なんてことのない日々

つれづれなるままに、思ったことを書きましょうかね。凝った構成はやりません。インデックスとか。そんな時間はかけたくないので。ほぼプレーンテキストでやっとります。肩のこらない書き方をしている結果、肩のこらない読み物になってるかな。あまり強く批判めいたことは書いてないつもりですが、好きなモノ・コト・人を悪く言ってたらゴメンナサイ。個人の感想です。読み飛ばしてください。

【展覧会】【日記】「DESIGNS 永野護デザイン展」鑑賞

 今日は(あまりお金は使えなかった)オタクに戻ります。
 1985年3月、「機動戦士Zガンダム」放映。そして『月刊Newtype』創刊。その創刊号を手にした小5(まもなく小6)の私、掲載されていた「ファイブスター物語」(以下F.S.S)に引き込まれたんですよね~。それからはや40年。40年かぁ。長期の休載期間を挟んだとはいえ、まだ連載しているとは(笑)。

 昨年、埼玉で「DESIGNS 永野護デザイン展」が開催されるという記事を読んだ時は悶えましたね。でも「そのうちきっと巡回するさ。だって永野護だぜ!?」と思っていましたら案の定、大阪もやってきました。会場が大阪駅直結のグランフロントっていうのもいいですね。1月17日~2月11日。結構短い。ローパスで年末にチケットゲット。2,000円。鑑賞日時の指定とかはなかった。

 さて、19日。開催して3日目。午後用事があって大阪駅/梅田駅方面に出たので、混んでなかったら、とグランフロントへ。

うおおぉ、テンション上がるわこれ

普段行かない北館。って、南館もそんなに行かないけれど。この右下に当日券売り場があって、エスカレーターで会場へ。
 行列があったら別日にしようかと思いましたが大丈夫でした。原画とか設定を近くで観ようと思ったらやや混み、といったところ。アラフィフの私より10くらい上の方が多いかな?それくらいの男性と若い男女、老夫婦、若者、と鑑賞者も様々。

 チケットのもぎりと引き換えにブックマークをもらえました。おそらくランダム。これ、『リブート』*1の表紙で見た見た。

 会場に入ると、最初期(商業デビュー前)のイメージ画、仕事~原画が展示されています。「銀河漂流バイファム」(!)「巨神ゴーグ」「聖戦士ダンバイン」でメカの素案出していたんですね(大河原邦男氏がリファイン)。

 そこから「重戦機エルガイム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ZZガンダム」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」と続きます(没企画とかラフのみ参加とかあり)。「GIANT ROBOTS展」でもありましたけど、「エルガイム」の時点でムーバブルフレームとか発想すごいっす。オタクやめてたので「ブレンパワード」とか「シェルブリット」とか知らないですけど、ちゃくちゃくと仕事してたんですね(「ファンタシースター・オンライン」廃人説がありましたがね…)。「鉄拳」のキャラのエキストラコスチュームとか、ハマってた「ファンタシースター・オンライン」のデザインとかもやられてたんですね。
 ドイツの戦車にも造詣が深いことから架空の戦車のデザインとかも。この人は一体なんなんだろうな?

 セガサターンのRPG「エアーズアドベンチャー」のデザイン、コンセプトに絡んでいたんだったっけ。企画から完成までにずいぶん時間がかかって、世に出た頃にはずいぶん古いシステムと感じました。リリースされたのは社会人になってからですが、学生の頃付き合ってた元カノが「エアーズアドベンチャー」やってて、マンガオタクではなかったので私のマンガ本棚の影響でしょうな(笑)余談で蛇足ですが。

さあさあ、ここまでは版権の問題で撮影禁止。こっから「F.S.S」のコーナーになり撮影OK!待ってました!

ああ~、見たことあるある。確か「デザインズ」*2の表紙とかに使われてたな。

単行本の表紙の原画たち。思ったより大きい。何号なのかな。縦7~80cmくらいありそう。
右から1巻、2巻。ナイト・オブ・ゴールドとラキシスの出会い、ジュノーンとMHに乗れないファティマ・クローソー。

3,4巻。3巻…うう~コーラスIII世~。最初の主要キャラの死が衝撃でした。
3巻と4巻で何年も間空いたんだったよね。4巻は「静」がモチーフかな

5,6巻。5巻は古代の神話の話だったかな。6巻はパルテノとスペクター

7巻。こっちが「静」かと思ったら「京」

8巻。最初期の4大ファティマの1人、「フォーカスライト」がモチーフと図説に。

9巻。図説によるとアウクソー。アウクソー、アウクソー…ってことはシュペルター、「魔道大戦」か。

10巻。これはエスト。エストとヨーン君の話ですな。まだ「魔道大戦」。

11巻。ペール夫人とファントム。まだ「魔道大戦」

12巻。クリスティン・V。悲恋エピソード。「魔道大戦」の一環として。

13巻。しまった。誰と何かわからない。この巻から設定変更*3かな。

14巻。ヒントリー・ショウメとモルフォイメージだそうですが、なにも連想できない…(笑)

15巻。ここからこっちの家にあります。セントリー・ブリッツとオーロラ。旧ドラゴンですね。サタンとか出てきた話かな。

16巻。女魔帝ゴリリダリルハとヴォージュ、だそうでサタンものはこの巻か。

17巻。アウクソーとドラランディア、だそうですが…なにエピソードだっけな。1回しか多分読んでない

18巻が3月に出るらしいです。楽しみですね(説得力なし)

表紙コーナーの隣に5点ほど。「デザインズ」の宣伝で見覚えがある、かな?って感じ。

ここから、趣味の世界です。

ガレージキットたち。手前のが黒騎士ダッカス(旧バッシュ)。

こんなの立体化するのキ●ガイっすよ(誉め言葉)

縄文時代の火焔式土器っぽいすよね、ダッカス。

これがね、40年前に「カッコいい~」ってなったL.E.D.ミラージュ。接近戦でツノで切りつける、頭部の「トサカ」はそのためのウェイトというね、度肝を抜く描写が第1話でしたからね。そりゃ引き込まれるよね。

左:MH・L.E.D.ミラージュ。右:GTM・ツァラトウストラ・アウターブリンガー。話の中では同じロボットですよ(笑)。「はぁ?」ですよね。でも半透明の装甲はカッコいいなぁ

ツァラトウストラ~、ゴジラ感あるなぁ。フレームランチャーもくっそ長いし、所有したらディスプレイするのにすごい場所とるな。

GTM・マグナパレス。これも変わりに変わった。1巻の表紙のメカなんですけどね…

このデザインに変わってもう10年くらい経ったのかな。もう見慣れた。というかむしろこの細い腰部のデザインは斬新。あっ、「機動戦士ガンダム オルフェンズ」のバルバドスも腰部細いな?

壁側にはキャラたちが展示されてます。

おお、ダグラス・カイエン。強い上に魅力的なキャラなんだが死んじゃうんだよねぇ

このファティマスーツのイラストも「デザインズ」に使われてなかったかな?

さっきのGTM・マグナパレスの原型、MH・ナイト・オブ・ゴールドです。

MH・バッシュ・ザ・ブラックナイト→GTM・ダッカス・ザ・ブラックナイト。これはバッシュの方が好きだったな~。他は前向きに言って「甲乙つけがたい」

MH・シュペルター→GTM・デムザンバラ。これもシュペルターの方がいい。

なんだっけ、MH・スピードミラージュ?→GTM・????。原型はエルガイムMK-IIっぽかった。

多いので割愛(笑)

真ん中の「破裂の人形」は新旧どっちもカッコいい(個人の感想です)

左の、エルガイムっぽかったジュノーン*4は前のが好きです

左のは、上の段階で「こんなのいたっけ?」状態

ほぼ終わり。スペクター/パルテノが乗っていたMH・ヤクト・ミラージュが、GTM・グローサー・ツァラトウストラ・デストネーター・ブリンガーだそうです。

いっちゃん最後にフィギュアが。売りものなんですかね。そして誰だかわかりません(笑)

このあと、撮影禁止の物販コーナー。ガレージキットもたくさん売ってました。今や6万とかするのね。コートか!

図録4,400円は少し心が動きましたがなるべく持たないようにしているのでね…

「黒騎士」もしくは「破裂の人形(ルーン騎士団)」のピンバッジに引かれましたが、1,760円もするのでやめ…

1個480円の樹脂製のチャームで我慢しました。左が破裂の人形(ルーン騎士団)、右が黒騎士です。コーラス騎士団のも欲しかったけど、1,500円になってまうので自制。
 単行本表紙のポストカードもありましたけど、欲しい3巻はなかったのでやめ。紙のポストカードは220円でしたが、なぜか木製(カラー印刷)もあり、そちらは1,000円でした。
 色々おっさんホイホイが仕掛けられていましたが、理性でなんとか。
 それにしても、世の中アクスタ全盛ですね~。さすがにいいおっさんが自宅にツァラトウストラ~のアクスタとか飾れんよ(個人の感想です)

 「F.S.S」の展示みっちりで大満足。やっぱりここまで1時間。ショップを出ますと、

「描く人」以来。こういうの流行ってんですかね?
1Fに上がるエスカレーター脇に…

ワオ、こいつはすごいコラボ商品だわい(利用せず)
ヒュートランって、ちゃあてぃのファティマか。なんちゅうチョイス

1Fに上がったら錚々たるところからのお祝い。

ここまでやっぱり約1時間。昔取った杵柄、オタク心を充分に満たすイベントでした~。

naganomamoru-osaka-exhibition.com

*1:単行本は加筆修正されているが、別途連載当時の構成で編集・出版された『リブート版』があるのだ!そのほか1巻は1998年版、2巻は2006年版が出ている…

*2:カラーページの多い、高価な設定集。ひと頃は単行本より発行数が多かった。コアなファンたちはこれを読み込んで作品世界に没入、と。

*3:永野護氏、連載中の作品でロボットの名称、ロボットのデザイン、職業名、人造人間の名称など、諸々の設定を完全に変えてしまうという”暴挙”に出た。長期の連載期間ということもあり、この辺で脱落した人たちも相当数いたことだろう

*4:度々の「デザインズ」発刊などを経て、名称がエンゲージなんとか、と細かく変わっている。ついていけん。

【モノ】Garmin Forerunner165J購入!

 いや~、刻の涙を見るねぇ。

 ランニングを始めたのは、2009年かそれくらい。8時までに晩飯食べて、10時くらいから家の周りをグルグル。最初の頃は、Googleマップ上でおおよその走行距離を策定し、デジタル時計で何となく。その後auガラケーのアプリ「Run & Walk」使ってました。

 ある日行きつけのバーで、人生初のリアルマラソンランナーの(年上の)女性のお話を伺い、GPSウォッチ使おう!となりました。それが2014年のこと。当時15,000円くらいだったGarmin Foreathlete10Jというエントリーモデルを購入。2013年2月販売開始のモデルでしたね。

 それまでは週2,3使っていましたが、転勤した2015年春から2017年くらいまでは全く使っていなくて2018年に思い立って再開(本格的には2019年)。この休止期間でバッテリーが劣化しましたかね。カタログスペック5時間弱のライフは1時間半で怪しくなってきました。

 劣化したバンドは1回交換し、充電用のユニットの接触も微妙とだましだまし使いながら後継機の購入タイミング・機種を検討していましたが、現行エントリーモデルのForeathlete 55Jでも32,000円、なかなか手が出なかった。そのうちForerunner165Jも出てきて、こちらは37,800円。う~む…。

 その状態で約1年半。10Jは15kmも走ると「Low Battery」のアラートが出て、いつ突然死が来るかと懸念する期間も約1年半。昨年末、久しぶりにチェックしたら相場が下がってた。Forerunner165Jが36,000円切ってた。貯まったポイントも8,000円くらい。実質28,000円、また10年使えばいいや(?)とポチりました。同じく検討していたForeathlete 55Jはフェースが小さく、ランの時のみ装着ならいざしらず普段使いの時計としては満足度が低いであろう、と165Jにしました。10Jの時はノーケアでしたが普段使いということで、フェースをカバーするフィルムも購入!

 12月28日(土)到着(休み初日に指定)。

こ、これが…10年という時の流れか…

10J…モノクロ・日本語は半角カナ。データの取り込みは充電ユニットにつないでPCへUSB接続

165J…OLED液晶・カラー・当然漢字対応。Bluetoothでスマホとペアリング。Type-Cケーブルで直接充電

70%くらいあったけど、充電して午後走ってみるつもりだったが、午後から発熱。微熱くらいだったので走ろうかなとも思ったがやめてライフログ機器として使用開始。

その日は結果39℃まで上がってしまった…

翌日熱下がったものの37℃台。パス。

30日(月)平熱になったが体感が寒いのでパス。買い物に行くにも自転車に乗りたくない感じ。

31日(火)ようやく室温、外気温と自分の体感がマッチしたので、病み上がりラン。軽く5km。

 ラン開始ボタンを押す。うわっ、なにこれ、Ready状態が早い!10JはGPSとの接続までに2,3分(使用間隔があくとそれ以上)かかっていたので開始ボタンを押して、その間にストレッチしていたのだが165Jは正に秒だ。

 すっごい~。55Jより大きいフェースは見やすく、タイム・ペース・距離見やすい。1kmラップ時バイブで知らせてくれるのも良い。10Jは音なんだが、歳のせいか車の通っているところなどだとまず聞こえない。あらゆるメッセージがバイブなのは有用。

 終了後スマホでGarmin Connect起動するだけで同期。便利~。
 しかし5km走ったくらいでリカバリー72時間って…(個人のバイタルの結果の模様)。「170ってなんの数字だ?」って思ってたら心拍数でした。11km/h程度でもそんなになるのかな…

元旦(水)。元旦ラン。7.2km。リカバリーまで到達していませんが、当然支障なく走れました(笑)

13日(月)12.2km。ラン始めたら、バイタルデータの蓄積から作られるGarminおすすめワークアウト(6:30/km、33分)の実行という体になってしまい、しょっちゅう「オーバーペースです」って警告が出て閉口した。無視はしてたものの、おすすめワークアウト到達時に一定の達成感がありよろしくない(笑)

終わるとこんな粗々のマップまで表示される(必要かな?)

VO2MAX(有酸素運動)の程度も出て、元旦の時は褒められたけどこの時は「オーバーリーチ」になってました。「ランニングは実は体に悪い」を地で行くような感じですね。

やかましいのう(笑)

少し腿とかに疲労感、ハリはあれど、こんなに回復に時間かからんって。フルマラソン走ったら死ぬんか、全治2週間か(笑)。走らないけどさ。

10Jの時はなかった機能が多すぎて戸惑う。上下移動(幅・率)が下位20%のカテゴリーにギリギリ入っているので(=ロス多い)ランニングフォーム変えなくてはかな。

アラフィフですが、フィットネス年齢は44歳だそうです(嬉w)

Garmin Connect IQなる機能で、フィットネスとして登録していなくてもセンサーで「これは自転車で移動しているな」と判断して「バイク〇分」とか多分10分以上の徒歩を「ウォーク」として登録とか、色々やってくれます。

ショートスリーパーとまでイキる気はないのですが、「寝ても疲れが取れない」とかは「は?」という感じな私、「標準より短いが深い眠り」など出ますね。ショートスリーパーと違って眠気はありますので、これを機にもう少し睡眠を大事にしないとかな。

知らなくてもいいことまで知ってしまうような気がするので、もう少し使用したらオフる機能とか(あるいは夜外して寝るのか)検討したいと思います。休息と活動・ストレスの差し引きで増減する「Body Battery」という概念も面白いですが、「その数値に引きずられる」という職場のユーザーもいます。朝の占いみたいな感じですね(?)

高いは高いけど高機能なのでこの値段で色々な数値が計測できることはすごい。かも。

そんな感じです。

【イベント】【日記】初春文楽公演「仮名手本忠臣蔵」鑑賞(2025年)

 1週間経ってしまいました。1月3日~26日の文楽公演は「新版歌祭文」「仮名手本忠臣蔵」「本朝廿四孝」の3本。仕事が始まる前の4日に「仮名手本忠臣蔵」観に行きました。八段目と九段目ですね。二等席4,500円。ぐふぅ…。ちょっと前は3,800円くらいだったでしょうがね。

 先日の通し公演2回でクライマックスまでいかなんだから、この八・九段で行くのかと思いましたが、チャンバラ=討ち入り=クライマックスであればクライマックスに至らず。でもそもそもチャンバラシーンがないのかもな、とも観て思いました。

前回ギリギリだったの反省して、13時には昼食を済ませて到着。

門松とか、新春っぽいですね。

「二人三番叟」のPOP(?)は前回もあったかな?

持つこと(操作も?)できたみたいな人形たち

新春らしいですね~

一部店舗がぼったくりと非難されている黒門市場から寄贈の「にらみ鯛」。ディスプレイはモックアップだそうですが本物を贈られています。こういうのを見ると歴史を感じますね。

今回の展示コーナーは所蔵品の展示

こんなイラストたちいいですね。

木下順二さんの「赤い陣羽織」の舞台をやったこともあるそうな(知らない作品です)

ひえ~、天保とか安政の錦絵だってよ

脚本には、朱色で印が。アクセントとか示すポイントなんですかね

江戸時代・19世紀の三味線だって。付属の駒って、ネック部分のヤツのことかな。左のが鉛なし・右のが鉛ありだけど現代のと形が違うとか。鉛の有無でどうなるんですかね。

2階です。「新版歌祭文」に出てくる狐たちだそうです

そして以前、「文楽の夕べ」で聞いた、国立文楽劇場建設の立役者・(多分)阪急社長の佐伯勇氏胸像。あったあった。

舞台上段に新春らしい意匠。今回は8,9割埋まってたかな。

 八段目の「道行旅路の嫁入り」は大星由良之助の息子力弥の許嫁小浪とその母戸無瀬が山科に隠遁している大星家に向かう道中。30分くらいの段なのだが、展開が少なくて登場人物も2人でちょっとうとうと…

 15分休憩、セット更新で九段目の「雪転しの段」「山科閑居の段」。こちらで2時間強。バランス悪いな~。でも色々展開があって、こちらは大丈夫でした(個人の感覚です)

 高師直への討ち入り前に祝言をしてほしく大星家に押しかける母子。つれない由良助の妻・お石。お石は祝言を上げたいなら戸無瀬の夫・加古川本蔵の首を差し出せという。塩谷判官の刃傷沙汰の場で本蔵が塩谷判官を羽交い絞めしたことにより塩谷判官は本懐を遂げることなくお取り潰しになってしまったためだからなのだが、小浪を妻として迎えても、大星親子は敵討ちを達成したあとは切腹することとなるため、嫁入りしてすぐ未亡人になってしまうことを不憫に思っての冷たさでもあった。

 そこに虚無僧姿で現れたのは加古川本蔵その人で、娘の祝言を上げてやるべくわざと槍で突かれる。桐竹勘十郎さんが「楽しい」とおっしゃってたやつですね。死にゆく本蔵、塩谷判官を止めたのは自分の判断ミスであったこと、後悔していることを滔々と語って死んでいく。

 そこへ正装した大星由良之助登場。力弥と小浪の祝言を認める。祝言を終え次第討ち入りの支度に出るという由良助、力弥へは翌朝出立するように伝える。小浪とせめて一晩沿わせてやりたいという親心、ということらしいが…封建制バリバリ出てますね。お石は夫と息子を、小浪は父と夫を、戸奈瀬は夫と義理の息子を一気に失う。民衆は討ち入りに対して喝采を浴びせたというけれど、当事者たちは本当に大変だ。

 この「雪転しの段」序盤に出てくる「雪転がし」2個は由良助親子の墓標を暗示していたと。秀逸な演出だ…。

 もう「仮名手本忠臣蔵」はないかな?

4月の公演は「義経千本桜」の通し公演だそうで。これはいいかな。

今年の「大人のための文楽教室」も知らない演目だったから、これもいいかな。

トータル12回も観ているのでファンに片足くらい突っ込んでいるかもですけど、そろそろフェードアウトでしょうかね。

と思っていたのですが、「大人のための文楽教室」の演目(の1つ)は「五条橋」。弁慶と牛若丸ってこと?だったら観てもいいなぁ。
むむむむ…

【映画】「伝説巨神イデオン 接触篇」「発動篇」鑑賞


 前に視聴を検討していました、「伝説巨神イデオン」、サンライズチャンネルで1月3日から無料公開、という記事を見まして、3日に「接触篇」、翌4日に「発動篇」を鑑賞しました。「展開が早いので本編をチェックしてからの方が…」というコメントがありましたが、それができないからこれ観るのよね。

 話としては、遺跡から発掘された巨大ロボを調査していたら異星人来訪。どさくさに紛れて謎のロボ、イデオンが合体、変形して異星人を撃退!

 思ったよりいい加減っていうか、イデオンのコクピットってなんであんなに無駄にダダッぴろいんだ?なんかリビングダイニングみたいだし、コスモたちが座る椅子もなんかおざなりだし…博士たちが「遺跡にモニターとか接続しただけ」とか言ってたけど、どれぐらい意図して「操縦」しているのかもよくわからない(総集編なので)。

 そして”ソロシップ”。懐かしい。しかしイデオンはソロシップの表面に置いてある感じなんだね。修理とか補給とか本編ではどういう感じだったんだろうね。肩とか腕とかのは”イデオンミサイル”だと思ってたけどあれは実弾ではなくビーム?だとしたらエネルギーチャージだけでよい?

 パイロットに一人が腕かなんかの攻撃を受けて死んでしまっている(胴体がやられやすいイメージあり)が、そういう物理的な破壊の修理は?

 どうなっているんだ…

 そして敵勢力やキャラなどの固有名詞がさっぱり入ってこない。

 バッフ・クラン側の武官の娘、カララが勝手な行動取らなかったらこんなハードな展開ではなかったんじゃね?

 ソロシップを巡る白兵戦も行われたけど、地球人陣営って、ソロシップ1機?多勢に無勢すぎん?

 「発動篇」は何が発動するんでしょうねぇ。最終形態としての”イデ”のことなんでしょうか。イデというのは第6文明の識者たちの残留思念みたいなものらしく、そのイデが自己保存をするために肥大化し始めるのがクライマックスに向けての流れのようで、イデオンの挙動・操作・武器の稼働・バリアの強度などが不安定になっているらしい。カララも敵陣営(って元いたところだけど)にワープしてしまったり不思議エピソード満載。っていうかカララさん、今度は異星人(地球人)との子を宿してしまう。奔放な子ですね…。バッフ・クラン人って移民する前の地球人だったんかねぇ?よくある設定でしょうが。妊娠したり輸血ができたり。そんな雰囲気ですね。

 今回は不安定ながらイデオンガンをバッシバッシ発しまくってますね。イデオンがデカいせいか、ガンダムに対するザク、みたいなライバルメカは存在しないっぽくて、「ちょっと手ごわいハチに取り囲まれてる」みたいな感じの力関係ですかね。無傷ではないが対等とは言えない、みたいな。多勢に無勢ですが。

 なんか補給で地球に寄ったけど完全に疫病神扱いされてコスモが憤るシーンが印象的。どっちサイドの「地球」も最後は滅んだけどな。

 全員精神世界に行くようなラストはなんとなく知っていたのですが、その前の白兵戦で主要なキャラたちが死んでいくのはこれでもか、って感じですね。

『地球幼年期の終わり』みたいなSFの名作みたいなラストでしたな。パワーバランスおかしかったけど。

ひとまず一定程度イデオン欲は満たされたよ。

www.youtube.com

 

 

【散策】2024年12月のMaintenance Hole

12月4日 姫路市。少し小さい、汎用品の汚水用

下水道、汚水

12月4日 播磨町。雨水用

同じく雨水。車での移動だったんだよね…

12月4日 加古川市。インターロッキング用下水道

仕切弁たち

消火栓たち

下水道

少し小さい下水道

12月5日 大阪市住之江区

12月16日 枚方市。小さい汚水用たち

雨水用

止水栓

12月16日 交野市。汚水用

小さい汚水用。ちょっとブレた

仕切弁

雨水用。珍しく「あまみず」って書いてある。

止水栓

小さい汚水用。これまた車での移動でした…

12月19日 忠岡町。汚水用。車移動…

12月19日 堺市。汚水用。液から客先までの1km弱で

大阪府街路灯

雨水用

用途ないですね。多分汚水用でしょうな

12月21日 吹田市。個宅サイズの汚水用。樹脂ですけどね。

12月25日 東大阪市。用途なし

同じく。フォント違い

消火栓たち

止水栓。敷地外から。この日は摂津市とか茨木市も行ったのですが、車なのでした…

以上、来年も面白いマンホールに出会えるかしらん。

【映画】2024年に観た映画たち(劇場編/自宅編)

いや~、2024年内に間に合いませんでした。
明けましておめでとうございます。今年も勝手に色々書きこみますのでよろしくお願いいたします。

2024年を振り返りますと、12本もの映画を観に行っております。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版
哀れなるものたち
ボーはおそれている
PERFECT DAYS
オッペンハイマー
関心領域
憐れみの3章
侍タイムスリッパー
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
トラップ
ドリーム・シナリオ
動物界

10本以上観に行ったのは9年ぶりですね。この中でマイベスト5を選んでみますと…

1位 PERFECT DAYS…初老には余韻・余白が良すぎるぞヴィム・ヴェンダース!

2位 侍タイムスリッパー…時代劇好きすぎるだろみんな。そんなみんなが大好きだ!

3位 関心領域…皆の無関心が怖すぎる!

4位 哀れなるものたち…世界観すごすぎる、衣装すごすぎる、色彩感覚すごすぎる

5位 動物界…この世界観、癖になる…

ハッキリとした「ハズレ」は(個人的には)ありませんでしたが、「ボーはおそれている」が一番わけのわからない映画だったことだけは受け合います。

 

2024年は家での鑑賞も例年より多かったですね。

ダークナイト
機動戦士ガンダム F91
テルマ&ルイーズ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
シン・ウルトラマン
ワイルド・スピード/ジェットブレイク
ゴジラ-1.0

7本か~。3本選びますか。
1位 シン・ウルトラマン…設定・考察・特撮愛申し分なし

2位 ゴジラ-1.0…特撮、主人公の苦悩と相克が良かったですね

3位 ダークナイト…アンチヒーローとして背負った十字架の部分が良かったですね

ハズレは

F91…まさかの3部作予定だったとは。ボスキャラが小ぶり、尻すぼみ

ジェットブレイク…やりすぎが過ぎて高級スポーツカーの無駄遣いが続いていて、インフレ状態ですねぇ。個人的には全くアガらず、惰性で消化って感じ。戦った相手皆仲間になるって、「魁!男塾」かよ!個人的には「1」の頃のエンスー感が好きでした。当時は「キャスト垢抜けないな〜」って思ってたんだけどね。もうみんな自信持っちゃって(笑)

そんな感じです。2025年もいい作品たちと出会えるかしらん。

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【IT】【日記】さらばau!povo2.0へ移行したぞ!(まあauなんだけど)

 小生、ガラケーからスマホに買い替えて5年程度。当時20,000円ちょっとで買ったHUAWEI P30 liteを未だ使用しています。ちょうどHUAWEI締め出しが始まったころで買う時も「HUAWEIって大丈夫ですか(笑)」って店員さんに聞いたけど安さに抗えず買いました。その後e-TAXに対応していないくらいでそれほど不満は感じませんがさすがにもうそろそろ…、と考えております。

 S社のAか、S社のEか、はたまたG社のPか(っていうかS社ばっかりだな)。買い換えたらいくらかかるかシミュレーションなどしていて気が付きました。月額料金が高い。なんですかこれ。もう買い換えたら4Gという選択肢はないにしても最低が5,000円弱ですね。今2,500円くらいなのでスマホ買い換えただけで月額料金が倍になるのは受け入れがたい。なにせ動画も見ないしネットゲームもしないんでね。ブラウザとメーラーとGoogleマップ、カメラがあれば充分。月のパケットはほぼ1GB弱。でも足りない時にデジラで買ったら余った分キャリーなのに、自動でチャージすると月が改まったらそれなくなるシステムには不満があるプランではある。

 auのサブブランドUQを見てみます。ミニミニプラン4G/月で2,365円。悪くない。これにpontaパスで3,000円弱か。待てよ、どうせキャリアメールを失うんだったらWeb申し込みのみだというpovo2.0はどうなんだ?

・基本料金は0円
・通話料22円/30秒、SMS3.3円/通

トッピングはヘビーユースからライトユースまでバリエーションあり。
 1GB/180日 1,260円?おお、いいじゃないか。いや、3GB/30日 990円。これだ!俺の求めていたのは!そのほか24時間だけデータ使い放題330円、6時間データ使い放題250円などもあります。Wi-Fiのない実家とかで威力を発揮しそうですね(うちはあるけど)。
色々設定が大変そうなので平日取り組むのはやめて、週末に取り組むことにしました。

で、仕事納め翌日の28日。サイトのQRコードからpovoアプリをDLし申し込みます。途中で「Wi-Fiを切って(auの)回線で手続してください」というシークエンスがある(小生はau/UQからの申し込みのため)。「そっか、同じauとはいえ新たなSIM発行するのか。そりゃそうか。もう年末だし、手続きは年明けかぁ~。ちぇ~」って思ってたら「申し込み受付完了」メールに「最短で発送手続きを行います」とある。ひょっとして年内?

 夕方、SIM発送手続きを終えたというメールを受信したところで、SIMの送付先の部屋番号を間違えたことに気づく。本宅(?)と階が一緒なもんで、そっちに引っ張られてしまった。こんな間違い普段しないので発熱の影響もあったのかもしれない。ただ老化が進んだだけのことかもしれない。
 ヤマトの問い合わせ番号もついていたのでヤマトに向け先変えられないか確認したがその番号がまだ割り当てられていないらしくらちが明かない。

 povoのサポートにチャット・メールすると、最初は「ヤマトに出荷停止かけて、送付先修正」って話だったけど結局申し込みキャンセル・再申し込みすることになった。この時点で夜だったので、翌9:30以降になるとのこと。

 翌29日。10時までに申し込みキャンセル処理終了メールがきた。「再申し込みはこちら」のリンクからまた手続き。余談だが、Gメール上でリンクタップするとGメール上でブラウズしてしまうがその後くる2段階認証のコードを読めなくなってしまうのでURLをブラウザで開くようにした方がよろしいですなあ。

 今度こそ、正しい部屋番号を入力して申し込み!
 Myauのページにログインして、端末のSIMロックを解除。使用5年にして解き放たれ士P30 lite。古いがもちろんpovo2.0対応機種であることは確認済みだ。

 翌30日、届きました。

こんなA4サイズのメール便できましたけど、

中身はこんなんでした。CDジャケットを一回り小さくした感じ。

開くと、トレー取り出し用のピンとSIMカード。miniからnanoまで対応ですね。P30 liteはnanoでした。カード裏側のバーコードをpovoアプリ上で撮影してSIMの有効化です。

 povoのSIMカードを挿入し、機体を再起動します。「オレはauをやめるぞ、ジョジョ~!!!!」

 立ち上がります。無料ダイヤル(???)に電話し、開通を確認。しかし、データパック買わなくて128kbbsで通じる通信がいけません。ブラウザが「オフライン」になってしまいます。むむむ。
 多分アクセスポイントだな、とあたりをつけ、オンラインマニュアルのそのあたりをみますが、Google、Galaxy、AQUOS、Experia、楽天(?)、OPPOの参照がありましたが(当然)P30 liteはありません。でも「その他」みたいなのあって良くないかねぇ?

まあでもわかった、アクセスポイントを新規作成して、povo.jpののんを作ればいいんだね。

こんなスカスカでいいんかね?と思ったけど…

無事開通!

んんんん~、実にスガスガしい気分だッ!!!!

APNの設定まで自分でするとなると、確かに使用者を選ぶサービスですなぁ。

キャリアメールは月額330円で継続することができるようです。しないけど(旧アプリは開くことはできる)。

電話5分以内話し放題とか、留守電のトッピングもあるし、海外データのトッピングもあった。色々なニーズに対応しているみたい。KDDIがローソン株の一部取得したことも関係してか、月10回、ローソン店舗で0.1GB(1GB/月)もらえるサービスも始まったそうです。3GB/30日990円が充分安いので利用はしないと思うけど。

だいぶ安く上がったし旧スマートパス会員(現pontaパスライト)→旧スマートパスプレミアム(現pontaパス)へアップグレードしようかしらん。

次は端末の買い時だな~。

povo.jp