2024/06/27 - 2024/06/27
3位(同エリア157件中)
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Siniさん
この旅行記のスケジュール
2024/06/27
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バンカアート2
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ホテル ヴィラ エ アルテ
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乗り換え地のイスタンブールで乗り継ぎ便が不明のままなんとかボーディングパスをもらい、6月27日朝8時50分、ティラナ国際空港に到着し、制限エリアを出ました。飛行機から降りるときに大粒の雨が降り出しその後雷雨に。空港から出ると迎えに来ているはずのドライバーがいません。さぁ、大変。なんて波乱の旅の幕開けでしたが、無事ホテルに到着。雨が小雨になったのでティラナの観光に出かけます。
アルバニアは第二次大戦後、ホッジャ率いる社会主義国として歩み始め、26年間鎖国政策をしていた国。1990年には共産党の一党独裁時代が終わったものの、1997年経済が破綻、国中が大混乱に陥った。その混乱から27年、経済は順調に成長、旅行者も増えていると言うことです。
今回はAíraloというeSIMを購入。確か2Gで2、3ユーロだったように思います。せっかくahamo にしたのに訪問する4カ国のうち3カ国が対象外だったのでAíraloの全欧を使ってみることにしました。このアプリは通話はできません。
写真はティラナのビル。ティラナには変わった形の新目のビルがいくつかあります。建設中のビルも多いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出迎えなし、逆走、態度の悪いドライバーの最初の衝撃もおさまり、少し落ち着いた頃、天気は小雨になり午後からは晴れるとの予報で、気を取り直してアルバニア共和国の首都、ティラナの観光に出かけます。
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いろいろ像があるここは、スカンデルベグ広場。
ティラナは17世紀、オスマン朝の領主によって築かれた町。1920年に首都になりました。 -
あちこちに像があるけれど、この像はアルバニアの英雄、スカンデルベグ。
スカンデルベグ像 モニュメント・記念碑
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スカンデルベグ広場の名前にもなっているスカンデルベグ(1405~1468年)は、中世アルバニアの君主で、オスマン帝国に抵抗した民族的英雄。
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像の横にあった石碑。読めない。
こう言う時、現地ガイドさんがいないと不利。 -
驚いたことに公園内には大観覧車があります。この日は動いてませんでした。
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アルバニアとクェートの友情のモニュメント。
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左はアルバニアの国旗。赤字に黒い双頭の鷲。15世紀にオスマン朝から一時的に独立を果たしたスカンデルベグの紋章が基になっているらしい。
右はクェートの国旗のよう。友情のモニュメントがある理由は不明。 -
自販機はたくさんある。
民族はアルバニア人が大多数。宗教はイスラム教57%、カトリック10%、東方正教系のアルバニア正教7%など。 -
公園にあるツーリストインフォメーション。おすすめを聞きたかったけれど、早朝の大雨のせいかお休み。
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最近日本の生花で流行りと言うスモークツリーがあちこちで見られました。私は日本では見たことない、または気づいてないですが、明治時代に日本へ入ってきたという割と古いウルシ科の落葉樹です。(間違っていたらごめんなさい)
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スカンデルベグ広場のハズレにテントが。
何かイベントをやっているようです。夜に通った時には大音量のロック系音楽がかかっていました。 -
その先、公園の北側にある国立民俗博物館。巨大なモザイク画が目を引く建物です。
近づいてみましたが閉館中でした。こんなとこがなんとなく貧しい国あるある。(欧州一貧しい国と言われてます)国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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公園をぐるりと一周したので、まずはこのなかなか名前が覚えられないモスクへ行きます。
ジャーミア エトへム べウト 寺院・教会
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ジャーミア・エトヘム・ベウト。
ここはスカンデルベグ広場の片隅にあるモスクです。
5年ほど前までは長期間修復工事されていたようですが、2024年6月時点では中が見られるようになっていました。 -
入り口に年配の男性がいて、説明と共に服装のチェックをしています。
それと気持ちですが喜捨を。もちろん気持ちばかりのレクを入れたらとても嬉しそうでした。 -
1799年-1821年頃に建設をはじめたイスラム寺院。内面を埋め尽くすフレスコ画が見事。
アルバニアが社会主義国となり宗教は禁止され、長いこと閉鎖していたというこのモスク。1991年共産主義国の崩壊が始まり、モスクへの礼拝も再開されたと。国民の半数以上がイスラム教の国にあって宗教は長いこと弾圧されてたのです。 -
モスクを出てすぐに、ポスト発見。
コロナ禍以降、ポストのお世話になるのが激減したわね。 -
その建物の間から時計塔が見えました。1928年にやっと時計が据え付けられた時計塔。高さ30m。
時計塔 建造物
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イチオシ
女性警察官たち(いずれも親切。英語が通じます)や、Google mapを頼りにティラナの町を歩きます。
センターにグリーンベルトのある一方通行の道、二車線ですが、ご覧の通り車で渋滞気味。街の建物がカラフルですね。 -
少し先にあるエンヴェル・ホッジャ博物館へ。
エンヴェル ホジャのピラミッド 建造物
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ここはピラミッド型の建物で有名。現在はテクノロジーの会議場やショップ、カフェなどが入っています。
それにしてもパンダの像があるところを見るとこのあまり可愛くない像は社会主義時代に中国と親密なころ建てられたのか?とか、考えますが、どこにもそのような記載はみつかりませんでした。 -
この階段を、炎天下登るのは、私はパス。因みに本日35℃を越えています。
エンヴェル・ホッジャ(1908~1985)は、アルバニアの共産党を創設。スターリン批判に反対して1961年ソ連と断交。親中国路線をとったが、毛沢東死後中国とも対立し、独自の鎖国政策をとった、と。なるほど欧州唯一の社会主義国でしたから。 -
MMちゃん、いってらっしゃい!
1985年に亡くなるまで独裁者であった、ここはそのホッジャの元は廟だったところが改修されて記念碑になり、新しい若者たちが集うような場所になったそうです。 -
MMちゃんが撮影したピラミッドの上から見たティラナ。
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同じくピラミッドの上から。スカンデルベグ広場は右へ4、5丁ほど行ったところです。(多分)
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頂上にあった下を覗く窓ね。
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イチオシ
あ、MMちゃんが覗いたのはあの窓か!と下からの写真で確認。
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MMちゃんをまつ間に下のショップや会議室をみて回りました。
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ちょっと休憩しても良さそうな店を何軒か発見。なかなか美味しそうな品揃え!
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片隅にいい感じのスペース。きっとランチ時には近くで働く人たちで満席ね。
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セミナーの準備中のような箱も。部屋一つ一つが箱のようになった建物で、上がピラミッド型。
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所々にグリーンを配して。
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こんな変わった建物。
ここで中国語を話す団体20名くらいに会いました。彼らはトイレを占拠していて感じが悪かったわ。 -
気分を変えて、休憩することに。
ちょっとおしゃれな店内のここはMon Cheri (発音は多分モンシェリ)という空港にもあった、カフェチェーン店です。 -
因みに空港にあった「モンシェリ空港店」はこんな感じでした。今朝の大雨を思い出す!
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ここの若い店員さんは感じが良いことこの上ない。それに英語がわかる。雰囲気としてスタバみたいなレベルのカフェではないかと思います。
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猛暑日なので、MMちゃんはビール。ペローニはイタリアのモルトって書いてありますね。イタリアはアドリア海を挟んで隣国だし、フェリーで運べば輸入も楽ですね。アルバニアの3港とイタリアの3港にフェリーが通ってます。
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私はアップルとオレンジを絞ったフレッシュジュース250レク(¥450)を。
ちゃんと休まないと熱中症になりそうです。あれ?今朝のスコールはなんだったんでしょう? -
休憩後、街を歩いていくと、レストラン街が連なる通りにつきました。
ここは右側がどうやらティラナ城の城壁みたいな感じであとは左側にはレストランやお土産屋さんがびっしり。バザール (クルヤ) 市場
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たくさんの観光客が食事をしたり歩いたり。暑いからアイスクリーム屋さんは大忙し!(なるべく人が入らないように写してます)
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元はティラナ城でその一部を利用してるよう。今は中はレストランみたいです。
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この通りにはとにかくどこから出てきた?と思うほど観光客でいっぱいの通りでした。
MMちゃん、ここでお土産を購入。 -
で、この通りを降りてきたところで表紙の変わった窓を持つ建物発見。日本ではあまり見かけませんよねぇ、この感じ。
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他にこんな双子型のビルや、
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積み木のようなビル(工事中)もありました。
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通りを戻るような感じで少し登りながら回っていくと、
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イチオシ
このモスク。名前を聞いたけれど「わからない」と現地の老人。おそらくティラナの大モスクと思われます。閉鎖されてましたが、曜日によっては開いているのか?
この国の大多数を占めるアルバニア人。その半数以上がイスラム教徒。オスマン帝国の影響が強く感じられます。ティラナの大モスク 寺院・教会
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モスクの隣に非常に警戒厳重なゲートがあり、ガードの方がいうに「パーリアメント」と。なのでおそらく国会議事堂と思われます(木の影でよく見えませんが)
あのガードに聞けとわざわざガードさんを呼んでくれたので聞いてみました。この辺りの小さな公園に昼間からゆったりと座っている老人たちの1人が気を効かしてくれました。そういえば山形県天童市ではキョロキョロしてると地元の方が声をかけてくれた。ここの人たちもちょっとそんな感じです。 -
そのまままっすぐ行くと、Bunk’Art2があります。
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これはかつての核シェルターなんだそうです。
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一応受付まで行ってみたものの、非常に混んでいたのでやめました。
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入り口のドームにおそらくは戦争の被害者なんでしょう、たくさん写真があります。
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核シェルターがこんなふうにオープンになっているのは世界の首都の中でもティラナだけど聞いた気がします。
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そろそろ空腹で。Google mapに聞いて、やっと見つけた、評判の店、Delano Lounge Restaurant。
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先ほどの国会議事堂の斜め向かいくらいのビルの3階。そのエレベーターや入り口を探すのに苦労しました。
ビール配達の人や周りの人に聞きながらやっとこの店にいったら、ランチでも予約以外は受けていないと。察するに政府高官とか、そんな方達御用達なんだろうか?
にしても、街行く人はみなさん比較的親切です。生活がゆったりしてるのかな?あるいは失業中の人なのか。率先して声をかけてくれます。ちょっと、、と引くような外見の人もいるけれど悪意は感じませんでした。(この辺り警官も多いし道行く人が多い地区) -
で、そこから路地から路地へと水たまりを避けながらの道を歩いて、レストラン、Gjelltore Sauku - GatimeTradicionaleへ。
多分最初の2文字は名前で、2行目は、伝統料理のお店ってことかな。アルバニア語の元は、2000年以上前に東南ヨーロッパで使われていた言語だそうです。 -
おお!と言うくらい地元の人ばかり。あとで一組観光客が来ました。
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メニューはアルバニア語と英語があり助かりました。
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周りを観察してみてると地元の人はスープとパンと言う簡素なランチの人が多かったです。
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炎天下歩いて観光してきたので私たちはまずビール。銘柄は先ほどのカフェモンシェリと同じペローニ。軽めの癖のないビールでした。
モンシェリより安い価格だったのですが、はっきり価格を覚えていません。 -
地中海風サラダは塩、胡椒、それにオリーブオイルですが、それが全然オイリーではありません。テーブルにはレモンや酢がおいてあります。入れると更にサッパリに。チーズもあっさり目。
もうかなり前のことですが、ギリシャで食した時はオリーブオイルたっぷりで、、、そのすぐ北にあるアルバニアのこの伝統料理店ではこんなにサッパリ系とは。 -
ギリシャのドルマデスのような料理かと思ったら全然違う。大きなナスにひき肉とナスやパプリカを刻んでグリルした食べ物。あっさりしていてびっくり!どうしても数少ない過去の経験と比較してしまいます。
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パスタ。味は薄め。隣のは茹でた牛肉の塊。これは牛肉のスープの一品なのですが写真なし。これがよく火が通っていてほろほろと崩れてくる。薄味で美味しかったです。
ご夫婦とも英語は話さず。しかしニコニコして感じが良い。さらにキッチンが見える大きな窓。更に奥には緑が見える窓。料理へのこだわりと愛が感じられます。
親子客の1人が少し通訳をしてくれて話が出来ました。
料金は非常にリーズナブルまたは安かったと思います。その上美味しくてとても感じが良いなんて最高です。最初のレストランには満点の星5つ! -
昼食に満足して、ホテルへ向かっているところです。この通りも観光客のための通り。右手がバザール風です。
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ここにはあらゆるものが並んでいました。
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こんなふうに。しかしよくみても欲しい物はなかった。
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まわりは観光客むけのホテルがたくさんあり、歩いている人も観光客が目立ちます。
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この壁の先は団体客がよく使うような大きな箱のレストランに続いていました。
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魚屋さん。地中海でとれた魚か?
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自転車屋さんや小さな車の修理工場も。
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量り売りの果物やさん。ブルーベリー、チェリーが目を引きます!すごく美味しそうだけれど一泊の身では買えない、、、
アルバニアは都市部以外に住む人のほとんどが第一次産業従事者。そんな彼らの成果物の一つがこの美味しそうな果物なんじゃないのかしら。 -
他に、パン屋さん、スイーツ屋さん、床屋さん等々幅一軒くらいの小さな店たくさん連なっています。
ホテルは中心街にあるだけでなく、このへんは観光客向けの安全な地域と良くわかりました。
ここで休憩のため、一旦ホテルへ戻ります。
つづく
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