中学校の同級生同士の恋愛未満を描いた隣の席ラブコメ。単純な西片くんをいつもからかってくる高木さん。
「××さんがなんとかかんとか」系の、元祖ではないが中興の祖ではあって、同級生純愛ラブコメのジャンルが息を吹き返し、スピンオフも複数抱えてちょっとした産業に。ガンダムかよ。
幼少期のデパートのゲームコーナーの思い出。紙飛行機。「100%片想い」のシーン再現ごっこ。嬉しいことを真っ先に連絡したい人。豆まきの日。イヤホンで一緒に音楽聴くラブコメのやつ。叩いて被ってじゃんけんぽん。鍵を落とした西片。「100%片想い」の設定資料集をこっそり買いに行く途中で毎度のように高木さんに遭遇する西片。
「100%片想い」は一体どういう話なんだよw
まあもう15巻ですし?
他愛のない、大したことが起こらない日常ラブコメなのはみんな知ってるんですけど、近刊はなんかちょっと高木さんがあれこれ積極的になってきてる気がしますね。マンネリ回避なのか、その後1対1の純情系ラブコメが増えた影響なのか。
他作を見てもTwitterを見ても、基本的に「可愛い女の子を描きたい」がメインの作家で、「物語」を描く作家には見えず、これもう5年ぐらいやってんですかね? 出たての頃やアニメ化の頃ほど話題にもならなくなってきたワンイシュー押しの作品で、マンネリと言ってもいいと思うんですけど、相変わらず面白いし可愛いのはなんなんでしょうね。ようネタとモチベーションが尽きないな。
時制も不特定ループになったし、「ラブコメサザエさん」とでも言うか。
特に「早く完結が見たい」って作品でもないので、とりあえず俺が死ぬまでこのペースで続いてほしいわ。
aqm.hatenablog.jp