国立劇場歌舞伎鑑賞教室→たばこと塩の博物館→TDR

国立劇場 第六十七回歌舞伎鑑賞教室
11:00-35 解説 歌舞伎のみかた
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/news050706.html
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/3.html
市川笑三郎さんと市川春猿さんのかけあいによる、とっても楽しくわかりやすい解説。

歌(音楽性)、舞(舞踏的な動き)、伎(演技・演出)の三要素を分解して説明しておいてから、現代の日常会話を歌舞伎の手法で演じるとこうなるという比較をお見せしていくつもりです。
(中略)
「四の切」につながる「歌舞伎のみかた」にしたいですね。
公演パンフレット 市川笑三郎さんインタビュー

この狙い通りの、見事な解説。「ヒロシです」は大笑い&とっても良くわかった。
そして、「四の切」の見所もしっかり理解出来たため、実に楽しく意義深い鑑賞になりました。
最後に強調されたのが、客席と舞台との交流。客が拍手をする。声をかける。役者のテンションが上がる。ますます素晴らしい舞台になる。好循環。「今日は難しいことはいいませんから、どんどん拍手をし、歓声を上げてください。宙乗りでは、手拍子を!そして「右近」「うこん」「ウコンッ」と叫んでくださいね!」
意の行き届いた構成・演出。お見事っ!なにをどう伝えるか、練りに練られたんだろうなぁ・・・。
11:55-13:10 義経千本桜 河連法眼館の場
あらためて素顔の笑三郎さんが登場。解説の楽しい雰囲気をそのまま、すぅっと本編に引き渡す。これまた見事な構成。
千秋楽でもあり、また、解説の最後に「どんどん拍手を!」と言ったのが効いて、しょっぱなから万雷の拍手。気迫のこもった演技に、また自然と拍手が沸き起こる。
衣装や大道具の美しさ、あっとおどろく仕掛け、練達の所作と音。サービス精神旺盛で、深くって。凄いな、歌舞伎。
声をかけるのは、ためらいがあったけれど、拍手はすぱっと出来る。会場全体も、うわっっと沸き、すぱっと収まる。この空気感。ちいさな子供も初心者も、ちゃぁんとどう叩き、どう聴き入るか、わかってしまう。伝わってくる気迫と、繊細さ。
フィナーレ。思わず「おもだかやっ」と叫ぶ。わ!
そして宙乗り。「おもだかやっ!」「右近っ」・・・お子様の声は、あまりしなかったかなぁ。でも、盛大な拍手と驚きのうちに、幕。

僕にとりましてはもう、ディズニー映画のようでした。とにかく難しいことは考えずに、ファンタジーだと思ってご覧ください
公演パンフレット 市川右近さんインタビュー

うん、とっても相通づるものを感じました。
それを言葉にしてみると・・・華やかさ、誇張によるリアリティ、シンボライズされたストーリー、ホスピタリティ、驚き。無邪気さのむこうに、たくさんの意が尽くされている・・・って感じかなぁ。
それらは、ディズニーテーマパークのショー(ライブエンタテイメントのみならず、アトラクション、キャストさんの振る舞い、植栽や建物などなど)の特性でもありますね。
夜、アンダー・ザ・シーを観て、通じる魂をまた感じました。


14:00-15:00 カフェベローチェ隼町店で昼食
半蔵門線で渋谷へ


15:15-16:45 たばこと塩の博物館
塩の交易が、交易そのものの基本になってたんだ!・・・と感慨を。塩の運ばれる道にそって、都市が出来、商業が起こる。
喫煙具、看板、パッケージ。嗜好品だけに、趣味性が高い!・・・時代と各国文化を映すなぁ。

17:40 舞浜着

TDSへ。
歩いてる人は多いが、アトラクションの待ち時間は短い!レイジングスピリッツ40分、ほかすべて15分以下。
17:56 ケープコッド・クックオフでシェイカーサラダとレモンビールを購入。
ライブ会場は、ほぼ満席。最後の1席に案内される。左端、前から3席目!わ、かぶりつきだ(^^)
18:05-30 アイリッシュバンド 会場がとってもいいムード。ゲストに集中力がある感じ。
しっかり聴き入りながら、楽しんでる。だから、手拍子の切れもいい!曲調が変わると、ぴったりに反応。
女性ボーカルさんも「I love those people!」みたいなことを言ってました。
あの独特のドラムって、16ビートだ・・・ってことに、ようやく気づきました。どうりでロックとの共通性を感じるはずだわい。強く打つ拍は違うけれど。

TDLへ
19:00-25 ミニー・オー!ミニー 開演直後に入場。7割くらいの入り(だんだん増えて、8割くらいに)。C左端10列目くらいから鑑賞。やっぱいいなぁ!今日も熱演。
19:30-45 ブレイジングリズム ホーンテッドマンション前立ち見2列目から鑑賞
19:50-20:10 ブレイジングリズム スタージェット対岸から鑑賞
インフォメーションボードによる待ち時間 バズ60分 ピーターパン・スプラッシュマウンテン・ビッグサンダーマウンテン45分 ハニーハント30分 スペースマウンテンほかすべて15分以下
20:14 ザ・ガゼーボで抹茶小豆ミルクかき氷購入。リフレッシュメントコーナー屋外席で食べる。ブラヴィッシーモ!フィナーレのサーチライトと、パイロの輝きが綺麗。ありゃぁ城を眺めながら花火待ってる人々へのTDS宣伝効果、抜群(^^)
20:30-35 ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ トゥモロー橋上から鑑賞
20:35-21:00 レッツ・ロック ステージ左脇立ち見2列目から鑑賞。最前列の素敵な母娘はじめ、ノリのいいお客さん多く、出演者大熱演っ!!!ギターもキーボードも、技が炸裂。ボーカルも煽る煽る。ダンサーさん、いきなり向けられたマイクにナイスシャウト!スティッチも寝転ぶは遠くに行くは(^^)
舞台が下がっていく中、友達に向けられたビデオカメラの前でツイストぐりぐりに踊ってた男性ゲスト、素敵だぞっ!

TDSへ
 シー待ち時間 ゴンドラ30分待ち レイジングスピリッツ20分待ち ほかすべて15分以下
21:30-35 スカットルに搭乗
21:40-22:00 アンダー・ザ・シー鑑賞。大熱演!「楽しんでもらおう」という気迫が、ひしひしと伝わってくる。今日は特にセバスチャンに惹かれた。とっても生き生き!!!パペットを操ってるのではなく、一体化して演じてる。アリエルもひとでもウツボも空中の魚も、素晴らしかったなぁ!残念ながらハリセンボンは今日も登場せず。
最新の機材、斬新な構成、華やかな色彩。道具立ては違うけれど、歌舞伎と通づる精神だよなぁ。「修練と生音」の歌舞伎、「メカと安定性」のディズニーという部分は違うのだろうけれど。
終演後、聞こえてきたゲストの会話。「最終回って、拍手が暖かいね!」
カルデラ→要塞→ポンテベッキオ→ベネチアと歩く
22:30 舞浜発