Redmineをローカルにインストールする

必要なもの


0) 日本語環境のUbuntu20.04または22.04
1) バージョン3.1.XのRuby
2) Apache2
3) メール送信サーバ postfix
4) Redmine + PostfreSQL

1)たぶんUbuntu22.04であってもaptでインストールされるのは3.0.Xなので、rbenv経由でインストールする

https://qiita.com/kerupani129/items/77dd1e3390b53f4e97b2

2024/2/22時点では3.1.4が3.1.Xの最新版なのでそこだけ変更する

 

2)については4)の手順に含まれているが、公開する場合はSSL対応が必要となるので、Apache自体はインストールされたとして、

https://www.server-world.info/query?os=Ubuntu_22.04&p=ssl&f=2

を参考に、Let'sEncryptから証明書などを取得し、

sudo vim /etc/apache2/sites-available/default-ssl.conf

に

SSLCertificateFile      /etc/letsencrypt/live/[サイトアドレス]/cert.pem
SSLCertificateKeyFile   /etc/letsencrypt/live/[サイトアドレス]/privkey.pem

SSLCertificateChainFile /etc/letsencrypt/live/[サイトアドレス]/chain.pem
             
と記載する。その後、SSLを有効化するために

sudo a2enmod ssl
sudo a2ensite default-ssl
sudo service apache2 restart

 

3)については

https://www.server-world.info/query?os=Ubuntu_22.04&p=mail&f=2

を参考にまずDovecotをインストールし、次に

https://www.server-world.info/query?os=Ubuntu_22.04&p=mail&f=1

を参考にPostfixをインストールする。ちなみにoutbound port 25が許可されていないと、実際にはメールは送信できない。

また、/var/log/mail.logを見るとメールが送信できない場合が見つかるが、たぶん

qiita.com

で対処可能。

 

4)については

https://blog.redmine.jp/articles/5_0/install/ubuntu/

を参考にインストールするが、1)でインストールしたRubyがsystem-wideなものではないので、

Redmineのダウンロードの項目で

sudo mkdir /var/lib/redmine
sudo chown www-data /var/lib/redmine
sudo -u www-data svn co https://svn.redmine.org/redmine/branches/5.0-stable /var/lib/redmine

となっているところは

sudo mkdir /var/lib/redmine
sudo chown 自分のユーザアカウント /var/lib/redmine
svn co https://svn.redmine.org/redmine/branches/5.0-stable /var/lib/redmine

でインストールし、「gemパッケージのインストール」も

bundle install

と、sudoではなく、インストールし、

「セッション改ざん防止用秘密鍵の作成」以下も

bin/rake generate_secret_token

RAILS_ENV=production bin/rake db:migrate

gem install passenger -N

passenger-install-apache2-module --auto --languages ruby

とsudoなしで作業を行う。そして最後に

sudo chown -R www-data:www-data /var/lib/redmine

とする。たぶんここまでの作業を行うと、Redmineは起動する。