東芝は14日、2010年夏モデルのノートパソコン6シリーズの新製品を一斉に発表した。Office 2010搭載モデルにモデルチェンジしたほか、全シリーズで省電力なLEDバックライトのディスプレーを採用している。価格は全機種オープンプライス。
Core i3採用でパワーアップ dynabook MX
2009年秋冬モデルで登場したCULVノートの「dynabook MX」は、新たにCore i3-330UM(1.20GHz)を搭載した「MX/36」と、Celeron U3400(1.06GHz)を搭載する「MX/34」の2モデルがラインナップされた。搭載CPU以外に差異はなく、11.6型ワイド/1366×768ドット液晶ディスプレーや、バッテリー駆動時間が6.4時間(JEITA測定法1.0による)という点も同様だ。
また、今回新たにモバイルWiMAX通信機能を標準搭載。外出先で高速インターネット接続しやすくなり、モバイルノートとしてより使いやすくなった。
重さは100g減った約1.48kgとわずかに軽量化された。本体サイズは従来の11.6型ディスプレー搭載機種と比べると、最厚部で8mm、最薄部で7.3mm薄くなっている。奥行きも8.2mmほど短縮している。
キーボードは「dynabook UX」で好評だったというタイルタイプのキーボードに変更している。キーピッチは19mm。
パームレストと天板の模様は、「アーガイルチェック」柄に変更されている。パームレストはプラスチック製ながら、金属塗料を使うことで質感と軽量化を両立しているとのこと。柄に合わせてきちんと凹凸も付けられている。
カラーバリエーションは3色が用意されている。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版を搭載。OfficeスイートにはOffice Personal 2010が付属する。予想実売価格はMX/36が11万円前後、MX/34が9万円前後で、発売時期は6月下旬の予定。
dynabook MXの主な仕様 | ||
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モデル名 | MX/36 | MX/34 |
CPU | Core i3-330UM(1.20GHz) | Celeron U3400(1.06GHz) |
メモリー | 2GB | |
グラフィックス | CPU内蔵 | |
ディスプレー | 11.6型ワイド 1366×768ドット | |
ストレージ | HDD 320GB | |
光学ドライブ | なし | |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n、WiMAX | |
サイズ | 幅284×奥行き202.8×高さ17.6~26.2mm | |
質量 | 約1.48kg | |
バッテリー駆動時間 | 約6.4時間 | |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit版 | |
予想実売価格 | 11万円前後 | 9万円前後 |
