年末年始はちょっと時間がなかったので
3連休に時間をもらって、東京に映画を見に行くことに
2本目に見たのが前回紹介したビーキーパーだったのですが
そもそもなんで映画を見るために東京に行ったかというと
こちらの映画を見るためでした
こういう小規模な映画って、正直初めて
見に行ったのは小規模映画のメッカ、池袋シネマ・ロサ
小規模公開から拡大して、、、というのはまぁべいびーわるきゅーれとか
侍タイムスリッパーとか
去年意外と見ているなとは思うのですが
話題にならないと、私みたいな地方民はなかなか存在を知ることすら難しい
今回見に行くことになったきっかけも
私にありがちな「地元でロケがあったから」
というパターン(それすら最近全然見に行けてないですが・・・)
【🎬市内ロケ映画のお知らせ】
— 千葉県市原市 (@ichihara_city) 2024年12月25日
1月3日(金)から池袋 #シネマロサ を皮切りに順次公開の #平野絢規 さん主演、#田口淳之介 さん、#アキラ100% さん出演の映画『#僕のなかのブラウニー』は、#小湊鉄道 や #チバニアン などでロケが行われました!
皆様ぜひご覧ください!https://t.co/Sw9zEHQtUg pic.twitter.com/i248r8a64H
こういう小規模公開映画一度見てみたかったというのもあり
良い機会だったので池袋まで見に行きましたー電車で90分
とおひ・・・
まぁでも見れてよかったです
ざっくりと、震災で家族を失った少年が
その喪失からの自己防衛でブラウニーという小妖精に執着を見せるのだけれども
ブラウニーを追いかける中で、改めて自分の中の喪失に整理をつける
というようなストーリー
厳密にはもう少し複雑なのですが、その複雑なところが、未成熟な子供が震災によって受けたトラウマなのかなと
60分という短い時間の中にしっかりとジュブナイルを詰め込んでいて
子供たちの演技もほほえましいのだけれども、それを外側で支える大人たちが非常に良かった
ブラウニーについての知見を与えるメンター的なお兄さんを元KAT-TONの田口さんの
子供との距離感が凄く良かった
踏み込みすぎず、侮らず
という語り掛け方が凄い良かったですね
そして、アキラ100%さん
俳優としてのアキラ100%は個人的には
仮面ライダーゼロワンの印象が強いですが
ちょっと情けない大人がめちゃめちゃハマりますね
私も父親として子供との向き合い方は常に悩んでいますので
あの、仕事と家庭のバランスを見つけられずに苦悩しているところが垣間見える感じが凄く共感できました
何よりも、3.11というテーマがね
私も今の仕事に転職した最初の年度に3.11が起きて、あれを境に本当にいろいろなことが変わりました
結局上司の許可が下りなくて、できませんでしたが、東北支援の社内公募は手を上げてはいたんですよ
部署の先輩は宮城県名取市に1月応援に行っていました
ちょうどちょっと前にすずめの戸締りを見ていたので、
ダブルでそのころの感情が思い起こされましたねぇ
すずめも、3.11で家族を失い、縁の薄い土地でくらし
幼少期に受けた家族の消失というトラウマを、かさぶたのように覆い隠して
見ないふりしていた
そのかさぶたをはがし、向き合って、前を向くのが映画のストーリーでした
そういった対比を感じながらの鑑賞でした
ちなみに市原、結構しっかりと出ていましたね
月崎駅からチバニアンへ
まずポスタービジュアルがチバニアンにあるトンネルでしたからね
子供が一人で行くには結構危ないし、小湊鐵道結構高いから交通費かかったろうなぁとか、チバニアンから逃げて養老川の河口まで来たぞ
とか、地元民だからこそ気になってしまうところもありましたがw
キーとなる場所として使ってもらえてうれしい限り
推しの子とかもそうですけど基本的に、関東以外の設定ですからねぇ・・・
最後に監督にもご挨拶できて良かったです。
また次の作品公開されたら見に行きます