2024年を振り返る

26歳になった

f:id:akane_418:20241231152416j:image

26歳になった。当たり前だけど、人間はこうして、1つずつ歳を重ねて老いるのだなあ。永遠に若者でいられるわけじゃない。

髪型で遊んだ

f:id:akane_418:20241231152031j:image

赤くしたり、青くしたり、金にしたり、パーマにしたり、ボブにしたりした。結局、黒のショートが一番落ち着く。派手な髪の毛はそろそろ卒業しよう、と思えた。

石川・栃木・北海道に行った

f:id:akane_418:20241231153731j:image

金沢、宇都宮、札幌、日本のあちこちで美味しいものを食べた。いちばん美味しかったのは、登別で食べたわさびのピザかも。また、食べに行きたい。

人生初の登山をした

f:id:akane_418:20241231151844j:image

彼氏と一緒に川苔山に登った。沢の綺麗な山だった。普段はまったく運動をしないけれど、意外と体力はあるとわかった。山頂で食べるおにぎりが美味しかった。

同棲を始めた

f:id:akane_418:20241230225003j:image

彼氏と同棲をはじめた。まさか自分の人生で、自分以外の他者と一緒に暮らす未来があるとは想像しなかった。

引っ越して半年。今のところ、やめたいとは思わないし、家に帰ると人がいる生活は安心する。

たまに自炊をするようになった

f:id:akane_418:20241231133444j:image

ここ数年は自炊をほとんどしていなかった。同棲をはじめてから、自分の作ったものを彼氏が食べるのが面白くて、月に1〜2回キッチンを使っている。

高校、大学、社会人と長く付き合ってきた摂食障害もおさまった。過食がなくなって、仕事と昼寝が増えた。人生の中で、意味のある時間が長くなった。

なにわ男子を好きになった

なにわ男子の曲をよく聴くようになった。きっかけは忘れてしまった。大橋和也さんの歌声を聴いて通勤するのが日課になった。

デザイナーになって1年が過ぎた

f:id:akane_418:20241230231443j:image

昨年秋にデザイナーに転職して、1年が経った。技術的な向上はあまり見られないが、コミュニケーションは少し上達した。人と話すことへの苦手意識が減ってきた。

仕事が増えた

f:id:akane_418:20241230231833j:image

社内でも、社外でも、仕事が増えた。副業もお声掛けいただくことがあり、嬉しい。挑戦のタイミングをたくさん与えてもらえている。

転職しなかった

f:id:akane_418:20241230232115j:image

今の会社で、1年以上を過ごさせてもらっている。こんなに続くと思っていなかった。感謝を忘れず、来年もしっかりと走り切りたい。

2025年、何しよう?

f:id:akane_418:20241231145345j:image

昨年に比べると、今年はずっとゆるやかに楽しく、野心の無い1年だった。頭が少し悪くなった気もする。2025年は、もうちょっと勉強しても良いかもしれない。

宇都宮に行った(2日目)

今日は宇都宮を出て、那須塩原に向かう。電車で西那須野駅へ行き、そこから那須塩原バスターミナルゆきのバスに乗り換える。

f:id:akane_418:20241229112028j:image

40分ほどで温泉街に着いた。塩原門前というバス停で降りる。

f:id:akane_418:20241229112048j:image

f:id:akane_418:20241229193838j:image

ところどころに雪が積もっている。最初に妙雲寺にお参りしてから、街を歩くことにした。

f:id:akane_418:20241229112113j:image

f:id:akane_418:20241229112202j:image

参拝のあとは、町の文学館に立ち寄った。ほとんど全てのキャプションが手作りの展示。岩の歌碑も模造紙を丸めて再現。熱量にびっくりした。

f:id:akane_418:20241229134830j:image

近くのカフェで、蕎麦粉のガレットを食べる。

f:id:akane_418:20241229134902j:image

さらに歩いて、温泉をめざす。吊り橋を渡ると、雪が降りだした。雪の中、露天風呂に入ってしばらくぼんやりした。

f:id:akane_418:20241229151044j:image

そろそろ家に帰ろう。

帰り際、あらためて宇都宮に寄った。お目当ては餃子。昨日食べ損ねていた、みんみんを食べる。

f:id:akane_418:20241229173627j:image

焼餃子と水餃子を食べた。地ビールも飲んだ。十分美味しかった気がする。

宇都宮に行った(1日目)

久々の一人旅。宇都宮の餃子を食べに行く。

駅に着くと、電車遅延のアナウンスが流れていた。乗るつもりだった快速は、どうやら来なくなったらしい。

f:id:akane_418:20241228143850j:image

かわりに乗った各駅停車で、ゆっくりと宇都宮に向かう。車窓の景色は、田舎になったり、都会になったりを何度か繰り返した。

f:id:akane_418:20241228143814j:image

宇都宮駅に着く。雨が降りだしてしまった。美術館に行くつもりだったけれど、まずは、駅ビルで餃子を食べることにする。

f:id:akane_418:20241228143830j:image

はじめての宇都宮餃子は、普通に美味しい、普通の餃子だった。

店を出ると、ちょうど美術館行きのバスがやってきた。雨も止んでいる。

f:id:akane_418:20241228165141j:image

開催中のコレクション展を見た。瀬本容子という、テンペラ画を描く人を初めて知った。額縁まで自らの手で作っているそう。

宇都宮の駅に戻ると、宇都宮ライトレールの文字が目に飛び込んできた。そういえば、LRT開通のニュースを見た記憶がある。せっかくだから、乗ってみた。

f:id:akane_418:20241228175925j:image

行き先は少し考えて、スーパー銭湯へ。

f:id:akane_418:20241228201448j:image

サウナと露天風呂を楽しんだらお腹が空いた。また駅に戻って、今日は晩御飯も餃子。美味しかった。

f:id:akane_418:20241229083443j:image

おそらくまだ、本当の宇都宮餃子には巡り会えていない。

金沢に行った

人生で2度目の金沢に行った。

f:id:akane_418:20240225210934j:image

お寿司とおでんと日本酒とラーメンと海鮮丼とラーメンとお麩を食べた。楽しかった。

f:id:akane_418:20240225205341j:image

f:id:akane_418:20240225210758j:image

彼氏と一緒にいるときに撮る写真は、全然静かじゃなく、きれいでもなく、つねに人がいて、騒がしく、寂しくない。

f:id:akane_418:20240225211254j:image

一人で歩くのとはまったく違った景色を見ているのだと、iPhoneを見返してたまに思う。

「仲が良い」ってなんだろう?

「仲が良い」ってなんだろう?と、疑問に思うことがある。

一般的には、「共有済みの前提条件が増えていって、会話をショートカットできる」ことを「仲が良い」と呼べそうだ。理解はしている。

f:id:akane_418:20240108232825j:image

だけど、長く付き合っている友人、会社で働いている同僚、毎日連絡を取っている恋人、それぞれ「仲の良さ」は異なっているはずなのに、すべてが同じ距離に思える瞬間がある。

この人は仲良し、この人はそうじゃない、という区別がうまくつけられず、初めて会う人にも、100回会った人にも、同じ心持ちで接してしまう日がある。

f:id:akane_418:20240108232944j:image

昔にマッチングアプリを利用していた頃、「初対面でこんなに仲良くなったのは初めて」と言っていただいたことが何度かあった。

理由はなんとなく推察できる。当時の私は早押しクイズにハマっていて、生活する上ではまったく必要ない豆知識を大量に蓄えていた。知識を元に相手のデータを適切に引き出すと、相手は私のことを「共通の話題がたくさんある人」「いろんな話ができる人」と認識してくれる。

だけど、これを「仲良くなった」と呼ぶのは変だろう。もともと互いの持っていたデータベースに一致する部分が多かっただけ、というのが正しそうだ。

f:id:akane_418:20240108233054j:image

つまり、最初に話していた「共有済みの前提条件が増えていって、会話をショートカットできる」という定義について、要となるのは「増えていって」の部分かも。

長い時間を共有して、いろいろな出来事を一緒に経験して、共通の語彙を増やしていく。その過程こそが「仲良くなる」の本質?

f:id:akane_418:20240108233225j:image

こんなことを考えるから、人との距離感を見失うのかもしれない。自然な距離で、自然なコミュニケーションを取っていきたいな。

2023年を振り返る

仕事を辞めた

新卒で入った会社がつぶれたのが、去年の10月。その後2ヶ月ほどフリーターとして過ごし、12月の半ば、転職先に入社した。

f:id:akane_418:20231231113120j:image

で、その会社を3ヶ月で辞めた。肌に合わないが1年くらいはがんばろう、と去年の私は綴っていたが、そんなに我慢できなかったね。

無職になった

3ヶ月ぶり2度目の無職。

f:id:akane_418:20231231134106j:image

辞めた翌日真っ青な空を見て、そうそう、こういう瞬間に死にたいんだよ!(嫌な仕事をしている、嫌な自分のままではなくて)と思ったのを覚えている。

デザインスクールに通った

退職後の身の振り方については何も考えておらず、しばし途方に暮れた。

f:id:akane_418:20231218231253j:image

普通自動車の合宿免許とデザインスクールで迷った結果、デザインを学ぶことを決めた。

f:id:akane_418:20231231114709j:image

スクールで受ける授業の全部が楽しかった。

f:id:akane_418:20231231132327j:image

デザインを学ぶことを「許された」感覚があった。自分で自分に課していた枷が外れた。

アルバイトをした

f:id:akane_418:20231231114210j:image

デザインスクールに通いながら、印刷会社でアルバイトもしていた。

社会人を経てつとめる「アルバイト」という責任の無い立場はとてもラクで、学生時代にこの感覚を知っていたかったな。

デザイナーになった

f:id:akane_418:20231231114607j:image

3ヶ月のスクール通いを経て、無事にデザイナーになった。一般大卒、職種未経験、前職は試用期間中に退職と厳しい条件を自覚していたので、たくさん選考を受けた。

もう転職して4ヶ月。お絵描きソフトを触っているだけでお給料が手元に振り込まれること、いまだに信じられない。

2023年、よかったな

f:id:akane_418:20231231133558j:image

1年前の突然の解雇にスタートして、働いたり辞めたり勉強したり遊んだり、たくさんのことを経験できた、あっという間の2023年だった。

逃げることを許されて、やりたいことだけやっている、恵まれた人生だと思う。

2024年、もっと楽しく

f:id:akane_418:20231231133442j:image

さまざまなことが一段落したから、来年は自ら狙って変化を起こさないと、今年に勝つことはできなそう。

目まぐるしい一年にしたい。

透明の観覧車

みなとみらいで透明の観覧車に乗ってきた。

f:id:akane_418:20231119200914j:image

ちょうど日が落ちる時間帯で、ゴンドラがオレンジ色になる。

f:id:akane_418:20231119201238j:image

地上がよく見えて嬉しかった。

f:id:akane_418:20231119201454j:image

今週はぼんやりと過ごした。現状を「がんばっている」と認識しそうな自分に気付いたから、意識をニュートラルにもどそうとした。

こういうとき、知らない街を歩くと脳がリセットされて、わたしがわたしの人生を好き好んで生きていることを思い出せる気がする。

f:id:akane_418:20231121184529j:image

知らない土地に安堵するのは無知ゆえの勝手な行為だと、わかっているから許されたい。

f:id:akane_418:20231119205238j:image

良い「とまれ」に出会った。

f:id:akane_418:20231119210250j:image

良い本屋にも出会えた。

f:id:akane_418:20231119205159j:image

心の調子と体の調子は別物だと理解してから、自分の御し方がとても上手くなった。体はいくら疲れたってかまわないが、心は疲れさせちゃいけないな。