自作を酷評された作家が精神衛生上知っておきたい、一つの言葉。
2007年 09月 26日
そんな場合は、下記の言葉を参考にすればよいかと。
【HR】 評価と部数の関係(MORI LOG ACADEMY)
作家どうしで話していることの1つ。読者の評価点が集計されているサイトがあるが、その評価点と、本の発行部数の関係を調べると、両者には明らかに負の相関がある。「負の相関」という言葉がわからない人が多いと思うが、ようするに、「比例している」の反対だ。すなわち、評価点が高い作品ほど、売れる部数が少ない、という結果になる。もちろん、酷評の主を今度はギャフンと言わせてやると思って、より創作に励むのも一つの選択かもしれませんがね……
これは、読者の評価が間違っている、ということでは(たぶん)ない。何故こうなるのかというと、なにかの原因で沢山売れてしまった本は、それだけ広い範囲の人が読むわけで、そうすると、作品と合わない人間の手に渡る可能性がそれだけ高くなる。一方、話題にならない少部数の本では、作家に対して好意的な読者の割合が多くなり、評価点が高くなる傾向にある。
(中略)
新人作家に1つアドバイスがある。もし、誰かに作品をぼろくそに言われたら、「こんな人のところにまで本が届いたのだ。売れているのだな」と喜ぶのがよろしい。
(ただし、実際にはどんなに頑張っても、どこからか批判は出るのではないかと)