音楽聴くようになる前から好きなアニメ主題歌5選

9月30日、上越新幹線にて

投稿日は10月2日なんですけど、書いたのは9月30日東京行き上越新幹線の車内。

通信環境もあまりよくなく、持ち物を減らすため暇つぶしの本なども手元に無かったのでメモ帳で時間つぶしにちまちまと文章を書こうと思って書いてます。

今回のテーマは「好きなアニメ主題歌」。

音楽をイヤホンとかで好んで聴くようになり趣味の一つと言えるようになったのは本当にここ数年であるって話は度々しているのですが、それ以前に僕が音楽に触れることって音楽そのもの、よりも映画だったりゲームだったりに付随するものという感じで。そしてその中でも「アニメ」が一番触れる機会が多く、影響力が強かった。

ということで、そんな僕の音楽の原体験といっても過言ではない「アニメ主題歌」の中でも好きなものを5つに絞って挙げてみた。

 

bôa「Duvet」

serial experiments lain OP主題歌

個人的に一番カッコいいアニメ主題歌、オープニング。

音楽としても生涯を通じて聴いた曲の中でトップ10には確実に入るくらい好きな曲。恐らく今後一生この曲がトップ10から外れることはないと思う。それぐらいぶっちぎりで好き。

とりあえずひたすらにカッコいい、世界観が、画が、空気が、音が。

lainはアニメ以上に超プレミアゲームソフトとして有名な気がする(こないだ駿河屋で15万だったのはビビった、ちょっと前まで6万だったからそんときに買っとけばよかった......)

このカッコよさはアニメのOPを観ればすべてわかる。マジで完成されている奇跡的なバランスの空気感のカッコよさ。言葉じゃ表せない圧倒的な魅力、あの僕らは知らないけど確実にあった90年代末/世紀末の暗い、さらにアンダーグラウンドな雰囲気。一瞬にして引き込まれる。lainというアニメの魅力があの中にほぼ詰まっている。とりあえず観て欲しい、アニメ自体は好み分かれるだろうけど、OPは間違いなく良いから。そしてあのOPがぶっ刺さったらきっとアニメ自体も好きになると思う。

アニメ自体の話はあまりするつもりはなかったけど、アニメも本当に良いです。好きなアニメ何って聞かれたら「空の境界」か「lain」を挙げると思います(その日の気分や相手次第)。それくらいいいんですよね、世界観が史上最高に良いの勿論、テーマや構成や演出が凄い魅力的。他にない味がある。そしてお話自体がとても寂しくも綺麗。確かに全編陰鬱とした雰囲気があるし、決して明るく前向きな作品ではないかもしれない。でも唯一無二の雰囲気と、雰囲気だけでないずっしりとした話はハマれば間違いなく観て良かったとなるはず。安倍吉俊先生のイラストも本当に良くて......(話それるけどlainのメンツが集まってつくられた灰羽連盟というアニメもめっちゃ良いので観て)。別に鬱アニメではないと思います、アニメは(ゲームはちゃんとやった訳じゃないけど(?)やってみてかなり別物だと感じた)。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B076QX3NC8/ref=atv_dp_share_cu_r

 

アニメの話をしすぎた......まぁそれくらい魅力的なlain、その魅力の大きな1面である主題歌のbôa「Duvet」。本当に好きで恐らく人生で初めて中古だけど自分でCDを買った(Duvetが収録されている「Race of a Thousand Camels」というbôaの1stアルバム、これはlain効果をあまり受けておらず変なプレミアがついてなかったので2000円くらいでお手頃に手に入れれた)。bôaの他の曲も暗い感じだけどお洒落で少しエスニックで格好いいのでアルバム全体で結構好き。なんだか最近20年ぶりくらいに再始動し新曲も出ていてビビる。lainはED曲の「遠い叫び」も良いのでそちらも是非。

youtu.be

LAMA「Fantasy」

UN-GO ED主題歌

僕にとって最初の深夜アニメはこの「UN-GO」という作品でした。

坂本安吾の「安吾捕物帳」を原案にディストピアSF系ミステリー作品。

あのノイタミナ枠ということもあり、非常にスタイリッシュでクールな作品は幼かった僕にもガッツリ引き込んでいったのでした。(アニメ見た後図書館行って原作の安吾捕物帳読んだりするくらい)

School Food PunishmentによるOPもめっちゃカッコいいのですが、それ以上にLAMA「Fantasy」が本当にお洒落でカッコよくてED曲らしくいい感じで締めてくれるんですよね。あとこれ通じるかちょっと分からない僕個人の独特な感覚なんですけど「深夜アニメ」ならではのあの夜の香りがする、あの感じが堪らなく好きなんですよね。この感じ含めて僕の音楽の原体験のひとつはこの曲かもしれないです。

open.spotify.comそして音楽を聴くようになって最近知ったのですが、このLAMAというバンドがとんでもないお化けバンドなんですよね。フルカワミキ×中村弘二×田淵ひさ子×牛尾憲輔というメンバー。えっSUPERCAR+ナンバーガール+電気グルーヴってこと???えっ???流石に豪華すぎませんか???最近まで本当に知らなかったけどやっっっば、ほんと強い......

 

EGOIST「The Everlasting Guilty Crown」

ギルティクラウン 後期OP主題歌

もう一つの原体験と言えるのがまたもやノイタミナ枠からギルティクラウン主題歌。

EGOISTは親が好きだったこともあり、車の中で流れていてずっと好きで聴いていたということもありより思い入れ深いし、結構好きでいまも度々聴いています。

youtu.beEGOISTはギルティクラウンだけでなく、PSYCHO-PASSや伊藤計劃などでも聴く機会が多く、好きなアニソン何って聞かれたらこれか名前のない怪物を挙げる時期も結構あった気がする。まさに一つの原点。

今は解散しちゃったけれども、逆に劇中バンドがこれだけ長くアーティストとして多くの名作を残してきたのは本当に凄い事だと思う。

 

THE ORAL CIGARETTES「トナリアウ」

サクラダリセット 前期ED曲

僕が大好きなフレデリックと同レーベルで、さらには来月対バンが予定されるオーラル。実はフレデリックよりも全然先にオーラルのことを知りました。そう、「狂乱 Hey Kids!!」で。ノラガミ元々観ていたので1期も曲良かったけど2期の曲めっちゃいい!!と中学時代にぶっささり、その数年後サクラダリセットという作品で再びオーラルに触れ結構このときにも惹かれました。数年ずれて自分で気軽に音楽を聴く環境だったらこのときにオーラルから音楽にハマっていたかもしれない。

それくらい「狂乱 Hey Kids!!」と「トナリアウ」が強かった。そして知名度的には狂乱の方が圧倒的に高かった(アニメ見ないような同級生にも流行っていた)けど個人的により刺さったのが「トナリアウ」でした。これはサクラダリセットという作品が非常に良かったこともあるかもしれないけど、自分にとって知らない世界の扉がほんのすこーしだけどここで開いた気がします。中学時代めっちゃ口づさんでた。

youtu.be

やくしまるえつこ「放課後ディストラクション」

ハイスコアガール 第1期ED曲

この曲は個人的に最強のタイアップだと思ってるんですよ。

めっちゃやくしまるえつこの空気感かつ、ハイスコアガールの作品のエッセンスをこれでもかと詰め込み、さらに作中でしゃべることのないメインヒロイン大野晶をこれでもかと曲で表現している。最高に作品に寄り添っていて、凄く良い。曲単体でもめっちゃ良いし、やっぱやくしまるえつこ(相対性理論)の曲ってすごいですよね、あの独特な世界観、サウンド、かわいらしさとカッコよさ、唯一無二。

ハイスコアガール自体非常に面白いラブコメ×90's格ゲー×ギャグの超ハイレベルな融合なのでどれか一つでも気になれば見て損はないかと。

youtu.be

さいごに

ということで

bôa「Duvet」

LAMA「Fantasy」

EGOIST「The Everlasting Guilty Crown」

THE ORAL CIGARETTES「トナリアウ」

やくしまるえつこ「放課後ディストラクション」

の5曲を挙げてみました。

後半3曲は大宮まで来てしまい焦って駆け足になったけど少しでも新しく曲やアニメに触れるきっかけになればなぁと思います。(なんとなく新幹線内で終わらせるっていう時間制限を設けてみてた)

ただ今回はいつも以上に自分のために振り返っている感じもあって、よい時間つぶしになりました。振り返ってみるのも楽しいものですね。

深夜アニメって独特な「夜っぽい」雰囲気が漂ってて、それは主題歌も大きく影響してて醸し出してる気がする。その空気感に惹かれてアニメにハマったとこもある気がする。(最近はあんまりしない気もする、アニメがゴールデンタイムな空気感があるというか)

今回は曲の好みで絞って挙げてるけど、アニメ自体も全部めっちゃいいものなのでどっちも触れてみて欲しいです。