2006年 08月 02日 <:/p>
▲公正取引委員会はちゃんとニュースを見ているだろうか
埼玉県ふじみ野市の市営「ふじみ野市大井プール」で、同県所沢市山口、小学2年戸丸瑛梨香(えりか)ちゃん(7)がプール側面の吸水口に吸い込まれて死亡した事故で、市からプールの運営業務を委託されていたビルメンテナンス会社「太陽管財」(さいたま市北区)が、市との契約に違反し、監視員業務を別会社に下請け発注していたことが1日、わかった。
○実態が明らかになるにつれ、次々とずさんな管理が表面化してきた今回のプール事故だが、上の読売新聞記事が事実だとすると、新たな疑惑も浮かんでくる。
事故を起こしたプールの運営管理については、ふじみ野市が実施した指名競争入札で落札した「太陽管財」が請け負っていたが、「太陽管財」は、請け負った業務のほぼ全てを別の業者(とりあえず「A社」としておく)に丸投げしていたらしい。
問題は、その「A社」も指名競争入札に参加していたということだ。
「太陽管財」が受注したということは、当然「A社」は「太陽管財」よりも高い価格で札入れしたと思われるが、「太陽管財」は自社よりも高い価格の「A社」にどうして下請けに出せたのだろう?
また、「A社」にしても自社よりも安い価格で落札した「太陽管財」から下請けを受けるぐらいならば、どうして始めからもっと安い価格で札入れしなかったのだろうか??
別の記事によると、このような状態は2003年から本年まで4年間も続いていたらしいが、公正取引委員会はこのニュースをちゃんと見ているだろうか???
by azarashi_salad | 2006-08-02 21:08 | 社会 <:/p>