これで何幕目?---IT記者の「下層報道」はなぜにそもそも。

白黒はつかないが、それでもわかることはわかり、わからないことはわからないと。ようやくそんな風に、良くも悪くも状況が落ち着いてきたところへ、この週刊アスキーの歌田記事。やれやれ。
どうしてこうも次々と、裏取りをしない無責任かつ下層の言説が堂々と、IT記者の皆さん中心にメディアに、ネットに溢れるのか。あの人も、この人も、そして今この人も・・・・。



IT記者と呼ばれる皆さんは、悪名高き警察への夜討ち朝駆けなど、少し取材のイロハを経験してから言論を振るわれたほうがいいのではないか(って、何で素人の私が説教垂れてるの)。皆さんを育てる先輩はいないのか。ここでも2007年問題か。

コンピュータやWeb2.0について詳しくなったからと言って、そのまま社会問題にもコメントできると思うから勘違いを犯す。そもそも「ことのは問題」の本質は、ITに関する問題ではないのである。通信と放送の融合を説くような軽いノリで思いのたけを、自由に書く。時にはその「軽い」スタイルに馴染まないテーマもあるのである。

ネットを舞台にしているからって、なぜにそもそも掲載誌が週刊アスキーか。それもやはり謎である。


まあいい。わからぬことはわからぬと聞いてみることとしよう。