サッカー蟻地獄

ガチだったこともあるサンフレッチェ広島サポーター&割とガチな飯田里穂さんファン&割と長い距離を走る自転車の話、などをしています

サポーター(や、その他の応援)を長く続けるために必要なこと

私、サンフレッチェのサポーターであり、また、声優の飯田里穂さんのファンでありまして、どちらもそれなりに熱心にやっております。
そうすると、来なくなったリ、他界(他の人に鞍替えすること)したりするのを経験するんですよね。
そういうことを見て、考えたことです。

※この辺の一連のツイートをしっかり書いた感じ。

まとめ

対象者は「コンテンツとしての楽しみを越えた楽しみを見つけた人」です

  • 目一杯やる時期は終わる。ちょうどいい配分を見つける
  • 誰も「二度とくるな」なんて思っていない。いい形で戻っておいで
  • できたら人間関係は保って離れよう。とはいえ、なくても帰ってこれる

コンテンツとしての楽しみを越えた楽しみ

サッカーや声優なんていうのは間違いなくコンテンツですわ。間違いなく。
消費して楽しみ、ああ楽しかった、また来よう、ってリピーターになったりりっぴーたー*1になったりする。

でも、これは誰もが経験することではないのですが、熱心に活動する中ではコンテンツを楽しむ以上の楽しみを見つけることがあります。

  • 一緒に応援を作っていく楽しみ
  • 試合・イベント前後のコミュニケーションの楽しみ
  • 自分がファンを増やしていく楽しみ

などなど・・・

受け身ではなく、コンテンツの消費だけではなく、能動的に動いて自分でコンテンツの楽しさを作っていく側になる。
これがコンテンツとしての楽しみを越えた楽しみです。
こうなると、本当に楽しいわけです。めっちゃ大変だけど。

  • 早朝に入ってコレオグラフィーの準備で数万枚のパネルを設置する
  • 運営とコミュニケーション取って改善活動をする
  • 積んだCDを配りまくる

めっちゃ大変なんです。お金も使うし時間も使う。
そして、その大変さが楽しさを越えてしまい、続けられなくなる瞬間が訪れたりもするのです。
そういう人に読んでほしいな、と思います。

目一杯できる時期は必ず終わる

目一杯やるのは楽しい。
今日の試合に行かなかったら、今日のライブに行かなかったら、なんてことはたくさんある。
目一杯やったらいい。

本当は、長く活動するためには燃え尽きないように負荷をかけるのがいいと思うのです。
心拍140だと何十時間と走れるけど、180だと10分ももたない。
心拍が140で走れる速度は人それぞれだから、ずっと走れる速度を見つけることが重要。
心拍180で走るのはずっと続かないから、使いどころ考えたいよね。

でも、わかっていても目一杯走りたくもある。それはそれでいいのではないかなと思います。
ただ、戻ってこれないようなダメージを受けないように気をつけましょう、というのが今から書くこと。

できれば、現場でなくてもいいから人間関係だけは保っておこう

実際、サンフレッチェのサポーターを15年もやってると、「あんなにいつも来てたのに、もう影も形もない」という人をたくさん見て来た。
サポーターのコールリーダークラスでもそういう人はいるし、TO*2にも、いつの間にか他界していた、何ていう人も思い当たると思う。
僕も一度燃え尽きてしまってほとんど行かない時期はあった。

だれも二度と来るななんて思っていない

一度来なくなったからって、二度と来るなということでは決してないし、戻れるように人間関係だけは維持しておいてほしい。
離れる時に悔しさのあまり自分のコミュニティにツバ吐いて戻れなくなる人は一定いる。
そういうことは極力、やらないようにしたい。

ツバ吐くというのは・・・
「なんでこんなことしてたんだろ」っていう自虐だったり、
取り戻せない時間を消費しまったという後悔だったり、
そういうところから他人に対して攻撃的になってしまうこと。
「お前まだこんなことやってるつもりなの?」とかね。

それをやってしまうと、当然戻りにくくはなる。
けど、戻れるからね。

いくらケンカしても、久しぶり!っていう喜びには勝てない。
若いうちのトラブルなんて時間が経つとタダの若気の至り。
時薬で消えて無くなるのだし。


僕も燃え尽きた時にはペースを落としつつ復活したし、その時は人間関係だけは維持して戻れるようにはしてた。
人間関係を結ぶ人は、メジャーな人とか、有名な人とか、そういうのじゃなくていい。
仲良くなった人、こいつなら現場じゃなくてもやり取りできるな、って言う人でいいんですよ。
そういう人間関係を作っておきましょう。

ライフステージは変わる。その時点でできることを

長いことやってると、社会人になり、結婚したり転勤したり子供できたり親が倒れたりいろいろある。
それまでの活動が熱ければ熱いほど、できなくなる自分に腹立たしくもなるし、他者への不満も募る。

でも、受け入れて、全部背負って進んだ先にしか新しいステージでの楽しみ方は見つからない。
吉田沙保里を育てた栄和人コーチが出ている「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」をたまたま見たのですが、
同じように「すべてを背負ったとき、人は強くなる」っておっしゃってました。驚いたw
子供抱いて会いに来るのはサポーターや推しを1人増やすことだ、くらいの気持ちでいいのよ。

さいごに

一度コンテンツとしての楽しみを超えた楽しみを見つけた人は、待ってるからいつでも戻って来てほしいと思うし、戻って来られる状態を作って待っていたいと思うのよね。
待ってますよ〜。

*1:飯田里穂さん(愛称:りっぴー)、のファンのこと。愛称とリピーターになってほしいという本人の思いから

*2:トップオタク

あるベンチャーの採用基準、というか見ているところ

私、あるベンチャーで人事をやっておりまして。Twitterほったらどこかはすぐわかると思います。
久しぶりに記事を更新するのでたまには真面目なことを。

ベンチャー企業が求めていること、見るポイント

ベンチャーは、安定して成長している事業が少ないか、またはありません。
したがって、事業を作っていくこと、組織を作っていくこと、その中心で活躍してくれる人を求める傾向が強いです。
そういう中では、

状況がわからない、カオスな中でも成果を出せるか?

ということだけを見ています。あとはその大きさ。程度問題です。
もちろん、「自社にマッチするか?」というのも見ていますが、これは一般的になりにくいので今回は書きません。

概要

結論から言うと特に3つです。

  • 地頭
  • 自己責任感の広さ
  • 対人感受性

もちろん他にも「熱量」「ストレス耐性」などありますが、絞るならこの3つかなと。
順に書いていきます。

①地頭

「地頭」というと、偏差値高いやつがいいんでしょ、と誤解を受けやすいのですが、違います。僕がいう地頭というのは、
「一般・抽象」と「個別・具体」の間を行き来した思考ができる
ことです。もちろん、議論の深さを出すためにはベースとなる基礎学力は必要ですが、それだけではないのがポイント。

一般・抽象から個別・具体の課題を解く、と言うのは「数学の法則を学んで、個別の問題に当てはめて解く」というイメージです。
この例のとおり、受験勉強で特にトレーニングされるので偏差値に一定程度比例する傾向があります。

一方で、個別・具体の事例を集めて一般・抽象に持っていくのは「実験を重ねて法則性を導き、一般的かどうかを証明する」というイメージです。
そのため、研究やゼミ、具体的な行動が伴っていないとトレーニングされませんし、偏差値にはほぼ比例しません。
徹底的に現場で叩き上げられた人でも、ここが協力な人はたくさんいます。

これらを自分の力でぐるぐる回して思考ができないと、自分で進めることはできません。
事業を作っていくのは、説明書のない、何をやったら勝ちかわからないゲームをやるようなものなので、
試行錯誤の中でゲームのルールを見つけ、その中でもプロセスを作っていける人でないと、活躍するのは難しいのです。

②自己責任感の広さ

自分のことしか興味ない人は、チームで何が起こってもそれを解決しようとは思いません。
チームにしか興味ない人は、会社で何が起こってもそれを解決しようとは思いません。
同じように、会社にしか興味ない人は、社会で何が起こってもそれを解決しようとは思いません。

事業は、社会で起こっている問題を解決するものですので、
社会で起こっている問題について、自分で解決したい、と思うことができなければ事業にはなりません。

例えば、ネットいじめが原因で自殺、というニュースに触れて
「へー、そういうこともあるんだー」という人にはこれを解決する事業はつくれませんが、
「これは解決しなければならない」と思う人には作れるかもしれない、ということです。

③対人感受性の高さ

事業は一人ではできません。ですので、自らビジョンを示し、巻き込んでいく必要があります。
そのため、人に応じて最も刺さる言葉を投げかけられる人、それを見抜くことが必要です。

例えば、ゼミ合宿に誘うのにある人には「温泉があるよ!」と誘いますし、ある人には「**さんも来るよ!」と誘うと思います。
それと同じで、何を求めているのかを的確に見抜き、それをビジョンとともに提示してはじめて、巻き込みができるわけです。

さいごに

まあ、これはいち側面ですし、他にも大切なことはありますが、参考になればと。
地頭については、他の表現がないかなと考えています。ホントに。

μ'sのメンバーを採用するとしたら誰?

ラブライブ! Advent Calendar 2016として書いています。すみませんすみません1日遅れました。

2年ぶりの記事がまさかラブライブとは。
私、某ネット系のベンチャーで採用担当やってるんです(唐突)。
で、何をどうやっても採用目線で見てしまうのが職業病なので、この際ラブライブ!を採用目線で見てしまおうというのが今回の趣旨であります。というわけで、

μ'sのメンバーを採用するとしたら誰を採用したいか?

ということについて書いてみます。

前提

  • 2期終了時点です。
  • あまりSIDは考慮していません。
  • お遊びです。キレるな。
  • そもそも凛推しの僕がこういう企画をやる時点で泣くに決まってるんだから察しろ。

選考基準

自己紹介

というわけで早速いってみます。★の多さで僕的評価の高さを表します。

1年生

西木野真姫★★★

タイプ:スペシャリストタイプ

最大の強みは粘り強さ、次に適応力。

高校1年の時点で作曲ができるって無茶苦茶ピアノやってきてる。一切描かれていませんが、相当の練習・訓練を積んできたものと想像できます。「やらされてきた」という仮定もできますが、西木野家は病院の家系なのでピアニストになる道はなく、自分で決めたことを長い間やってきたということは非常に評価できます。

また、「軽い」と見下していたポップス、アイドルについても自分がやってみた結果すぐに認めるなど、適応力も高い。新しい分野であっても良いものに触れれば良いと認めるいい意味でのミーハーさがあります。好きなものを好きといい、極めて行くのはスペシャリストとしては非常に重要な素質。確かに医者はいい方向性かもしれません。

コミュニケーションが取れない、という懸念点はありますが、放送部員と仲良くなるという改善点が見られますしそう心配しなくてもいいでしょう。また、スペシャリストなので一定許される面はあります。しかし、医者ではコミュニケーションが取れないことは許されませんので今後の課題ですね。

真姫ちゃん合格がぎぐげご(これがいいたかった)。

小泉花陽★

タイプ:不定

いやー、今の時点では材料なし。
自分で切り開いた道ではなく、凛の背中を押した以外に自分から何かを引っ張ったというエピソードもない。自己管理が甘くダイエットをする羽目になるが、結果的に海未たちに絞られないと達成できなかった。

カオスの中でも単独でプロセスを作り、結果を出していく必要のあるベンチャーではパワー不足を感じるが、フォロワータイプ(リーダーとは違い、組織を献身的に支える意識)の人材であるため一度出来上がった組織では必要とされるだろう。

星空凛★

タイプ:不定

採用面で見ると一番気になるのは、近くの人間関係を重視しすぎて遠くを他人事に考えすぎるという特性。真姫との最初の接触でのやり取りは典型的で、花陽のことを考えているのは真姫も凛も同じだが、自己中心的な行動が目立つのが非常に気になる。皮肉屋ということもその一部。

その後、μ’sに入った途端に「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃーーーーん」となる表裏の激しさは、キャラとしては立っているのだが流石に採用するとなるとリスクが高すぎる。現時点では、凛推しの僕でも合格とするわけにはいかない。

凛の場合は目覚めたのが2期5話と遅かったので内面的な成長はあったものの外部に顕著に出てくるまでの時間がなく、一番成長が期待できるキャラです。実際、いい意味での自信を持った凛が残り2年、大学でどのような成長をするかは、非常に楽しみです。

2年生

園田海未★★★★

タイプ:マネージャー〜エグゼクティブ

最も優れた特性は「適応性」。

元々保守的な立場で、アイドルなんて・・・という立場だったが、穂乃果に突拍子もないビジョンを打ち出されても、頭ごなしに否定するのではなく(「あなたのハートを撃ち抜くぞー♥」などと、妄想ベースではあるものの)それを深く考えて自分のものにできる。変わっていける人間性があるだけに、自分の弱いところや課題を指摘された時にしっかり自分の問題として認識できるならばいくらでも成長できる期待値がある。

また、リーダーの補佐としては優秀。最初は自分が同意しなかったことについても決して「私は最初から反対だった」など言わず、「あなたは最低です」とまで言ってリーダーを叱咤する。穂乃果とビジョンを共有していない限り、この言葉は出ないことに注意。

人間関係で挫折したことがないようなのでそこだけ心配。

高坂穂乃果★★★★★

タイプ:エグゼクティブ

人の巻き込み力、行動力と折れない心は特筆すべき特長。
行動力は言うまでもないが、「廃校の知らせ→UTXパンフ見る→すぐ見学→これだ!→すぐアイドルやる」これ全部4月上旬です(1年生の仮入部期間内)。折れない心は疑問を持つ人もいるかもしれない。が、1期1話で絵里にアイドル部承認されなかった直後でも「やる!やるったらやる!」など、基本めげない。

新規事業を作っていきたい会社は絶対に採用すべき稀有な人材。ベンチャーでは実現したい夢以外何もないという状況から事業を作っていく。コアバリューが明確でないがとにかく走りはじめ、後に「みんなで叶える物語」と定め、達成すべき状態(学校が廃校を免れること)を明確にし、そのために達成すべき目標をラブライブ出場(1期)・優勝(2期)と定め、かつその目標が非常に高い。

こういう人材ばかりでは会社は吹っ飛んでしまうが、こういう人材がいないと10年後生き残れない。ベンチャーは絶対に採用すべき。
あと・・・穂乃果は採用担当としても一流。これはまたどこかの機会で。

南ことり:スペシャリスト人材★★

タイプ:スペシャリスト

実際に面接しても分厚い仮面の奥に何を隠しているか判別できず苦労するタイプだが、間違いなくスペシャリスト人材。

好きなものを好きと強く言い、原体験もあってか、ファッション業界で生きていくという芯は強く、行動も伴っている。それを作り上げる側(衣装係)にも使う側(ミナリンスキー)にもなるほど好きで、高校2年生の時点で将来のために留学までしてしまう(寸前までいく)のはなかなかの強さだと思います。

逆に、それがためにITベンチャーには向かない。絶対にファッションで行くべきです。志望してきても説いて帰す面接になりそうです。

3年生

矢澤にこ★★★

タイプ:オペレーター〜マネージャー

一番の強みは、実はバランスの良さ。逆に言うとこれと言った特筆すべき強みを持たないのがにこと言うキャラです。

モラルも低いですし、一見「目的のためなら手段を選ばない」タイプに見えてその目的も達成しきれない、ツメの甘さが目立ちます。1人になってもアイドル研究部を続ける粘り強さととるべきか、1年以上も2人目を誘うこともできなかった結果を出せない人と見るか。一方で、結果や理想像に対する達成欲は非常に高いものがあります。絶対に譲れないものがある一方で、他人の忠告を意外と素直に受け入れる一面もあり、こういうタイプは二回り離れたおっちゃんに好かれる。

叩き上げの営業などの現場で鍛えられて徐々に全方位に要素を伸ばしていって、開花するのではないでしょうか。ただ、そのためには長期の育成が必要ですので、ベンチャーでは育たない気がします。

東條希★★

タイプ:オペレーター〜マネージャー

対人感受性の塊のような希は、組織の中でこそ活きます。

アニメの中でそういう役割を与えられたということも大きいのですが、非常に人のことをよく見ている。他のメンバーについてのコメントも多いですね。特に、真姫に対しては1期を通じて密着マークを通します。曲を作る後押しをしたのも希ですし、1期10話「先輩禁止」で絵里とともに大変ウザい先輩を演じ、ついには心を開かせたのも彼女。わしわしは趣味の可能性がありますが、一種のコミュニケーションの初めの一歩として、極度の人見知りだった過去の希が生み出した手法でしょう。

ただ、ベンチャーに行くにしてはパワー不足。気を使いすぎて自分の良さを出すことができないまま、回りにいいように使われてしまうのではないでしょうか。

絢瀬絵里★★★

タイプ:オペレーター〜マネージャー〜エグゼクティブ

みんなから尊敬されていて、生徒会長をやっていて、リーダーシップがあり(そうで)、ハードワーカーで実務能力が非常に高い。一見、一番採用で人気になりそうな彼女ですが、大きな会社では人気になり、ベンチャーでは採用されないでしょう。
保守的な傾向と権威に対する弱さが決定的です。

絵里は最初「廃校阻止に向け活動すべき」という主張でした。しかし、理事長の「今の生徒のよりよい学校生活を考えるべき」という言葉に、本意ではないものの最終的には彼女自身が穂乃果たちに対してその言葉を発してしまうことに(高校生には少し厳しい評価ですが)。また、意思が強そうに見えますが大事な場面で「穂乃果・・・?」と尋ねるシーンが複数あり、決断力が心配。

一方、一度方針が決まったら規律正しく、組織をまとめていくことができる(生徒会はちょっと心配ですが許容範囲内でしょう)。したがって、すでに方向性が決まっていて激しくルーチンワークをする業界、例えば外資金融などでは才能を発揮するでしょうが、ベンチャーには向かない。

さいごに

オチはありませんが、かなり真剣に考えました。
1年生はやはり一点突破型の真姫以外はまだまだこれから。
2年生は核となるメンバーなだけに突破型、マネージャー型、スペシャリストとバランスが良い。
3年生は成長に伴い長所も短所も明確になってきて判断がやりやすかった。
と言う印象です。

「穂乃果に学ぶ採用手法」については、興味ある人にはお話してもいいので飯田里穂の現場等で声かけてください。

ラブライブ! Advent Calendar 2016、次の担当はtakustaquさんです。よろしくお願い致します!

高圧洗浄機 HIDAKA HK-1890 を使って家の中をいろいろ掃除してみた

今回、ヒダカさんから高圧洗浄機HIDAKA HK-1890を提供いただいたのでベランダの掃除をしてみました!自転車、浴槽、ベランダと洗ってみたのでそのレポートをさせていただきたいと思います。

でかっ!!!!

なんとオプション全部盛り。おおおおお。

自転車

私はちょっと長い距離をサイクリングするのが好きなのですが、山を走ることも多いです。山は雨に降られることが多いわけです。そうすると、何が起こるかというとフレームの下に

  • 泥や砂
  • 濡れた枯れ葉
  • 虫の死骸(特にカエル)
  • 謎の物体(本当に何かわからない)

が貼り付くわけですw

で、こういうのって触りたくないんですよね。ブラシでゴシゴシやってもいいのですが、ゴシゴシするとブラシの間に謎の物体が絡みついてイヤーンな感じ。あと、チェーンやスプロケット、油で汚れるので触りたくないですよね。これ、高圧洗浄機で洗うとどうなるんだろうかと思っていました。
ホントに高圧洗浄機、欲しかったんです。嘘だと思うなら僕のamazonほしいものリスト見てみて下さい。高圧洗浄機が2つも入っています。それほど欲しかったのであります。

という絶妙なタイミングで、ヒダカさんからオファーを頂きまして、使ってみました。わーい。

私の自転車はPINARELLO FP4(2011)なのですが、カーボンフレームです。
カーボンはプラスチックみたいな硬さなので、あまり強い圧力を掛けると割れてしまったり、貫通してしまったりします。

ホントに貫通します。

したがって、通常のノズルではなく、必ず噴射範囲の広いターボノズルを使います。
で、洗い始めると、



ブババババババババババ



自転車が吹っ飛んだ( ゚д゚)



ちゃんとスタンドで支えていたのですが、あまりの圧力に耐え切れなかったようです。
しっかり支えて使いましょう。



ほら、ピッカピカ。
噴射範囲が広くても、フレームに付く程度の汚れは問題なく落とせます。
洗う前の写真撮っておけばよかった。

注意点

グリスアップされているところは避ける
高圧なだけに部品のおくまで届く力も半端ないということで、ボトムブラケットやホイールのハブなど、水が入ると一発で駄目になるところに直接噴射することはやめましょう。スプロケットやディレーラーなどのグリスも吹き飛んでしまうほどなので、洗車したあとは必ずグリスアップや注油を。一瞬で錆びますよ。

開けた場所で使う
自転車は油汚れがあります。そういうものに対して高圧洗浄機を使って油を吹き飛ばすとどうなるか。
当然、周囲に油がぶっ飛んでいきます。私はベランダの壁に真っ黒い油が張り付きました(苦笑)。改めて洗えばいいだけ*1なのですが、開けた場所で、かつ、油がはねても大丈夫な場所で使うのがいいでしょう。もちろん、チェーンやスプロケを狙わなければ全く問題ありません。

浴槽の下(エプロン内)

ヒダカさんのこのモデルは静音仕様だということで、室内でも使えるという触れ込み。じゃあやってやろうということで、浴槽につかってみました。アレです、浴槽の下の汚いアレ。触りたくないですよね。写真を載せようと思いましたが、汚いので自粛・・・。
浴槽ではホースを繋いで給水することが難しいので、お風呂に水を貯めた状態で自吸セットを使いました。15分位で数十リットルの水を使うようなので、バケツでは無理です。オフロに入った後*2残り湯で洗うのが良さそうです。

結論から言うと、当然綺麗にはなります。ただ、綺麗になることは当たり前なので高圧洗浄機の売りにならないと思いますので、そのほかのすごいところについて語ってみようと思います!

浴槽の下ってそもそも汚れている上に、汚れているだけに奥の方は手を突っ込みたくない。そういうところにも問題なく届いて、綺麗にしてくれました。水垢レベルなら一瞬です。また、カルシウム分が結晶になって白くなってしまうこともありますが、地がステンレスなら*3至近距離から噴射することで綺麗にすることができます。これには驚き。

注意点

超濡れるので濡れてもいい格好で
浴槽は狭い室内で反射するところが多いので、浴室内が霧で煙るほどになります。水煙だけではなく、直接水を浴びたりもします。ですので、必ず濡れてもいい格好で作業しましょう。
しかし、裸はおすすめしません。
裸だと反射した高圧水が体にあたって痛い!
またまたご冗談を、と思うかもしれませんが本当に痛いので長ズボンでやることをおすすめします(手に当たることは少ないように思います)。実体験なので言うこと聞いとけ!

静音仕様は伊達ではないが配慮を
ヒダカさんの高圧洗浄機はモーターがいいらしく、静音仕様です。
しかし、音が耳に障るタイミングはあります。それは、起動時。
起動して本体が水で満たされるまでは、どうしても音が大きくなります。満たされたらホントに静かなんですが。
動作時の音はどのくらいの大きさかというと、脱水時の洗濯機より少し大きいくらいと言ったらいいでしょうか。
夜中だとダメですが、昼間だと気にならないくらい。
したがって、室内で使う際は下にバスマットを敷くなど配慮をした方がいいでしょう。

ちなみに、大きさはこのくらい。


ベランダ

ウチは海沿いのマンションのため塩・細かい砂まじりの汚れが結構酷いのでベランダが汚れやすいです。そのため、床は3ヶ月に1回位デッキブラシでゴシゴシやっていました。で、今回のモニターで高圧洗浄機を使ってみました。

テラスクリーナーが便利

テラスクリーナーというオプションがあります。
よくオフィス用の床掃除機で見る、丸いやつですよ。でかい。直径30cm位あります。
中で高圧水を利用してぐるぐる回るようになっていて、広い範囲をまんべんなく洗うことができます。何より、高圧洗浄機にありがちなびしょ濡れとか下の階に水が飛ばないかなという心配がない。これはマンションでオススメ。

正直、高圧洗浄機といえばブシャーッと出るシーンを想像するのですが、超頑固な汚れ以外はこれで十分です。
もちろんターボノズルでもいいのですが、同じ圧力で洗わないと当然ムラになりますのでテラスクリーナーがあるととても便利です。
逆に、窓や網戸はブラシのオプションがあるけどターボノズルで充分いけると思います。
油汚れがある場合はブラシのオプションが有効になりそうです。

注意点

自吸セットは適さないのでホースをつなごう
適さない、と言うのは極端ですが、やはりベランダのように広い場所を洗う場合には数十リットル単位の大量の水を消費します。とてもバケツでは足りません。僕はベランダを洗うときに初めてこのヒダカの高圧洗浄機を使ったのですが、すでに取り付けてあったアタッチメントを取り外すことができず、流しに水を張って自吸セットを使いました。が、すぐに水がなくなったので水を出しながら稼働させていました。
こういうやり方でも十分使えるのですが、最近のマンションの広いベランダの場合は本体の重みに引っ張られて給水口が斜めになって不安定になることもありますので、ホースに繋げられる場合にはしっかりつないだほうが良いですね。

まとめ

強力なだけに使いどころをしっかり選ぶ必要はありますので注意です!

が、ホントすごい。正直、こんなに綺麗になるとは思わなかった。

*1:そしてここでも洗浄力に驚くわけだが

*2:入浴剤は使わないほうが良さそう

*3:塗装だと剥げてしまうのでここ重要

幕張エンデューロ2hソロ

ナビスコ決勝は京都出張で行けず、更にあの結果で凹んでやけ酒を飲んだひどい状態でしたが、幕張エンデューロ2hに出場してきました。

雨、そして軽い愛機

受付完了した瞬間に雨。
さすが持ってる・・・と思ってブルベ用の各種装備を外していきます。

  • DHバー(ブルベとは関係ないけど)
  • ライト2つとマウント
  • ポンプ
  • ツール缶

全部外すとマイナス1.5kg。この自転車ってこんなに軽かったんだ・・・と感動しつつ、フロントが超軽くなってクイックになった挙動に慣れていきます。しかし、試走を始めると気づく凶悪なコーナーたち。

  • 高速セクションの後、濡れたゴムチップの鋭角なコーナー(試走で落車を2回見ました)
  • 軽い下りの後に続くストレートエンドの泥がたまったコーナー、の先にあるラインどまんなかにある15cmほどのディボット
  • ホームストレートに直前の左コーナー途中、トラクションが掛かる場所にあるマンホールの蓋

コーナーが危険なのでスローダウンを強いられ、完全にストップ・アンド・ゴーのコースに。
これはヤバいけど、逆に考えると全体的にペースが落ちるので勝つチャンスがあるかも・・・と思ってスタートを待ちます。

スタート〜序盤

ローリングスタートでアクチュアルスタート。
いきなりみんな速い。巡航速度は40〜44km/h。
序盤は何人か逃げを試みるも、全然決まらずすぐに吸収の繰り返しで、15分ほど経過すると完全に先頭集団がレースを引っ張る形に。

私、マスドロードレースやクリテリウムの経験はほぼないので、こんな高速の巡航は正直、初めてでした。なので、集団の皆さんにいろいろ迷惑をかけてしまいました。
前輪を前の人の後輪にハスらせてしまったり*1、前の3人がローテーションするのを若干邪魔してしまったり、速度コントロールが上手くいかずにちょっとブレーキ入れてしまったり。

一方で、自分がイライラする点は一つで、みんなコーナー遅いこと。
ソロだとノーブレーキか一瞬のブレーキで回れるコースなのに、ブレーキかけて速度おとしてその後またダッシュ、の繰り返し。
仕方ないんだと思うのだけれど、これでイライラしつつ、足を削られてしまいました。
とともに、自分ってもしかしてコーナリングが武器なのかも?と思ってみたり(きっと思い上がり)。

レース全体での平均出力は210W位だったんだけど、オンオフが明確な感じだったので常に300〜400W出して足を止めて・・・という感じでした。
それでもなんとかついていき、60分経過までずっと前から4人目をキープ。あとで気づいたのですが、実は後ろに20名ほどが連なる大集団だったので下がったほうが良かったのかもしれません。比較的余裕があると思っていたのですが、余裕がなかったんですね。

中盤の初体験

と、思ったら僕のすぐ後ろで落車。
例のゴムチップの鋭角コーナーです。この瞬間、実は集団を牽いている状態(初めての経験でしたw興奮しますねアレはw)だったので速度を落として待つ、という初めての経験もしました。
内心、「うおー、これがテレビで見てたアレかー!ふおおおおお」と思いつつ、10秒ほど待ったらすぐ追いかけて来られたのでまた40km/hオーバーの巡航へ。ちなみに、落車された方が優勝したんじゃないかな。

その後はちょいちょいアタックはあったもののすべて1〜2分で吸収して何もなく、60分が経過。この時点でも先頭から5〜10人以内には必ずいる状態にはなっていました。

終盤

さらに時間は過ぎ、90分を過ぎるとちょっとペースが落ちた感。気が抜けたのか、前の急なスピードアップについていこうとしたのですが、目の前がチカチカして全く踏めなくなり、集団から脱落。
自分でもこういう経験はないんです。いきなり踏めなくなってしまいました。足もあらゆる筋肉がつってしまっている状態w(それ自体は慣れているのですが)

5分位目がチカチカしていたのですが、高校の時以来の完全に酸欠。
30km/hなのに心拍が170bpmとか。

まあ、試走の段階から妙に心拍が高いなとは思っていたので決して調子は良くなかったのです。
というか、アップの段階で35km/hとかで流して心拍160bpmとか調子最悪と言っていいでしょう。通常時は130〜140bpmで出せる速度です。

というわけで一気にペースダウン。30km/h出るか出ないかというスピードで30分粘ります。35周目までは先頭集団だったのに、そこから30分で先頭集団は12周を重ねた一方、僕は9周。平均速度にして10km/hの差がついてしまいました。

最後は超ヘロヘロになりながらゴール。
先頭は11人での集団スプリントになったようです。
僕は3周遅れの31位。30分で8〜10分差をつけられてしまいました。

あとでわかったのですが、優勝したのはシクロクロスC-1クラスの選手だったそうで、そりゃ速いわけだwwwwwwwwww
でも、90分程度ならついていけるという自信もつきましたし、足りないことも明確になったレースでありました。

12月27日には味スタクリテもあるけど、来年はもうちょっとレース出ようかな。

*1:あれって自分は大して怖くないのですが後ろの人が超怖いみたいですね。怒られました。

投稿系サービスの利用規約

テレ朝の「みんながカメラマン」の利用規約の件、結局利用規約の修正に入っているようですね。


会社の法務担当の広島サポと軽く読んでみましたが感想としては

■法務的観点
リスクを全部転嫁していて超ディフェンシブで正しい

■ユーザー的観点
ユーザーから著作物の権利だけ吸い取っている感じで批判は出るだろう
ここまでリスク負わせるなら対価がないとねぇ。。。
メリットないから使えないよね

という感じで、要はユーザー視点を規約に盛り込めなかったが故に発生してしまった炎上っぽい。
このプロジェクトを主導した人が法務的観点だけを法務部に投げて、これならOKならOKでしょ、位の感じで盛り込んでしまった感じがします。分業が進む専門的な分野についても、しっかりポリシーとユーザー視点を持って進めないとあかんよ、という良い事例ではないかと。

事業/プロジェクトリーダーになる人は心に留めたいですねこういうのは。

NHKの同様のサービス規約

一方で、同じようなサービスをNHKでも始めています。NHKスクープboxというサービス。
こちらの利用規約を読んでみると、著作権などについては大きく2箇所に記載があります。

第2条(NHKスクープBOX)  ※抜粋
2.投稿された動画や静止画は、投稿者ご本人が自ら撮影したものであることとします。
3.投稿を受け付けた動画や静止画は、テレビ放送番組(NHKオンデマンドによる配信を含みます。以下同じ)やNHKのインターネットサイトで、放送または公開されることがあります。投稿者は、このような利用に供されることを理解しており、投稿者がこのような利用に関して正当な権利を有していない場合、責任を問われる可能性があることを理解しています。

第5条(著作権)
投稿していただいた動画・静止画の著作権等の取り扱いは次のとおりとします。
(1) 著作権は、撮影者に帰属します。ただし、NHKは、本利用規約に同意のうえ投稿していただいた動画・静止画については、次に定める目的のために、期間の制限なく、無償で利用すること、また、動画・静止画およびそれを用いた番組等を保存することができます。
①NHKの放送番組とNHKのインターネットサイトのための利用
②NHKの広報活動や展覧会、研究・調査等のための利用(外部インターネットサイトへの掲載を含む)
③国内・海外のコンクール等への出品
④NHKの判断による国内・海外での公共的な事業への提供
⑤国内・海外の放送局、CATVでの放送
⑥国内・海外でのイベント等での利用
⑦NHKの放送関連の書籍、雑誌、DVDなど他媒体(ばいたい)への提供
⑧上記の他、今後開発されるあらゆる媒体での利用
(2) 投稿いただいた動画・静止画の利用にあたっては、内容の真実性を損なわない範囲で、NHKの判断により改変、切除等編集します。
(3) 放送や公開にあたり、撮影者の同意を得た上で、撮影者の氏名を表示することがあります 。


こうなっています。ユーザにもサービスの提供側にもメリットが小さいように思えますが、ここに書かれていない部分、善意や満足というところにメリットを感じ、それがリスクを越えたら投稿してね、というスタンスです。
確かに、こういうのが最近の主流である気がします。つまり、

・著作権は投稿者(=撮影者)にある
・したがって、責任は投稿者にある
・著作権を無償でほぼ制限なく許可する
・それでもよければ投稿してね

という考え方。おそらく、テレ朝もこういう形に落ち着くのではないでしょうか。

自転車的2014上半期振り返り

1月 320km

BRM119千葉200km(南房フラワーライン)

http://www.strava.com/activities/107397880
凍った山を登り下りして走りこみ不足で100kmくらいで死にそうになりつつ仮眠までして12時間位で走りきったのだが、多分いままでで一番つらいブルベだった気がする。冬走りこまないと。。。

2月 230km

特筆すべきイベント無し。

3月 575km

BRM329群馬400km(ふらフラット銚子)

http://www.strava.com/activities/124958074
Fleche練習のためのフラット400でしたが、またも練習不足で20hくらいかけてゴール。というか、ごとーさんのハイペースについていった結果足が売り切れた。冬走りこまないと・・・。

4月 550km

BRM406たまがわ200km定峰

初めてのDNF。銚子で踏みすぎたようで、膝が良くない状態で走り始めたところ、全く踏めなくなって23kmでDNF。何しに来たんだ。

浦安〜草津温泉 224km

http://www.strava.com/activities/138290850
ろんぐらいだぁす!の紗希の真似をして1日で渋峠行けないかなとやってみたが、時間の見積がほんの1時間ほど足りず、草津温泉でDNF。でも、知っている人からするとそれだけあれば間に合ったらしい。ぐぬぬ。

5月 840km

BRM517たまがわ300km西上州

http://www.strava.com/activities/140120567
初めての認定試走。ソロは結構辛かったけど学ぶことも多くて、スタッフとしての貢献は試走を中心にやろうと決めたライド。これを重ねていけばきっと主催もできるようになるはず・・・

AACR 154km

http://www.strava.com/activities/145453852
前日の木崎湖含め、楽しすぎた。来年は後泊も検討しよう。マジで。

弱虫ペダル巡礼ライド w/ばるばる 154km

http://www.strava.com/activities/147475782
江ノ島4時集合という鬼スケジュールで箱根登って7時半という、早く出たら自走でも午前中に静岡まで行って帰ってこれるんだ・・・ということを実感したライド。実は初めてばるばると一緒に走った。やっぱ速いわー。

6月 1122km

東京湾逆回りジテツウ 160km

http://www.strava.com/activities/153203217
2時に出れば会社に10時に着けることが実証できた、とても貴重なライドでした。出社時間を10時にすれば毎日160km走れますね()

BRM628たまがわ600km(白馬木崎湖)

http://www.strava.com/activities/167478013
0時スタートの雨ブルベ。それなりに辛かったはずなのだけれど、実はあまりつらい思い出がないのです。あと、初めてひたすら寄り道しまくって時間を使いまくったブルベでした。いろは堂、縁川商店、木崎湖、ゆーぷる・・・とひたすら寄り道しまくり、寝まくった。楽しかった。

7月 410km

J1 第15節 △3-3 大宮@NACK5スタジアム 187km

http://www.strava.com/activities/167980434
雨の中、何故か大宮に行くのに秩父を回っていった謎のライド。ちょうど小諸200kmと日程がかぶったのでPC2まではご一緒させてもらったが、bakkyさんの休憩の短さに驚いた。このライドでクリートがずれたまま走ってしまい、膝を壊してしまいました。反省。あ?試合?3−0から追いつかれたんだよ馬鹿野郎。