2024/02/06 - 2024/02/21
8位(同エリア477件中)
ロムルスさん
〈今回はリオのパレードと街の様子です〉
ツアーだと超高額なリオのカーニバル
でも個人手配で安く行きたい~
あわせてイグアスの滝やアルゼンチンも
そんな約2週間の南米旅行の記録です
(旅行スタイル)
・リオのカーニバルのチケットはNetで購入
・イグアスの滝ではアルゼンチン側に宿泊
・ウルグアイへは船でデイトリップ
・宿はbooking.comアゴダで高評価から選択
(航空券)
・スイス+ルフトハンザ、サンパウロ往復18万円
・サンパウロ⇒リオ2.6万円 LATAM航空利用
・リオ⇒ブエノス⇒イグアス⇒サンパウロ4万円
(ルート)
→リオデジャネイロ(ブラジル)→ブエノスアイレス(アルゼンチン)→コロニア(ウルグアイ)→イグアスの滝(アルゼンチン・ブラジル)→
(通貨)
・1レアル(BRL)=約30円 (ブラジル)
・1ペソ(ARS)=約0.13円 (アルゼンチン)
・1ペソ(UYU)=約3.85円 (ウルグアイ)
(気候)
最低25℃~最高35℃ (ブラジル 雨季で晴/曇)
最低22℃~最高27℃ (アルゼンチン 雨季で晴)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
4日目、2月9日、カーニバルチケット
カーニバルの本選は4日間。前半がAグループの16チーム、後半が特別グループの12チームで争われます。チケットは11月にrio-carnival.netから予約しました。(各R$470、直前には3倍近くなるようです) -
駅からの道
会場はセントロに近いカーニバル専用のサンボードロモです。入口はセトール(セクション)別で、会場を東西には横切れません。今日はセトール5のフリーザ(1階席)なので、メトロの最寄駅セントロ駅から15分ほど歩きます。 -
駅からの道
会場周辺は大きく交通規制がされているため、アクセスはメトロが便利でした。セントロ駅周辺はホームレスらしき人もいて緊張しましたが、会場に向かう道は出店もあり、人もが多いので危ない雰囲気はありませんでした。 -
セトール5の入口(20:00)
前半2日間は、リオにE~A、Sグループまで400以上あるサンバグループの中の、Aグループ16チームで争われます。優勝者のみ来年Sグループにランクアップする真剣勝負です。 -
セトール5の入口
チケットと持物のチェックを受け入場します。次の所で係の方がプログラムを配布しています。これには、各グループのスタート時間、テーマ内容などが詳しく記載されています(但しポルトガル語です)。 -
会場内の売店
会場内には、ピザやバーガー類、ビールやカクテルを売る店も出ています。値段はやや高めですが、ビールはキンキンに冷えていました。 -
スペシャルボックス席の入口
中に入るとさらに、席のグレードごとに入口が分かれています。ここは飲食やダンスフロアなどの付いた特別席で、日本円で7~8万円するようです。 -
セトール5フリーザ(1階指定席)の入口
1階の指定席へはこちらから入ります。エントランスは冷房も効いていて、洗面所も綺麗でした。 -
フリーザ(1階指定席)
ついにカーニバルの会場に到着です。明るく照らされた700mのコースがスタンドを貫いています。1階の指定席は前からA~Dの4ブロックに分かれています。 -
フリーザ(1階指定席)
各ブロックは6人のBOXで、席は写真のような配置で先着順です。A~Dはそれ程値段差がないことが多いので、断然最前列をキープするのがお勧めです。 -
パレード開始の花火(21:00)
会場にサンバのリズムが響きわたり、花火が上がって、初日のパレード(ヂスフィーレ)がスタートしました。Aグループは入場から退場まで60分(Sグループは80分)の持ち時間だそうです。※ここから翌10日の写真も合せて編集しています -
フロント・コミッション(先導隊)
まず各チームのテーマに沿ったダンスを披露するグループが登場。途中で何回か後ろの山車(アレゴリア)のステージに乗り、パフォーマンスを繰り広げます。最初から、キレキレのダンスを見せてくれます。 -
旗手(ポルタバンディラ)とエスコート
次に各チームの女性旗手とエスコートの男性が踊ります。チーム3人の旗手はチームの中でもエースポジションで、その衣装は30~40kg以上あるそうです。 -
バイアーナ
続いてサンバ発祥の地、バイーア地方の衣装の女性が優雅に回転しながら踊ります。これは審査項目に必須のグループで、長年チームに貢献してきた女性で構成されるそうです。 -
アレゴリア(山車)
そしてバイアーナに続いて、後方から巨大なアレゴリアと呼ばれる山車がやってきました。テーマにそった構成で、1チーム9台まで出すことができるそうです。 -
アレゴリア(山車)
近くで見ると細かく作り込まれていて、たった1回のパレードにしか使われないのがとてももったいなく感じます。 -
アレゴリア(山車)
上や横には多くのヂスタッキと呼ばれるダンサーを乗せています。これは小型な方で、まだまだ巨大なアレゴリアが登場します。特に後半の2日間は驚愕ものでした。 -
パシスタ(ソロダンサー)
まさにサンバのイメージですが、チームでの人数は少ないです。アレゴリアの前や各グループの間に1~3人ぐらいづつ、断続的に激しいカズダンスのようなステップで踊っています。 -
アーラ
これがパレード(ヂスフィーレ)の主力です。揃いの衣装で、テーマに沿ったそれぞれの場面を表現しているそうです。200人を超える大人数のアーラは迫力があります。 -
アーラ
各チームが趣向を凝らしていて、こんな独特の衣装まとったアーラもありました。アーラごとに踊ったり、行進だけだったりもさまざまです。 -
エンヘード(テーマ曲)と歌
チームのテーマ曲は毎年コンペで決め、それを全員で歌いながら行進します。年末にCDも出るらしく、スタンドのファンも歌っています。曲と歌は重要な審査項目だそうです。 -
マランドロ(男性ソロダンサー)
男性のソロダンサーもいました。熱帯夜のリオで、スーツにハット姿で、かかとでステップを踏みながら激しく踊っていました。メチャクチャ暑そう・・ -
アーラ
揃いの衣装のアーラの中でも、さらに全員が同じ振り付けで踊っているグループもあります。ステップが揃うととても綺麗です。 -
アーラ
こちらは全員がパシスタとマランドロのように、激しくカズダンス。まさに♪黒い瞳の踊子♪汗を飛散らせ♪煌く羽飾り♪~です。 -
ハイーニャ・ダ・バテリア(バテリアの女王)
後方を200人を越える打楽器隊(バテリア)が、空気を揺がす怒涛の演奏で行進してきます。その先導役がバテリアの女王。ひときわ派手な羽飾りです。 -
アレゴリア(山車)
各チームごと、さまざまな工夫がされたアレゴリアが次々とやってきます。昔は人が押していたそうですが、今はトレーラーを大きく改造しているようです。 -
アレゴリア(山車)
このチームは、身長の何倍もある巨大な旗を、大勢のヂスタッキが振りながら進んできます。 -
アレゴリア(山車)
こちらは蝶たちが集まって帆船を飛ばしているイメージかな。船をモチーフにしたアレゴリアは多くのチームで使われていました。 -
ヂスタッキ
すぐ目の前、柵ギリギリのところをアレゴリアが通過して行くので、ヂスタッキひとりひとりの衣装や表情も見てとれました。 -
アレゴリア(山車)
時にはこんな、一見意味不明なアレゴリアもやって来ます。チームのテーマはブラジルに限らず、伝記や逸話、地球環境に関するものも多いようです。 -
ヂスタッキ
全員が豪華な衣装を身に纏い、全力で歌い踊りながらながら進んでいく姿は、さながら動くオペラです。 -
バイアーナ
バイアーナの中にはかなり高齢の方も混ざっていて、汗を流しながら一生懸命に踊る姿がとても印象的でした。 -
アーラとアレゴリア
また打ち寄せる波のように、アーラのグループが行進してきます。そして、またその後をアレゴリアが進んできて、延々と続いていきます。 -
バイアーナとアレゴリア
優勝するための採点基準項目には、衣装やアレゴリアが含まれるため、各チームアイデアを競っています。今度は巨大な馬が何頭も頭を上げ下げしながら近づいてきます。 -
アレゴリア
写真ではわかりづらいですが、アレゴリアの多くは、動いたり、照明が変化したり、煙や紙吹雪を吹き上げたりと、いろいろな仕掛けがされています。 -
アレゴリア
大きなアレゴリアになると、最前列では逆に近すぎて、その全容が見て取れないものもあります。 -
ヂスフィーレ
楽しそうに歌い、踊りながら進んで来るヂスフィーレ。観客席も夜が更けるにつれ、お酒も入り、歌い踊り盛り上がります。 -
アレゴリア
これも大きすぎて全容がわからないほどですが、後半の2日間の一部リーグでは、さらに驚愕するような巨大なアレゴリアが、連続して現れました。 -
メトロのセントロ駅(04:00)
6チーム3時まで見て、明日の体力も考え帰ることにしました。ウーバーを検索しても車が捉まらなかったので、終夜運転をしているメトロで宿まで戻ります。 -
終夜運転のメトロ
この時間でも10分に1本ぐらいの間隔で走っていました。車内はパレードを終えた人も混じり、こんな感じで無事宿まで帰ってきました。 -
5日目、2月10日、レストラン・ショウデボラ
翌朝は(と言っても朝帰りでしたが)、ゆっくり昼前に起床。朝と昼を兼ねて、宿の近くのグーグルでポイントの高かった、ポルキロ・レストランへ行ってみました。 -
レストラン・ショウデボラ
ポルキロ・レストランとは、ブラジル独特の何を取ってもまとめて重さで会計するシステムのレストランで、基本はランチのみの営業のようです。 -
レストラン・ショウデボラ
まず皿を取って、壁沿いにズラッと並んだ料理から好きなものを取っていきます。そしていちばん奥のキャッシャーでお会計です。 -
レストラン・ショウデボラ
こんな感じに重さで会計します。お支払いは食べ終わってから。合理的ですが、美味しくても途中で追加で取れないのは残念です。(R$26) -
レストラン・ショウデボラ
リオのレストランやホテルは、入口によくフリーのコーヒーが置かれています。これがなかなか美味しい、さすがブラジルです。結局この店、メニューも豊富で美味しいので、3日間通ってしまいました。 -
マラカナンの街角
レストランを出ると、街角にサンバのビートが響いていました。カーニバルの間、地元の有志の方々が演奏しているようです。 -
サン・クリストバン駅
午後は連日、街の中心に行ってみました。暑さにバテ気味なのでメトロの駅までウーバで移動。すると駅前の様子が昨日までと一変。人々の服装も全く違います。 -
サン・クリストバン公園
駅から公園に向って人々の列ができています。どうやら、ブロッコと呼ばれるサンバフェスがあるようです。 -
サン・クリストバン公園
公園内には出店も出ており、大勢の人がピクニックムードで集まってきていました。 -
メトロでセントロへ
街の中心に向うメトロの中もフェス状態。普通に水着で乗ってるし、音楽ガンガンかけてる人もいます。※セントロの写真は10.11日分を合せて編集しています -
明日の美術館
メトロのウルグアイナ駅から、トラムに乗り北側の港までやってきました。ここには、海に面して明日の美術館が建っています。 -
明日の美術館
この奇抜な建物は、2015年にウォーターフロントのランドマークとして、スペイン人の建築家サンティアゴ・カラトラバによって建てられたものだそうです。 -
リオ美術館
明日の美術館の向かい側には、リオ美術館がありますが、どうやらカーニバル中は休館のようです。 -
カンデラリア教会
旧市街には古い教会も多くあります。ここは1811年にリオで最初に建てられた教会で、1993年にホームレスの少年が警官に射殺された事件の現場でもあるそうです。リオの治安問題の根深さを知りました。 -
中心街のバルガス通り
教会前からリオの街を東西に貫くバルガス通りは、カーニバルの山車の回送や留置のため、大きく交通規制され、街中にはほとんど車がいません。 -
サント・アントニオ修道院
カリオカ駅前の丘の上には、18世紀に建てられた修道院と教会があります。残念ながらカーニバル中は、美術館や教会はどこも休館のようです。 -
メトロのカリオカ駅前
街中はカーニバル前とは一変して、どこもほとんどフェス状態です。みんな普通に水着で歩いています。人通りが多くなった分、治安は良さそうです。 -
リオ・ブランコ通り
フェリーターミナル近くのノヴェンブロ広場で、ブロッコが開かれるということなので行ってみることにしました。車はいないし、バスも減便されているので歩きます。 -
ノッサ・セニョーラ教会(旧大聖堂)
途中、旧リオデジャネイロ大聖堂前を通りました。ここも内部はクローズでしたが、ビル街の中でも18世紀バロックの大聖堂は存在感があります。 -
フェリーターミナル
街の東側、フェリーターミナルまで来ました。リオの街の面するグワナバラ湾には幾つかの離島があり、対岸に渡るフェリーも含めここから発着しています。 -
ノヴェンブロ広場
ブロッコの会場のノヴェンブロ広場は、フェリーターミナルのすぐ北側にありました。カーニバルの仮装をした多くの人でメチャクチャ賑わっています。 -
ノヴェンブロ広場
手前のステージはまだセッティング中ですが、周辺は、お酒を売る人や、もう既に盛り上がっているグループなどで、混沌とした状態です。 -
ノヴェンブロ広場
奥のステージではサンバチームのバテリア(打楽器隊)が演奏中です。みんなビール片手にサンバのビートを聞き入っていました。 -
セントロのカリオカ通り付近
いくつかブロッコをまわったところで、セントロに戻ってきました。暑いのでいったん休憩です。 -
コンフェイタリア・コロンボ
カリオカ駅近くの1894年創業の老舗カフェ、コロンボに行ってみます。場所はトラムの走る通りから、脇道に少し入った所にありました。 -
コンフェイタリア・コロンボ
カーニバル中は休みの店も多いため、営業しているか心配でしたが、ここはカーニバル中も毎日営業しているとのこと。 -
コンフェイタリア・コロンボ
エリザベス女王も訪れたという豪華な店内は、アール・ヌーヴォー調のクラシカルな大鏡に囲まれ、かつてリオが首都だった時代の栄華が偲ばれます。 -
コンフェイタリア・コロンボ
カプチーノのダブルとチョコレートケーキ。(R$40)値段は他のカフェとさほどかわりませんでした。 -
街角のブロッコ
街角では音楽が流れると、すぐ人が集まりブロッコが始まります。ここではサックスとトランペットというちょっと珍しい組合せです。 -
街角のブロッコ
あっという間にみんなノリノリで踊りだしました。この路地に入ろうとした車は、左折を諦めていました。 -
トラムの走る通り
ヂスフィーレ会場のサンボードロモを目指し、トラムの線路沿いを東に進みます。トラムの走る通りは比較的安全と言われてはいますが・・・ -
セントロの路地
セントロには、場所によっては人通りも少なく、危険な感じのする場所もありました。こんな場所はすぐ引返し、人通りの多い道を歩くようにしました。 -
チラデンテス広場
リオ大聖堂の北側にあるチラデンテス広場まで来ました。ここでもブロッコが開催されています。 -
チラデンテス広場
カーニバルの期間は、リオの主だった広場という広場で、どこもブロッコが開催されている感じです。 -
バー・エスバソ
夕方、広場脇のバーで冷えたビールでしばしクールダウンです。11日から始まる1部リーグは、チケットが2階スタンドの自由席なので、少し早めに会場へ向います。 -
街のヂスフィーレ
さらに東にサンボードロモへ向って歩いていると、サンバチームのヂスフィーレ(パレード)に遭遇しました。 -
街のヂスフィーレ
バテリア(打楽器隊)を先頭に行列が続きます。周りの人たちも列に加わって、だんだん列が大きくなっていきます。 -
街のヂスフィーレ
あとから続く車の上から、バシスタかバテリアの女王かと思われる女性が手を振っていました。 -
準備中のアレゴリア
会場のサンボードロモ近くの封鎖されている大通りで、今晩のヂスフィーレで使うと思われるアレゴリア(山車)を、組み立てているのを見つけました。 -
準備中のアレゴリア
近くで見るとかなり大きく、車線幅で4車線ぐらいを占領しています。 -
準備中のアレゴリア
こちらでは係の方が、なにやら調整中です。動く仕掛けが隠されているのでしょうか。人と比較するとその大きさがわかります。 -
準備中のアレゴリア
まるで芸術作品のようなアレゴリアです。今晩の1部リーグのヂスフィーレ、凄そうです。2階スタンドの最前列確保のため、開場は19:00ですが17:30にはゲートに並ぶことにします。
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旅行記グループ 情熱の鼓動 南米16日間
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