2023年10月 どこかにマイルを利用して近畿地方を縦断してきた④【大阪編】

部屋の温泉を相方に譲り、私は最上階の大浴場にやって来ました。大浴場は5時から入ることが出来ます。

朝食がスタートする7時まで50分近くあったので、ホテル周辺の散策に出かけることにしました。

当初はホテルから歩いて白良浜（しららはま）へと考えていたのですが、相方の歩く距離を減らすことが出来て、白良浜だけでなく円月島にも行けることを勘案し、クルマで出かけることにしました。

日の出時刻は過ぎていましたが、太陽の位置がまだ高くないため、砂浜はやや暗い感じ。

近くで砂を見るとホントに白いのですが…

引きの写真だとイメージが異なります。

太陽が低いため、雲に日が当たり海の青と良いコントラストになっていました。

白良浜から円月島が見えるところにやって来ました。本来は夕日の頃が良いらしいですが、空の色が赤い早朝も悪くなかったです。

南北130m、東西35m、高さ25mの小島ですが、島の中央に円月形の海蝕洞がぽっかり開いていることから「円月島」と呼ばれ親しまれています。

奥の方にマリオットが見えます。

円月島から戻り、スタート時刻に合わせて朝食会場にやって来ました。南紀白浜マリオットホテルの卵料理はオーソドックスなタイプでした。

私のチョイス。カレーは必須として、変わったところでは「フォー」がありました。

特に混雑することもなく、程よく活気がある朝食会場でした。

朝食後、部屋に戻って窓から白良浜を見ると、大分白くなっていたので、チェックアウト後に立ち寄ることにしました。

再度、白良浜にやって来ました。白良浜は本州で最も早く例年5月3日に海開きが行われます。

白良浜はハワイ・ワイキキビーチの友好姉妹浜なのだそうです。友好姉妹浜とは初めて聞きましたが…。

しっかり白い白良浜を見ることが出来たので、白浜町から万博記念公園に向かいます。

白浜町からノンストップで2時間、吹田市の万博記念公園にやって来ました。

当初の計画では、白浜町や有田市で買物と考えていたのですが、急遽予定を変更し観光することにしました。とはいえ、レンタカー返却が12時リミットなので、モロモロ考慮したうえで万博記念公園に、つまりは「太陽の塔」を見ようということにしました。

事前のリサーチで太陽の塔に最も近いということで、中央駐車場を利用しました。

万博記念公園に隣接するエキスポシティにある観覧車OSAKA WHEELは高さ日本一の観覧車だそうです。

公式にはインフォメーションセンターですが、「EXPO GOODS STORE」とある通り、太陽の塔や岡本太郎さんのグッズを販売しているショップになっています。

この陸橋の下は大阪環状線が走っています。

公園の全体マップ。

入園料260円を払って入園します。

ここに来る途中、ずっと見えていましたが、「太陽の塔」との初対面です。事前予約すると内部も見学可能なのですが、思いつきの訪問だったため、空きがなく予約することができませんでした。

EXPO'70が開催された時、生まれてはいましたが所謂幼児だったため、EXPO'70自体に明確な記憶はありません。ですが、この「太陽の塔」はEXPO'70というより昭和の象徴の一つという認識です。

園内は広く、様々なアクティビティがありますが…

我々は時間に限りがあるので、こちらの「森のトレイン」に乗ることにしました。

座席からの様子。結構乗車率は高かったです。

入口付近には結構人がいたのですが、この辺りには人影がありません。

2020年にオープンした「万博BEAST(バンパクビースト)」は、ドイツ発の独自技術で六角形の足場を生かしたアスレチック施設。

森のトレインの走りは結構力強かったです。

万博記念公園の一角にも秋の気配を感じます。

写真にはありませんが、当日は幼稚園の遠足できている幼児が結構いました。

小さいですが向日葵です。

太陽の塔の裏側、過去を象徴する背面の「黒い太陽」が見えます。

時間があれば、じっくり見たかったのですが残念です。

太陽の塔を見たいということで来たのですが、公園の約半分を周ることが出来て良かったです。また、今回の旅行最後の観光スポットとして、念願の太陽の塔を見ることが出来て本当に良かった。

後は、レンタカーを返却するため伊丹空港を目指します。

空港近くのGSで給油。4日間の走行距離は666㎞、平均燃費は1リッターあたり24.4㎞でした。

レンタカーを返却して、空港に向かいます。

出発の手続きと最後の買い物を済ませてサクララウンジでゆっくりします。

羽田に向かう118便は、特別塗装機「JAL Colorful Dreams Express」。これは、開業40周年を迎えた東京ディズニーリゾートと、JALグループのタイアップにより誕生する特別塗装機。

定刻20分前にゲートに行くと、既に全ての乗客が機内へと案内されていました。

この日の118便は767-300ERなので、個人モニターはありませんでした。

いよいよ今回の旅行も終わろうとしていますが、4日間通して概ね天気には恵まれました。

左中段には伊丹空港の滑走路が見えます。因みに右中段に太陽の塔が確認できます。

羽田には定刻前に到着しました。

今回の旅行の総括ですが、当初は滋賀・奈良・和歌山は馴染みがないこともあり楽しめるか不安でしたが、いずれも本当に良かったです。良いところがまだまだたくさんありそうなので、海外に行きたい気持ちもありますが、まだまだ国内旅行を楽しみたいと思いました。

今回の旅行記はこれでおしまいです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。