シャウステーキ

■ シャウステーキ

ニクニクしさバクハツ

スーパーのシマにこの商品を見つけたときはなかなか衝撃を受けました。なにせあの " シャウエッセン " のニクを使ってブ厚いステーキ状の肉塊を作ってしまったわけです、おいおいニッポンハムさんよ...決してお遊びやジョークではありませんよね、本気ですよね?

ニッポンハム シャウステーキ

本格的なドイツ流ソーセージを大手メーカーとしては初めて成功させた同社からは、これまでロングタイプやミニタイプなど派生モデルがいくつか登場しておりましたが、こうしたスタイルは初めてでしょう。直径などを考慮しますとロースハムやボンレスハム製造に使用していた型の流用かなとは思いますけれど、それにしても近年のニクニクしさバクハツの流行を機敏に捉えた商品企画ですよ、参りました。

シャウステーキ   Nikon  NIKKOR-P・C Auto 105mm F2.5   SONY α7

さて、もうこれはドカンと焼いて食すしかありません。小細工を弄してもこのマッス感に敵うものはないでしょうし、何よりあの " シャウエッセン " の美味しさを存分に楽しみたいじゃありませんか。
厚みもありすぎるほどですし冷蔵庫からの出したては禁物です、一時間以上常温に晒し中心部の温度をしっかり適温に確保する必要がありますが、以降はフツーの厚切りステーキを焼く時と同様で構わないでしょう。ただし " シャウエッセン " のパティーには塩分や糖分も多く含まれ、非常に焦げやすいので弱火でジックリの調理は必須ですね。

シャウステーキ断面   Nikon  NIKKOR-P・C Auto 105mm F2.5   SONY α7

おぉ~サスガに美味いです…と云っても " シャウエッセン " のお味そのまんまなんですけれど、やはりこの旨味の強いニクのアドバンテージは大きいですね。いいぞ、美味いぞ!とがつがつ食らいつきますが、若いころと違ってそうたくさんは食べられません、食べ飽きてしまうと言いますか、舌の上に旨味とスモーキーな風味が飽和状態になって「もういいや…」みたいな感情がやってくるのが想定外に早い気がします。
エロおやぢは1/4ほど、母上に至っては1/2程度を食べ残してしまい、なんだかちょっともったいなかったよねえ…みたいな反省もしてしまいました。う~ん、とても美味しかったことは確かなんだけど、残した『シャウステーキ』をどうやって再登場させるのか、ちょいと気にしつつ晩酌タイムには終わりを告げるわけです。
 
 

 
 
 
 

■ 霜月の庭風景  アスターと柏葉


開き始めたアスターはイッキに勢力拡大し
今が我が世とばかりに咲き誇っております
温かな日和にも助けられ
陽光の中で揺れるこの花に晩秋の香りを見つけます

霜月の庭風景 陽光のアスター   Nikon  NIKKOR-P・C Auto 105mm F2.5   SONY α7

 
 


がっつり剪定された柏にも
未だ緑の残った葉がいくつも付いています
こちらも穏やかな陽光を透過させてはいますが
紅く色づくのも間もないことかと

霜月の庭風景 柏葉の透過光   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5