Q01.あなたが、この団体を作った経緯について、お聞かせ下さい。どのような経緯でこの団体を作ろうと思ったのか具体的にお教え下さい。
A01.
『カオス*ラウンジ』はイラストSNS『pixiv』を中心としたweb上でアーティストを集め、ギャラリーで行うグループ展です。
私はインターネットを介してメンバーを集めて展示をする『ポストポッパーズ』というグループ企画を2008年から続けています。
その流れを汲み、仲間内の冗談で「このまま人数を増やして50人くらい展示しちゃおうよ」というお話をしていたのですが、
国分寺にあるギャラリー・mograg garageさんが実際にスペースを貸して下ることになり、2009年3月に実現しました。
カオス*ラウンジ開催後、「これは毎年継続しよう」ということで2010年にも開催は決まっていたのですが、
『ビリケン商会』オーナーの三原さんにカオス*ラウンジに興味を持っていただき、2009年8月には番外編として『カオス*ラウンジ(夏)』の開催が青山ビリケンギャラリーにて実現。
そして2010年には美術家兼批評家の黒瀬陽平さんとの共同企画となり、さらなる大規模な「カオス*ラウンジ」が開催予定です。
Q02.メンバーのなかでリーダーはいますか。また各個人に役割などはありますか。
基本的に私藤城嘘が作品出展と共に企画・キュレーションを担当しています。
スペースの使い方などはギャラリーの方と相談して、ですね。
Q03.あなたの団体はどのような人に向けてつくったのかお教え下さい。
簡潔に言えば、「美術界隈の人」「ネット(イラスト)界隈の人」「中高生などの若い世代」の3種類の人たちです。
「美術は大好きだけど、ネットで起こっているアンダーグラウンドな動向は全然知らない」という人。
「美術の見方は分からないけどお絵かき・ものづくりは好きだ」という人。
「まだまだこれから沢山のものを吸収して成長していく」という人。
これらの世界のクリエイティブな力を引きつける場になればと思っています。
Q04.あなたの団体が具体的に動き出したのはいつ頃ですか。
mograg garageさんと初めて出会ったのは2008年9月、展示の実現は2009年3月、といった感じです。
私個人に関して言えば、企画が具体的に動き出すのはいつも"出会い"と"流れ"だったりしますので、まちまちです。
Q05.活動を通じて、感じたことや変わったことはありますか。
たくさん色々なことを感じながら活動をしていますが、とにかく「体を動かせば何かが変わる」というか。
人生一度きりだ、という覚悟で外に飛び出してみれば、必ず少しでも世界が動くということです。
Q06.あなたの目標としている、又は影響を受けたアーティスト/作家/団体はいますか?
あまり目標とする他者というものはないです、誰もを乗り越えてやる、という意気込みで。
逆に誰もがその人なりの功績を持っていると思うので、沢山の人に敬意をもって参考にさせていただいてます。
しいて尊敬するアーティストを挙げるとすれば、大竹伸朗さんです。
Q07.あなたは「学生」という自覚を持って行動をしていますか。
社会的立場や自分の持っている知識量を考えると、自分が学生であることは自覚せざるをえませんし、
今は経験を積むこと・勉強することが大事だろうなと思って行動しています。
Q08.それでは、その団体は学生を卒業した時、一体どうなると思いますか。
学校生活とは切り離して行っている活動ですので、自分自身が必要と考える限り続けるでしょう。
できるだけ大きく楽しいものにしていきたいです。
Q09.あなたにとって「クリエイト」とはどういうことですか。又はこれからどのようなものをクリエイトしていきたいですか。
クリエイトとは、自分をみつけることです。「自分探し」なんて言葉は美談のように使われますが、わりと真面目に。
作品を作るときにも、企画をするときにも、常に自分の動機と向き合っていく作業が中心なはずです。
自分を見つめながら筋の通った表現をして、一人でも多くの人の笑顔や感動を生むようなクリエイトをしていきたいです。
Q10.インターネットでのコミュニケーションをどう捉えていますか?
一定量の人間がインターネットを使えない状況になる可能性はありますがインターネットは滅びることはありません!
twitter等のコミュニケーションツールとiPhone等の次世代携帯機器の普及によって、
これまで以上に自然なコミュニケーションが可能になるのではないでしょうか。
インターネットでのコミュニケーションは、進化し続けていくと思います。
私はtwitterにて皆様の活動を知ることが出来ました。
同時にtwitterをしてないと恐らくこのような機会に恵まれなかったと思います。
そこでtwitterユーザーの皆様にtwitterについて質問
(複数人/複数口で回答頂ける場合はお手数ですが、回答の文末にお名前を示して下さい)
Q01.あなたがtwitterを始めたのはいつ頃かお教え下さい。
2008年の3月16日に登録完了メールが来ていることを確認出来ています。
使い始めの頃のことはあまり覚えていませんが、favotterが6月から反映されているので5月以後活発に利用しだしたように思われます。
Q02.どのような背景で、twitterを始めましたか。
当時知り合ったばっかりの、現・美術作家である梅沢和木さん(twitterID=umelabo)より突然に招待のメールが来た感じです。
私自身はまったく知らないサービスだったので、梅沢氏の「立場を気にせず自由に交流できるSNS」「まずは適当に50人くらいフォローしてみて」というようなメールに従い
favotter上位の方やアニメアイコンの方をフォローして、慣れて言った感じです。
Q03.あなたがtwitterを使い始めてから何が変わりましたか。
もうtwitterを使っていない頃を忘れかけるほどかわりましたねw
24時間リアルタイムで人の動向が分かるってことはとても便利なことで。
携帯電話が出て来てからは携帯電話でメールをして待ち合わせをするように、
twitterが出て来てからはtwitterを確認すれば今どこで誰が何をしているかが分かってしまう。(もちろん捏造は可能ですが!)
そしてまた、地震はもちろんのこと、ありとあらゆるニュースがどんなメディアよりも最速で手に入る。
現実と同時進行の別世界を持って、常に誰かとお話ができる、そんな環境になりました。
Q04.今現在、あなたにとってtwitterとは一体どのようなものですか。
前の質問でも具体例を挙げたと思いますが、常に最新の情報源であり、24時間人とつながっていられる第2の現実です。
Q05.最後にあなたにとってこれからフィールドワークとtwitterのようなサービスの位置づけはどうなると思いますか。
最も重要で有力な広報手段となるのではないでしょうか。
企画側、運営側、作り手の考えや意見がダイレクトにフォロワーに伝わるので、影響力が強い。
何よりも24時間リアルタイムの情報が入ってくる=伝えることができる、ということですからね。
また、立場に差を感じずに有意義なディスカッションが行える、とても貴重な場となりうると思います。
回答は以上となります!
要件のみとなりますが、失礼いたします、よろしくお願いいたします。
藤城嘘