2009-08-31 鼻は夜ひらく 100books 鼻行類 (平凡社ライブラリー)作者: ハラルトシュテュンプケ,Harard Stumpke,日高敏隆,羽田節子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1999/05/07メディア: 新書購入: 8人 クリック: 232回この商品を含むブログ (117件) を見るクソまじめな文体で鼻頭、鼻足、鼻管だのの役割を延々と説明されればされるほど腹がよじれる。うまいなあ。ゲンシハナアルキの進化を遡るくだり(最後まで遡ると、全部退化して鼻だけになる)には、もう涙しか出ない。いや鼻しかねえんだから鼻汁か。割とガチに論文調なのでそういう文章に慣れていて、冗談が通じて、かつ、鼻汁でからめとった蠅を食う話についていける人向け。狭いか。狭いですか俺、今。 タイトルは文中「ヨルハナアルキのすみれ色の(花に擬態した)鼻は夜開く(p103)」から。せっかく〜咲かせた〜鼻だもの〜。すみれ色ってのがまたいい。 現在+5をキープ。