機器産業を先導してきた同社は、現在どのようなイノベーションを志向しているのだろうか。2024年4月に社長CEOに就任した鮫島光氏に聞いた。聞き手は、JIN代表理事の紺野登氏。

  • Facebook
  • X
  • Pocket

100年以上に渡って「自己変革」を続けてきたテルモ

紺野登氏(以下、敬称略):テルモは1921年に体温計の国産化を目指して創業し、以来100年以上に渡って数々の製品を生み出してきました。近年では、2022年に注射器や輸液ポンプなどを扱っていた「ホスピタルカンパニー」を、「メディカルケアソリューションズカンパニー(TMCS)」に改称し、個別のデバイス製品・サービスに留まらない価値提供を目指されています。

 長年、自己変革を続けてきたテルモが、今後どのようなイノベーションを志向し、そのためにどのような経営の仕組みづくりに取り組むのかは、多くの企業が注目しているはずです。そこで、まずは今年4月に就任されたばかりの鮫島さんのご経歴をお聞きします。

鮫島光氏(以下、敬称略):私は2002年にテルモにキャリア入社し、最初の数年間は経営企画室でクロスボーダーのM&Aなどを担当しました。その後、心臓血管カンパニーに移り、2017年の心臓血管カンパニープレジデント就任を経て、2020年から4年間、ホスピタルカンパニー(現メディカルケアソリューションズカンパニー)のプレジデントを務めました。

 この異動は、当時の私にとっては晴天の霹靂でした。ホスピタルカンパニーは、血管内治療や心臓外科手術の先端テクノロジーなどを扱う心臓血管カンパニーに比べて、やや旧来的でビジネス機会が少ないのでは、という先入観を持っていました。ただ、それは杞憂でしかなく、ホスピタルカンパニーでの経験は、むしろテルモのコアとなるアセットや事業基盤を見つめ直すよい機会になりました。テルモの歴史やビジネスのポテンシャルを見つめ直した4年間といえます。

 そして、2024年4月に佐藤慎次郎前社長の後を受けて社長CEOに就任しました。

紺野:テルモのような伝統的な大企業のトップは、自社の歴史を引き受け、未来に向けて組織を導いていく役割もあると思います。鮫島さんは、テルモのこれまでの歴史をどのように捉え、現在がどのような地点にあるとお考えなのでしょうか。

鮫島:いくつかの観点があると思いますが、まずは医療機器産業における伝統的な部分と医療の進化とのギャップが広がりつつある時代だと考えています。

紺野:伝統的な医療機器と医療の進化とのギャップですか?

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
新社長が考えるテルモの「現在」とは

' ); }

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
再現性のあるイノベーション経営の型連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

' ); document.write(''); } $(window).on('load', function() { // 中身が無い広告でslotOnloadを通らない場合がある var show_ad = 0; dfp_special.map(function(ad_id) { var ad_special_flag = 0; var ad = $('#'+ad_id[0]).find('iframe').last(); var contents = ad.contents(); if (contents.find('body').length === 0 || !contents.find('body').html()) { $('#ad_special_' + ad_id[0]).remove(); $('#ad_special_' + ad_id[0]).attr('class', 'noad'); } else { show_ad++; } }); if (show_ad == 0) { $('.ad-special-wrap-sp').hide(); } }); } else { $('.ad-special-wrap-sp').hide(); }

Job Board

PR

' ); document.write(''); } $(window).on('load', function() { // 中身が無い広告でslotOnloadを通らない場合がある var show_ad = 0; dfp_job_board.map(function(ad_id) { var ad = $('#'+ad_id[0]).find('iframe').last(); var contents = ad.contents(); if (contents.find('body').length === 0 || !contents.find('body').html()) { $('#' + ad_id[0]).remove(); //$('#' + ad_id[0]).attr('class', 'noad'); } else { show_ad++; } }); if (show_ad == 0) { $('.ad-job-board-wrap-sp').hide(); } }); } else { $('.ad-job-board-wrap-sp').hide(); }

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

メールバックナンバー

アクセスランキング

  1. 1
    東亜新薬増田氏に聞く、「ビオスリー」が60年以上売れ続ける理由──新市場開拓戦略によるイノベーション NEW
  2. 2
    ローランド ・ ベルガー小野塚氏が語る、サプライチェーン領域の現状と2025年の展望 NEW
  3. 3
    なぜLIXILは既存人材を中心にDXに取り組むのか──推進目的をコスト削減から価値創出へシフトする
  4. 4
    LIXILが「採用より育成」を重視する理由──「顧客と業務」の理解が必須なDXの最新潮流
  5. 5
    ビジネスの「全体像・部分と関係性」を可視化する
  1. 6
    危機から一転好調へ。選択と集中にM&Aを活用した日立の戦略とは?
  2. 7
    東京ガスがエネルギーからソリューションへ舵を切る理由──巨大な組織を変える、伴走型支援者の存在とは?
  3. 8
    パーパスは浸透させるものなのか──JTの取り組みに学ぶ、策定後に存在する重要な二つの活動
  4. 9
    著名弁護士が本音ベースで語る日本のM&Aとその課題
  5. 10
    ゴールはビジョンの具現化、目標はゴールの定量化

アクセスランキング

  1. 1
    東亜新薬増田氏に聞く、「ビオスリー」が60年以上売れ続ける理由──新市場開拓戦略によるイノベーション NEW
  2. 2
    ローランド ・ ベルガー小野塚氏が語る、サプライチェーン領域の現状と2025年の展望 NEW
  3. 3
    なぜLIXILは既存人材を中心にDXに取り組むのか──推進目的をコスト削減から価値創出へシフトする
  4. 4
    LIXILが「採用より育成」を重視する理由──「顧客と業務」の理解が必須なDXの最新潮流
  5. 5
    ビジネスの「全体像・部分と関係性」を可視化する
  6. 6
    危機から一転好調へ。選択と集中にM&Aを活用した日立の戦略とは?
  7. 7
    東京ガスがエネルギーからソリューションへ舵を切る理由──巨大な組織を変える、伴走型支援者の存在とは?
  8. 8
    パーパスは浸透させるものなのか──JTの取り組みに学ぶ、策定後に存在する重要な二つの活動
  9. 9
    著名弁護士が本音ベースで語る日本のM&Aとその課題
  10. 10
    ゴールはビジョンの具現化、目標はゴールの定量化
  1. 1
    なぜLIXILは既存人材を中心にDXに取り組むのか──推進目的をコスト削減から価値創出へシフトする
  2. 2
    LIXILが「採用より育成」を重視する理由──「顧客と業務」の理解が必須なDXの最新潮流
  3. 3
    ローランド ・ ベルガー小野塚氏が語る、サプライチェーン領域の現状と2025年の展望 NEW
  4. 4
    東亜新薬増田氏に聞く、「ビオスリー」が60年以上売れ続ける理由──新市場開拓戦略によるイノベーション NEW
  5. 5
    NTTドコモ・ベンチャーズとTOPPANホールディングスが語る、CVCの存在意義と投資を通じた事業例
  6. 6
    新規事業の打率を上げる事業構想を書いたその後に──MVPによる事業仮説の弱点把握、不足人材の補強
  7. 7
    トヨタモビリティパーツに学ぶ、現場DXの最前線──ギックスと共同開発したAI整備見積もりシステム
  8. 8
    創業経営者にあり、サラリーマン社長にはないもの──佐藤教授に聞く「事業家思考」と「投資家思考」とは?
  9. 9
    ゴールはビジョンの具現化、目標はゴールの定量化
  10. 10
    JR西日本がコロナ危機で描いた、鉄道一本足打法からの脱却──現場の暗黙知とデータ活用によるDXとは?
  1. 1
    新規事業の打率を上げる事業構想を書いたその後に──MVPによる事業仮説の弱点把握、不足人材の補強
  2. 2
    大企業・スタートアップ・経産省が語る、ディープテック領域で日本発ユニコーン企業を生み出す方法
  3. 3
    レゾナックの髙橋CEOと今井CHROがタッグを組んで進める、経営統合を契機とした組織カルチャー変革
  4. 4
    なぜLIXILは既存人材を中心にDXに取り組むのか──推進目的をコスト削減から価値創出へシフトする
  5. 5
    トヨタモビリティパーツに学ぶ、現場DXの最前線──ギックスと共同開発したAI整備見積もりシステム
  6. 6
    非連続的な変化を常識にしていく──レゾナック髙橋CEOと今井CHROに聞く、組織文化変革の今と未来
  7. 7
    ジョブ型ではなく「G型かL型か」で考える経営人材像──「事業家思考」と「投資家思考」を両立するには?
  8. 8
    コーセーと森永製菓の協業事例に学ぶ、大企業が新規事業の壁を突破する方法
  9. 9
    創業経営者にあり、サラリーマン社長にはないもの──佐藤教授に聞く「事業家思考」と「投資家思考」とは?
  10. 10
    JR西日本がコロナ危機で描いた、鉄道一本足打法からの脱却──現場の暗黙知とデータ活用によるDXとは?