「物価の高騰」を2単語の英語で言うと?
英語の仮定法を駆使した、少々現実離れした仮想についての英文例をご紹介します。
例文では過去形が使われていますが、あくまでも現在や未来の仮定についての話題です。
みなさんは、もし100万円あったらどうしますか?
If you had a million yen, what would you do with it?
よく聞かれる質問です。
It’s a common question.
ある調査によると、日本人は100万円あったら貯金や投資に使う人が多いのだそうです。
According to some surveys, Japanese people would most likely use 1 million yen for savings or investments.
次に人気なのが旅行でした。
The next popular choice was travel.
物価の高騰や景気の低迷に苦しむ人も多いので、かなり現実的な選択と思います。
I think this is quite realistic since people are suffering from price hikes and a stagnant economy.
(光藤 京子 著 『決定版 英語スピーキング100本ノック』 より )
例文について解説
- 現実には起こっていないことへの願望を表すのが、仮定法過去です。If I had…, I would/ could/ might…などの形をとります。
- 10 millionは1千万、100 millionは1億です。
- according toは、~によるとの意味です。(例)According to today’s weather forecast, it’s likely to rain all day.(今日の天気予報によると、一日雨らしい)。
覚えておきたいワード&フレーズ
- if you had a million yen ~:もし100万円あったら?
- according to ~:~によると
- most likely to use ~:(~のために)~を最も使う
- savings or investments:貯金や投資
- realistic:現実的な
- price hikes:物価の高騰
- stagnant:停滞している、低成長の
- booming economy:好景気
書籍紹介
書籍『決定版 英語スピーキング100本ノック』は、日常の行動、目に見えたこと、感じたことを「瞬時に英語でつぶやく」トレーニング本です。左ページに日本語、右ページに英文というシンプルなレイアウトです。
現在形のみの1文からスタートし、過去形と完了形の2文、現在進行形や仮定法を含む3文、最後は1分間トークとステップアップ。英文法と特に意識しなくても、無理なく着実に英語の基礎固めをしながらスピーキング力を伸ばせるよう、綿密なプログラムを作り込んでいます。
ひとりで(こっそり)スピーキング練習がしたい、英語で話せることが増えたと実感したい、SNSで英語でサッとつぶやけるようになりたい、そんな皆さんにおすすめです。
★音声はスマホで簡単に聞ける人気アプリabceedに対応し、0.5~2.0倍速まで速度調整できます。パソコンへのmp3音声ダウンロードも用意しています。
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