ミラノ～ヴェローナ～ヴェネチアの旅

日本からミラノに行くにはいろいろな方法がありますが、エバー航空がリーズナブルです。まず台北まで4時間。食事もおいしかったです。

現地ではEVA AIRWAY（イーヴァ）と発音していました。

乗り換え時間が6時間ですが、休憩室を探して時間をつぶしました。無料のWi-Fiが使えます。コンビニを探しましたが、制限エリアにはありませんでした。１つでもあれば便利なのに・・・

ミラノ、マルペンサ空港まではあと15時間かかります。

空港からミラノ市内まではバスが便利です（１０ユーロ）。荷物を持って出たら、ずっと左へ歩いて4番出口のところにバスが止まっています。

1時間ほどでミラノ中央駅に着きます。

地下鉄に乗るために3日券のチケットを購入しました（15.5ユーロ）。現在ミラノでは紙のチケットは廃止され、タッチ式になっています。TOP-UPと書いてある券売機で購入します。次に使う時はこのチケットにチャージします。デポジットはありません。

切符は日本のようにすぐ出てきません。5秒ほど待って、チケット。また５秒ほど待っておつりが出てきます。

地下鉄は終点駅を確認してその方面の電車に乗ります。日本のように次の駅名など書いてありません。終点が２つに分かれる路線もあるので注意してください。

ホテルに荷物を置いて、ヴェネチアに向かいます。今回はイタロに乗ります。さすがイタリア。フェラーリみたいですね。ミラノからヴェネチアまでは2時間30分です。

イタリアでは運賃は早めに予約するとかなり安くなります。また電車に乗ったら係員が必ずチケットをチェックしに来ます。紙に印刷しておくかスマホで提示します。

ヴェネチアに着きました。サンタルチア駅から出ると、すぐにヴァポレットの乗り場があります。切符は一番左の自動販売機で。1回券9.5ユーロ（高い！）①番か②番のB線に乗ること。入口で切符をタッチして乗ります。

今回はリアルト橋で下車。

これはリアルト橋上から見た、超有名な景色です。あまり混んでいなかったのですぐ写真が撮れました。

レストランでイカ墨パスタを食べると20ユーロ以上しますが、安いところを発見しました。Bigoiというテイクアウト店です（11.5ユーロ）
「アル・ネロ・ディ・セッピア」と注文します。

ただし、お店を見つけるのが至難の業。ヴェネチアはスマホの電波が弱く、googleマップがたまに切れてしまいます。あらかじめネットで場所を調べておくことをお勧めします。

店の先に公園があり、そこにベンチがあるのでそこで食べましょう。

ヴェネチアに来たらゴンドラ。しかし30分80ユーロ（13200円）もします。でも乗りたい人のために・・・

トラゲットという、渡し舟があります。わずか5分ですが・・・
場所は3か所しかないので調べておく必要があります。

料金はたった2ユーロ。しかし乗り場に行くのがすごく大変です。googleマップなしには絶対行けないでしょう。とにかくヴェネチアの道は迷路です。　

今回はサンマルコ寺院は外から見るだけ。ドゥカーレ宮殿だけ予約しておきました。内部にはすごい絵画がたくさんありますが、驚いたのは石の牢獄でした。

ためいき橋が見えるところも感慨深いです。囚人が「俺は牢獄に入れられもう美しい景色は見られないのか」と窓から外を見てため息をついたところとか。

2日目はヴェローナ。ロミオとジュリエットの舞台で有名です。今日はフレッチャロッサで。ミラノから1時間10分ほどで着きます。

駅前には何もないので、中心街までバスで移動します。ところが、運転手が女性なのにすごい運転で、急ブレーキに急ハンドル。つり革に必死でつかまりました。

これがジュリエットの銅像です。胸にさわると恋が成就すると言われているので、早速さわりました。右上にベランダが見えます。ロミオとの有名なセリフがありますね。

Oh, Romeo. Wherefore art thou Romeo?
ああ、ロミオ。なぜあなたはロミオなの？

建物の中にはいらなければ、ここは無料です。ところで、入り口が変更になっています。注意してください。

ピエトラ橋を渡り、フニコラーレ（ケーブルカー）に乗って丘の上からの写真です。ヴェローナ市内が一望できます。歩いても登れますが、絶対フニコラーレをお勧めします。

カステラベッキオ橋です。ここからブラ広場に向かい、アレーナは外から見るだけにしました。

3日目はミラノ市内の観光です。レトロなトラムがホテルのすぐそばを走っていました。こういう時に3日券の切符は便利です。

地下鉄でも移動できますが、ミラノ市内はトラムが多く走っています。googleマップで調べると、停留所や路線が把握できます。

最後の晩餐のチケットが奇跡的に取れました。公式サイトを何度も覗いていると、1週間前に1つだけ空いていました（15ユーロ）超ラッキー！！

フラッシュ撮影や動画は禁止されています。15分間鑑賞できます。

ミラノのドゥオーモ（大聖堂）です。今回は中には入らず、外から鑑賞しました。それにしても大迫力です。

ガッレリアの中に牛のモザイクがあり、急所を中心にかかとで回ると幸せが訪れるそうです。多くの人がやっているので、タイミングを見てさっとやってみました。

スフォルチェスコ城はドゥオーモから徒歩で15分くらいです。城壁内部は無料です。ふと気が付いたのですが、壁にアルファロメオの紋章がありました。

スカラ座博物館です。スカラ座の内部を見学できます。本当はここでプッチーニなどのオペラを鑑賞したかったのですが・・・

しかし貴賓席からみる光景は素晴らしいものがあります。

博物館なので、当時のポスターや肖像画などがあります。自分は昔オペラを少しかじったことがあるので、懐かしく思いました。

スカラ座からガッレリアのアーケード、ドゥオーモまでは直線でつながってるのでわかりやすいです。ドゥオーモの目の前にはM（地下鉄）があります。

この日は小雨がずっと降っていたので、雨に濡れなくて助かりました。

ミラノ中央駅の地下にスーパーconadoがあります。寿司も売っています。毎日ここで夜食を買ってホテルで食べました。

お土産もここで調達できます。イタリアは最近物価が上がっているので、買いすぎに注意しましょう。私は買い物かごにポンポン入れたら100ユーロを超えてしまいました。

ホテルはイビス ミラノ チェントロです。ミラノ中央駅から地下鉄３号線で1つ目のレプップリカから徒歩5分。イビスは近くにもう一つありますが、こちらのほうが便利です。

ミラノ中央駅です。荘厳な建築物で規模も大きい駅です。ローマのテルミニ駅より大きいかもしれません。

電光掲示板にはたくさんの列車の発車時刻などが掲示されますが、何番線から発車するのかは15分ほど前でないと出てきません。

また構内に入るにはチケットのバーコードをかざす必要があります。

ミラノ マルペンサ空港です。大きな空港ですが、少し戸惑います。

まずセキュリティーのあとはゲートが番号ではなく、Bとなっていました。結局はB29だったのですが、その前後は一緒の待合室。トイレはほとんどなく、あっても壊れていました。

搭乗口からはバスで沖止めでした。風がものすごくてタラップが揺れました。ボーディングブリッジにしてほしかったなあ。

今回の旅行はエバー航空でしたが、48時間前にオンラインチェックインができるので、座席を無料で選べるのが良かったです。ただ、映画が全部同じだったので、帰りの便はもう見たいものがなくなってしまいました。しかし全体的には満足した旅行でした。