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思考の整理ツール

私が「死にたい人」に接する時の話

あくまで私の感覚ですけど、

「死にたい」人に対する接し方って

「不正解」はあっても「正解」は無いんですよ。

 

「絶対にやっちゃいけないこと」とか「絶対に言っちゃいけないこと」は確実に存在するけど、

「これをやれば良い」「これを言えば良い」っていうものは

まあ、無いんですよね。

 

 

死にたい本人も、「どうしてほしいか」なんてわからないことの方が圧倒的に多いです。

 

 

 

これが難しいところですね。

 

 

 

私の場合。

 

SOSを捕まえることができたら、

メッセージ送って、電話できそうなら電話します。

 

困っていることや、して欲しいこと、

食料飲料の有無などを聞いたあとは、

適当に…雑談します。

 

何か本当にどうでもいい話もします。

アニメの話とか。

 

 

沈黙と会話を繰り返しながら、

ただ、だらだらと駄弁ります。

 

電話自体に特に目的はありません。

 

 

「死にたい」しか考えられない思考から、一瞬でも目を逸らせればそれで良いんです。

 

逆にそれ以上のことは、私にはできません。

 

 

 

 

私には誰かを救うことも、助けることもできません。

 

人を救える人なんて、居ないとも思っています。

 

 

「○○に救われた」と思っている人も、

○○が差し出したのはキッカケだけであって

その手を掴んで這い上がって来たのは自分自身の力です。

 

その人が、助かりたい、救われたい、這い上がりたい、と思い、

尚且つ、その人にそれに相応しい準備が出来ていたからです。

 

 

 

 

カーテンを開けるとか、窓を開けるとか、日光に当たるとか、ご飯を食べるとか、

めちゃくちゃ死にたいときにはそんなことできません。

 

私から出来ることなんて何もありません。

 

 

だから、ただ、駄弁ります。

生きている時間を稼ぐみたいに。