タイ・ラオスでお気楽年越し 1～2日目バンコクからウボン経由でパークセーへ

関西空港発のタイ国際航空で出発します。

時間があるので、ちょっと寄り道をします。
目的地は「アクアイグニス関西空港」。
りんくうタウンにある日帰り温泉です。
関西空港から南海に1駅乗り、りんくうタウン駅で下車。（JRでも可）

駅から10分前後歩きます。ころころ荷物を引きずりながら。
しまった、空港に預けておくんだった。

写真の建物がその温泉。「変なホテル」に隣接しています。

料金は、貸しタオル付で800円。
チケットを事前にネットで購入しておけばあと100円安かった模様。

この温泉の特筆すべき点は、お風呂から海が見えること。
関空を発着する航空機も見えます。
その向こうには淡路島も。
この開放感、素晴らしい！

関空はごった返していましたが、温泉は混んでいませんでした。そこはたまたまかも知れませんが。

ごろんと横になれるスペースもありましたが、閉鎖された部屋ではなく、子供のはしゃぎ声が響く感じなので、熟睡するのは厳しそう。
飲食施設もあります。

変なホテル、こんなことやってるのね。

南海電鉄ではタッチ決済での乗車が出来ます。
チャレンジしてみると……交通系ICに比べて反応速度が遅い。エラーかな、と思ったころ通行可になります。機械に弱い人はますます機械嫌いになるパターン。
訪日外国人さん向けのサービスでしょう。
そのせいか一番端っこの改札口だけがタッチ決済対応になっているようです。

空港へ戻りました。
自動チェックイン機があるのでいじってみました。
うまく出来たか不安でしたがスマホを見ると搭乗券が発行されてました。
紙の搭乗券はなし。すべてスマホをかざすだけで先へ進めました。
カウンターに行くこともなく、お約束の「タイ出国のご予定は？」を尋ねられる場面はありませんでした。

機内食。

タイ国際航空TG673バンコクスワンナプーム空港行き。

予定　関西1725→バンコク2200
実際　関西1730→バンコク2200

ここまでは順調だったのですが…

スワンナプームでは電車で移動。
初めて乗りました。面倒くさいけどちょっと楽しい。

問題はその先。
イミグレは長蛇の列。
しかも並んだのがハズレのレーン。何故か先頭がWAIT HEREの線を超えた位置に立ってるんですよ。ゆえに待ち人数が多い。
みなさん、イミグレに並ぶときは末尾だけでなく先頭の位置を見極めなければいけませんよ。

結局、イミグレの待ち時間1時間弱。自分の最長記録です。
両替とsim購入を済ませたら23:35

さて翌日はドンムアン空港からウボンラチャタニ行きの便に乗ります。
ここスワンナプーム発の便もあるのですが、出遅れてチケットが取れなかった。

スワンナプーム空港とドンムアン空港の間には無料のバスが結んでいます。
しかも最終は24時発。
右に写っているカウンターで手続きが必要です。
スマホの予約画面を見せるだけでOK。〇時間以内の便とかの条件はない模様。係員は何やらノートにごにょごにょ書き込んでいましたが。

深夜の空いている高速を飛ばしてドンムアン空港には40分ちょっとで到着。

宿はZZZホステル。
空港近くの安ホテルです。
国際線ターミナルのアマリへの橋を渡り市街地へ。(渡ったことのある人なら分かるでしょう)
ホテルに着くと、無人。LINEで連絡を取れとのこと。電話で呼び出しても出ません。
ちょっと間があってLINEに返ってきたメッセージは…

No room available actually
Apologies for the mistake

あんですと～!?Σ(￣□￣|||)

ホテルからは羊さんがぺこぺこしているスタンプが送られてきました。(笑)
いや笑えん。
何故か日本時間で表示されてますが、その時点で午前1:15。
交渉はLINEにぽちぽちと打ち込まなければなりません。
しかも自分のなけなしの英語力で。
返金の約束と近くのホテルの紹介が送られてきました。

向かったのはMOCAホテル。
ウォークインで「部屋空いてます？」の会話から始めます。
700バーツか800バーツでした。
パスポートを見せて鍵を受け取り、あっさりチェックイン完了。
部屋も広い。ベッドもそこそこ。水2本付き。もちろんクーラー、温水シャワーあり。立地を思えば十分十分。ただし、エレベーターはありません。

おはようございます。
小さいながらもバルコニーのある部屋でした。

昨夜は想定外ばかりで疲れましたが、なんか悪くないじゃないですか。

MOCAホテル外観。
結果的にこっちのホテルでよかったかな。
値段も同額かむしろ安いくらいだし。

ちなみに当初予約したホテルは、年明け早々に返金処理がなされていました。

ホテルの近くは市場。

国際空港から徒歩圏です。
それでこの気軽さ。
スワンナプームよりドンムアンがいい派がいるのも分かります。

国内線ターミナルの駐車場への入り口にある店で朝食。
おかず1品なら50バーツ、2品なら60バーツ…という仕組み。

タイライオンエアSL1622ウボンラチャタニ行きに搭乗。
ドンムアン830→ウボンラチャタニ940

ウボンラチャタニはタイ東部の街。
これからバスでラオスに向かいます。
空港とバスターミナルを結ぶバスがあるので利用します。
10:15発。

バスターミナル。

ラオスのパークセー行きの直通バスが午前と午後に1本ずつありますが、時間が合わず。
国境の町のチョンメック行きのロットゥーに乗ります。
チョンメックまでは約90km
1本目のバスは満席だったのか乗れませんでした。

100バーツ。
発車時刻を尋ねると、「あと一人」との答え。
満席になると出発する仕組みかな。
11時過ぎ出発。
自分の隣はでっかい荷物が置かれてました。正直、快適じゃない…

12:45頃チョンメックバスターミナル着。
バスターミナルから国境までは少し距離があります。
歩けなくもないですが、バイタクを利用しました。

写真はタイ側国境事務所。

陸路国境越え。
なぜか地下を通らされます。

ここが国境らしい。
皆さん写真に撮るスポットですね。

ラオスに入国。
入国カードの記入が必要です。
通過にかかった時間は20分くらい。
むこうにバンコクーパークセーのバスが見えます。

おっさんが「パークセーまで500バーツ」と声をかけてきました。
それは高い。
無視してsimカードを買います。
家族経営でしょうか、子どもが作業します。
その子、この写真の直後にポーズをとりましたが、ごめんなさいね、その肝心の瞬間は写真に撮れなかったよw

さっきのおっさんは「300バーツ」と言っています。
乗ることにしました。
地元民数人とシェアです。
ここからパークセーまで40kmくらい。

ベトナムーラオスータイを結ぶ道ゆえでしょうか、立派です。

面白いと思ったのが追い越しのやり方。
片側2車線なのですが、追越車線の車を追い越すときは、なんと反対車線に出て追い越します。いやこえーよ。
日本なら走行車線から追い越す(追い抜く)でしょう。

なんでラオスはそうなんだろ、と前方を見ていると、道路の端を頻繁に動物たちが歩いてるんですね。

この橋を渡るとパークセーの市街地です。
橋の建設にあたっては日本が援助をしています。

街の入り口で地元の人は降りていきました。
運転手さん、ここで降りたら200バーツと言ってます。
面倒なのでホテルまで連れてってもらいましたが。
ホテルには14:10頃着。ウボンのバスターミナルから3時間少々でした。

ちなみに帰路に利用したパークセー→ウボンラチャタニの直通バスは200バーツでした。
直通バスは1日2往復。国境では全ての人の手続きが終わるまで待ちます。
タイミングによっては、こうやって乗り継いだ方がいいかもしれません。

パクセ ホテル & レストランに2泊します。

このホテルの予約にはアゴダを利用しましたが、ポチっと押してから返答が来るまで時間がかかりました。
返ってきた答えは…
「一部アイテムの予約が完了できませんでした。」
2泊目の予約だけが取れていました。
そういうこともあるんですね。
再度アゴダで検索すると空きはあるものの値段が上がってる！　そりゃないよ～
エクスペディアを見たらそっちの方が安かったので1泊目はそちらで予約。

受付の女性は流暢な英語を話します。
予約についてもすぐに理解してくれました。

写真は客室からの眺め。

ぶらぶら散歩します。

パークセーはラオス第3の都市だそうです。
しかし拍子抜けするほどのどかな街です。
高い建物はほとんどありません。

かと思えば、小洒落たカフェがあったりします。
そのうちの一つに寄り、明日以降の計画を練ります。
コーヒーもなかなか。

ところで日本→タイの飛行機は、ラオスかカンボジアの上空を飛びます。
そう考えるとばかばかしい。
では、日本→ホーチミン→パークセーと移動するのがいいかというと、ホーチミンーパークセーの飛行機は2日に1往復しかないんですね。
しかも日本→ホーチミンの飛行機は普段は安いのですが、このシーズンは高値を付けてました。
ついでに言えば、コロナ前はバンコクーパークセーの飛行機もあったのですが、現在は飛んでいません。
そんな感じでこんな非効率な旅を楽しんでます。

街歩き。
「JAPAN BANK LAO」の看板。

こんなのが。
現役ですよね？

市場。
食事も出来るようです。

この時間はさすがに人もまばら。
エスカレーターがあるけど動いていないのはラオスあるあるです。

途上国の市場特有のこの雰囲気w
日本のヒロインもいます。
ラオスではこのキャラを見かけることが多い気が…

ワットルアン

ホテルに戻ります。

屋上がレストラン兼ルーフトップバーになってます。
6階の位置ですが、高い建物がない街なので見事な眺望が楽しめます。

ビアラオ飲んじゃう。
写真から幸せな雰囲気が伝われば幸いです。

パノラマ

山の中腹に光ってるのはワットプーサラオ。

夜の散歩。
ほんと静かです。
マッサージを受けてからデイリークイーンへ。
かつては日本にも展開していたチェーンです。母校の近くにあったので懐かしい。
地元の若者が利用してました。というか他に開いてる若者がたむろ出来る店がないんですね。

明日は世界遺産のワットプーへ行きます。