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劇場版「チェンソーマン レゼ篇」2025年公開。特報映像も

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」最新ビジュアル
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

12月22日に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ 2025」ジャンプスーパーステージREDで、「チェンソーマン」のイベントステージが行なわれ、劇場版「チェンソーマン レゼ篇」の公開時期や特報映像といった最新情報が発表された。映画は2025年公開予定。

(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

イベントステージは、原作コミックスの原画にキャスト陣が生アフレコする「原画ライブ」でスタート。デンジ役の戸谷菊之介、早川アキ役の坂田将吾、パワー役のファイルーズあい、天使の悪魔役の内田真礼が登壇し、各キャラクターが登場するコミックの原画に、キャスト陣の臨場感あふれるボイスや音楽が重なり、会場を一気に作品世界に引き込む。

原画ライブの後、約1年ぶりとなるジャンフェスステージに登壇したキャスト陣が和やかなムードで挨拶すると、会場から盛大な拍手が贈られた。

”Chainsaw Man – The Movie: Reze Arc” Official Teaser 2/劇場版『チェンソーマン レゼ篇』特報

続いて、劇場版「チェンソーマン レゼ篇」の最新情報が次々とアナウンスされ、まずは最新情報をたっぷりと収めた特報映像が初公開された。

(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

動画の前半では、カフェで働く少女レゼと、憧れの女性マキマ、このふたりと主人公デンジの交流が描かれ、後半は一転してチェンソーマンのド派手なアクションシーンが次々と展開する。そして、特報の最後に“2025年全国公開”の文字が浮かぶと、会場から大きな拍手が沸き上がった。

特報の解禁後、𠮷原達矢監督と、レゼ役を務める上田麗奈から、作品への思いが込められたコメントも発表となった。

戸谷菊之介(デンジ役)
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

映像を観た戸谷は「とてもかっこいいPVですね! あのシーンも映像化されるんだと期待値が上がりまくりです!」と興奮気味にコメント。ファイルーズも「色彩がとても鮮やか。デンジの心の変化とリンクしているよう」と感想を語った。

続いては劇場版に登場するキャラクターが紹介された。デンジが出会う天真爛漫な女性・レゼ、チェンソーマンを慕い、サメのような頭を持つ魔人・ビーム、アキの新たなバディとなる天使の悪魔ら、個性的なキャラクターの詳細が明かされる。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」最新ビジュアル
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

さらに、劇場版の新情報はこれだけに留まらず、新たに描き下ろされた2枚の新ビジュアルもステージで初公開。爆風を切り裂くような躍動感あふれるチェンソーマンの姿を捉えたビジュアルと、主人公・デンジと少女レゼが、彼女のバイト先のカフェで語りあう様子を描いたふたつの対照的なビジュアルが続けて公開された。

チェンソーマンのビジュアルは「大迫力!」「かっこいい!「作品のロゴからチェンソーマンがはみ出ている(笑)!」と新ビジュアルへの感想が寄せられる。また、デンジとレゼのビジュアルには、内田が「本当にチェンソーマンですか?と思うくらい、優しくて柔らかな光ですね」と感想を語った。

さらにステージでは、特別コーナーとして「教えて!藤本タツキ先生」も展開。キャスト陣の質問に原作の藤本タツキ氏が生の声で答えるというQ&Aが行なわれた。

戸谷からは「描いていて楽しいのはどのキャラクターですか?」と質問があり、藤本氏が「デンジ」と即答。「一番好きなキャラクターなので。動かしやすいしですし、“おもしろカッコよい”ので」と回答する。

それを受け、戸谷は「デンジが作中でめちゃくちゃなことをするのは、動かしやすいからなのかなと思いました。先生の回答はやはり面白いですね」とコメント。

坂田将吾(早川アキ役)
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

また坂田は「頑張った日のご褒美に何を食べますか」と質問したものの、藤本氏は「ご褒美はあまり食べないので」と回答。食事ではないご褒美として映画を観ることを挙げ、電車に乗って映画館をはしごするのが好きだと明かした。

ファイルーズあい(パワー役)
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

ファイルーズは「TVアニメでは、多彩なアーティストがエンディングを手掛けましたが、これをきっかけに聴き始めたアーティストはいますか?」と質問。これに藤本氏は「女王蜂のアヴちゃん。歌だけでなく声優としても上手い。ひとつだけでなく、ふたつも才能をもっているのはずるい!」と回答し、会場から笑いがこぼれる場面も。

内田真礼(天使の悪魔役)
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

内田は「(デンジの次に)描くのが楽しいキャラクターは?」と質問し、藤本氏は「(第二部で登場する)アサ。髪の毛を描くのが楽しい。黒目を書くのも好き。目がグルグルしているヨルを描くのも好き」とキャラクターを描く際のこだわりのポイントを明かした。

(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

そのほかイベントでは、「目指せマニアの悪魔!チェンソーマンクイズ」と題して、キャスト陣から観客に対してチェンソーマンに関するクイズも出題。原作コミックのコマから出題される問題は、「コミック1巻に出てくるポチタの登場回数」といったマニアックな難問が多く、観客が悩み、大いに楽しみながらクイズに挑んでいた。

ステージの最後には、藤本氏よりファンに向けてメッセージが紹介されたほか、キャスト陣もファンにコメント。戸谷は「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』がいよいよ公開になるということで、演じたらどんな風になるんだろうと思いながら原作を読んでいます。アフレコも楽しみにしています。どーんと期待してお待ちください!」とメッセージを送った。

また坂田は「PVが凄くて、ゾクゾクするようなクオリティでした。アフレコも楽しみにしています。この熱量で、本日、皆さんとクイズやステージを楽しめて嬉しいです。台風が来るころに公開ですので、楽しみにしていてください」、ファイルーズは「映像がカッコよくて美しくて、とても素晴らしいクオリティでした。レゼ編では、はたしてパワーは活躍するのか……楽しみにしていてください!」、内田は「天使の悪魔も、とても素敵なシーンがありますので、演じられるのが今からとても楽しみです」と語った。

このイベントステージの模様は、YouTubeのジャンプチャンネルにて、12月26日18時から31日23時59分まで無料配信される。

(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
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