A4 サイズのワンダーランド その3
A4サイズというのは
297mm × 210 mm。
材料は木片です。
つみかさねれば
たてものができそう。
小さなものを作ればA4サイズでも
広く感じられるかもしれない。
時間がかかりましたが、
個性的で楽しい作品ができあがりました。
このかいだんをあがっておりて・・。
わんちゃんの足あとが、なんと
かわいらしいハートマークになっています。
濃いブルーを使った色のくみあわせは
より立体感を感じさせます。
計算されたバランス感覚も
すばらしい。
この市松もようには
品のいいおちつきがあります。
日本の伝統がこんなところにもいかされました。
野原にこんなたてものがあったら
きっとよりみちをしたくなることでしょう。
どんなねがいごとでもかなえてくれる
チャペルのようにもみえます。
わたしと愛犬で記念撮影。
ていねいなものづくりの才能が
作品にもあらわれました。
司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。
完成するまでには時間がかかりましたが、
今回、それをささえてくれたのが
アトリエ10の応援団です。
楽しいもの、ゆめのあるもの、
こどもたちの想像力をあとおししてくれるもの。
そんなかれらが、
よくがんばりました~と
さいごのエールをおくってくれています。
くわしくはその2をごらんください。↓
A4サイズのワンダーランド その1
A4サイズのワンダーランド その2