2024/10/17 - 2024/10/24
228位(同エリア340件中)
ソネッチさん
「武陵源と天門山と鳳凰古城7日間」のツアーに参加した四日めの旅行記です。
1日 福岡から張家界へ 旅行記①
2日 天子山自然保護区 哀家界風景区 観光 旅行記②
3日 宝峰湖・黄龍洞・大渓谷のガラスの吊り橋 旅行記③
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3泊した「プルマン張家界」とも今日でお別れ。この後、七星山、芙蓉鎮を観光して鳳凰古城へ移動します。
昨日夜半から雨が降り始めました。ツアーのみなさんレインウェアを着て、傘を持ってバスに乗り込みました。
ホテルを8時に出発!早い! -
8時30分、七星山のロープーウェイ乗り場に到着。
ここは駐車場から直接ロープーウェイ乗り場に行くことができます。
七星山旅游区の開発は3年ぐらい前からスタートしたそうで、
「日曜日でも、武陵源みたいに混むことはまずありません」
とガイドさん。
6人乗りのロープウェイに乗って、頂上まで行きます。 -
ロープウェイは約15分の乗車時間でした。
始めは何とか展望がききましたが、 -
途中からこの状態。
小雨が降っているので霧が出て、辺りは真っ白でした。(涙) -
武陵源の観光とよく似ています。
ロープウェイを降りるとこのシャトルバスに乗って、山頂の展望台に向かいます。 -
平日にガイドさんが来た時は、貸し切り状態だったらしい。これから開発が進むと考えられます。
真っ白で辺りは何にも見えません。運転手さん、さすがです。 -
シャトルバスを降りると、階段かスライダーを使って展望台に向かいますが、この霧雨の中、階段を上るのはきついということで、ツアー参加者全員スライダーで頂上に向かうことになりました。
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スライダー代、30元なり。
あっという間に、頂上到着。下りはスピードが出ないようにくねくねしてますが、上りは一直線。 -
七星山1520m。
到着です。当たり前だけどここも真っ白。 -
ガラスの展望台に向かいます。足元はガラスの階段だけど真っ白だからね~。
中国はガラスのアトラクションが建設ラッシュで、ガラス張りの階段、通路、吊り橋などを、とりわけ高いところに設置して、そのスリルと興奮を楽しむのが流行っているらしい。
七星山も、ガラスの展望台とガラスの桟道が目玉アトラクションです。 -
「1520天空の眼」と名付けられた、ガラスの展望台。
周りも足元も、真っ白! 何にも見えません。霧雨だし、写真もあまり撮らずにみんな、早々に退散しました。私の写真もこの一枚だけ。チーン。 -
帰りは、階段を使って10分ぐらいで降りました。霧雨というか小雨で傘を差さなくてもよかったのが、せめてもの救いでした。
この後、シャトルバスに乗って「摘星台」へ。 -
摘星台に続く道はガラスの桟道。
ガイドさんの誘導で霧の中を進みます。
何も見えなくてがっくりしている私たちにガイドさんが
「二日目に行った天子山周辺は砂岩の山、七星山と天門山は石灰岩からできています。景観も良く似ているから、ここが見られなくても、6日めの天門山観光があるから大丈夫。」
と慰めてくれました。 -
でも、6日目に訪問する天門山のガラス桟道は50m、七星山のガラス桟道は4倍の200m。
「風景は天門山の方が良いけど、桟道だけははここの方が長くて良いです。」とガイドさん。やっぱり、雨が恨めしいです。 -
絶壁に作られたガラスの桟道。
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ガイドさんの引率で通ります。
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ガイドさんが見つけた崖に咲く花が、私を慰めてくれました。くすん。
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ツアーのみなさん、カッパを着て歩いています。
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せっかくのガラスの床も、霧で何にも見えません。
怖くも何ともないわ。 -
遊歩道の途中にある「摘星台」。晴れていれば、きっと、絶景が見られたんだろうな。
ガラスの桟道は周回ルートではないので、来た道を引き返しました。 -
写真は七星山の山頂に群生していた花。道路沿いに途切れることなく咲いていました。
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下りのロープウェイから見えた山。
天気さえ良ければ、七星山の頂上ではこんな山が見えたのでは?と妄想しました。
6日目の天門山に期待するしかありません。 -
七星山は、雨で写真撮影タイムがほとんど必要なかったので観光時間は予想よりも大幅短縮。
11時30分には昼食をとるためにレストランに着いていました。 -
時間に余裕があったためか、このレストランの料理の写真は多い。(笑)
まず肉団子の入った「お鍋」 -
春雨の和え物。
お隣の方が「美味しいわ」と褒めてました。 -
茸のお料理
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ジャガイモの炒め物
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謎のお肉。私は手を出さず。
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焼き飯。「オイスターソースで味付けしている」Hちゃん談。
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ニラ入りの卵焼き。
想像通りの味で、私はこればかり食べました。 -
青菜の油いため。定番の青梗菜ではなくて白菜。
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天ぷら。
衣があつすぎて、正体不明。白身の魚という意見が多かったかな。 -
添乗員さんが、気をきかせて
「隣がスーパーだから、みなさんで、行ってみましょうか」
と提案してくれました。
参加していておばちゃんたちは大喜び。全員、スーパーに繰り出します。 -
量り売りのナッツの小袋をいくつか買いました。
ばらまき用のお菓子を購入されている方が多かったです。
その後バスに乗り込み「芙蓉鎮」へ。 -
芙蓉鎮のバス駐車場に着くと、ツアーバスから、写真のシャトルバスに乗り換えて中心部へ向かいます。
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芙蓉鎮は古くから、少数民族トゥチャ族の住む小さな村です。
レトロな昔ながらの街並みを見ることができます。 -
ガイドさんが「トゥチャ族の家の特徴は、屋根の軒から出ている柱が途中で切れていることです」と説明してくれました。なるほど。
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素敵な意匠の窓です。
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散策をするときは、雨が上がってくれたので良かったです。でも、もうちょっと早く上がってくれよ。
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この村は1980年代「芙蓉鎮」という映画の舞台になって、一躍有名になりました。
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それまでは、「王村」という名称でしたが、映画公開後、観光客が押し寄せたので「芙蓉鎮」と名前を変えたそうです。
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豆腐が名物であちらこちらに豆腐屋がありました。映画「芙蓉鎮」の主人も豆腐屋だったそう。
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この門をくぐると、
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広場に出ます。ここが村の中心。
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この広場でイベントなどが行われるようです。
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広場を通り抜けて進むと、土王橋という立派な橋が現れました。
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橋から見えた、川沿いに建つ高床式の古い家屋。
左下に見えるのが芙蓉鎮瀑布の上段です。 -
木製の橋を渡ります。赤い吊り提灯が中国チック。
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橋を渡るとお土産などを売る古い建物が並び、さらにそこから脇道へ入って芙蓉鎮瀑布の全景が見えるスポットへ向かっていきます。
赤い吊り提灯に灯がともされ、夜は情緒があるでしょうね。 -
石畳の両側にいろいろなお店が並びます。
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一番の撮影ポイントに到着。
芙蓉鎮瀑布と、川沿いに建つ高床式の家屋を見ることができます。 -
帰国して調べると、トゥチャ族の人たちは群居を好み、木造の高脚楼(高床式の住宅)に住んでいます。住宅は村落を形成して建てられ、単独の家はほとんどないそうです。
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ずっと、自然の観光ばかりだったので、少数民族の生活が見られる「芙蓉鎮」の観光は面白かった。
私は、国内旅行でも古い街並みが大好きなので。(笑) -
来た道を引き返しました。
その後、1時間ほど走って鳳凰古城へ。
芙蓉鎮はトゥチャ族だけが住む村ですが、鳳凰古城は少数民族と漢民族が混住している街だそうです。 -
鳳凰古城は、大型バスの通行が禁止なので、観光センターで中型バスに乗り換え宿泊するホテルへ。(荷物は別の車で運んでくれました) 17時30分ごろホテルに到着しました。
宿泊したホテル「天下鳳凰大酒店」 すんごい名前です。 -
多少の古さは感じるものの大型ホテルでした。
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部屋は広々。
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バスタブとシャワーが同スペースなのが有難い。湯量も問題なし。
今回利用したホテルでは一番よい浴場でした。 -
夕食は、19時からホテルのレストランで。
昨夜のプルマン張家界のレストランが美味しかったから楽しみ。 -
肉団子の鍋
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カリフラワーの炒め物。
ブロッコリーは見なかったけど、カリフラワーはこの後のレストランでも見ました。
美味しかったです。 -
肉じゃがのようなお料理。
これも食べやすかった。 -
茄子とピーマンの炒め物。
これも気に入ってたくさん食べました。
やはり、ホテルレストランのお料理は食べやすいです。 -
定番登場。青梗菜の油いため。
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肉団子のスープ。
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焼き飯とデザートに西瓜もでました。
焼き飯はどこのレストランで出ても間違えないお味。満足です。
夕食後は部屋には戻らず、私たちはそのまま、シャトルバスを利用して、鳳凰古城の夜景見物に出かけました。(ツアーバスを利用できないのでこれもいろいろ大変でした。ガイドさん、頑張った!) -
鳳凰大橋からの見た鳳凰古城の夜景。絶景ポイントなので、観光客がひしめき合っていました。
私のヘタな写真では魅力の半分も伝えることができてないと思いますが、鳳凰古城の夜景の美しさは想像以上! 別世界に来たような美しさでした。 -
鳳凰古城は、中国で最も美しい街と言われているそうです。
赤提灯などが灯された川沿いの古い町並みがどこまでも続き、なんとも幻想的でノスタルジックでした。 -
近代化が進む中国の中にあって、伝統的な風景が楽しめる人気の街なのが、納得の美しさ。
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中心部を流れる沱江に沿って、高床式の家々が立ち並び、周囲は高い山々に囲まれています。
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中央は「雪橋」
「明日、ゆっくりここを観光します」
とガイドさん。
美しい夜景を目に焼き付けて、ホテルに戻りました。
七星山の降雨が何とも残念な一日でしたが、鳳凰古城の夜景が想像以上に美しくて、気分よく眠ることができました。
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