藤井風 「満ちてゆく Overflowing」(2024年) | ネコ人間のつぶやき

ネコ人間のつぶやき

ご訪問いただきありがとうございます。映画、音楽、アート等々好きな話題を綴っています。

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


 

 昨年NHKで放送されたドキュメンタリー番組「藤井風~登れ、世界へ~」はとても興味深い内容でした。


 藤井風さんが夏の日産スタジアムではニューアルバムの楽曲を中心にプレイする予定だったけどそれが叶わなかった、と悔しそうにコメントされていました。


  アーティストは曲が「降ってくる」まではかなり悩ましいものでしょう。


 (そのぶん)米Republic Recordと契約して製作中のニューアルバムは、特に全曲英語歌詞ということで彼の産みの苦しみを番組はリアルに映していましたね。


 とにかく、藤井風さんがどんなニューアルバムを作ってくれるのか、一ファンとしては待つこともまた楽しみです。

 

 さて、昨年末の紅白、藤井風さんのニューヨーク生中継映像を拝見しました。


 改めて「満ちてゆく」の歌詞を噛みしめて見入りましたね。


 心が満たされてゆく幸せな生き方を歌っているこの曲に限らず、彼の歌詞は大人だな…といつも思います。


 与えること、手放すこと。


  人生は、そして世の中は不条理なもの。


 特に昨今は自分の無力さを痛感していますが、そういう感情や悩みさえも手放してまずは心を軽く。


 歌詞では「共に」と書かれています。 


 身近な人を大切に。自分自身を大切に。


 「満ちてゆく」で歌われているように生きていこう…と新年改めて思った次第。


 藤井風さんもNYからメッセージを送っていましたが、新しい年が皆さんにとって幸せな1年となりますように心からお祈り申し上げます。