2008/02/01 - 2008/02/04
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世界一周>アフリカ>ザンビア>ルサカ
2008
1/31 マラウィのリロングウェから陸路ザンビアのチパタへ
2/1 チパタからルサカ、ルサカからリビングストーン
2/2 リビングストーン
2/3 ビクトリアの滝、ジンバブエのビクトリアフォールズに移動
-
1/31 マラウィから国境越え。雨のため、マラウィ出国後、軒先でしばし雨宿り。小ぶりになったところでダッシュでザンビア側の国境へ。
今までずっと男性ばかりだったイミグレ職員が女性になった。
英語もうまい。いよいよ南アフリカ圏内に入った感じ。
ウィッグがおしゃれおばちゃん職員。
でもあの、あごひげが生えっぱなしなんですが。
アフリカ七不思議、女性で時々も髭やワキ毛を気にしないという。。。
ここで事件、ビザ代が値上げして50USDになっていた!たった1週間前のことだったらしい。
ショックに打ちひしがれていたら、居合わせたイギリス人たちが、自分らは150ドルだと教えてくれた。旧宗主国へのうらみか!?
泣く泣く50ドルを払い、入国。
少しだけ両替しておく。
あとでATMに寄ってもらわないと・・・
拾ったタクシーには砂糖を山のように積んでいた。マラウィ産のほうが安いのかな?
あいかわらず、出発すると言われたあとも、いつまでたっても出発しない。もう慣れた。
私のバックパックは砂糖に押し出され、抱えながらチパタの町へ向かう。
途中ATMがあったが、スルーしてしまった。
チパタに到着して両替商を探すも、小さすぎる街に両替商がいるわけもなく、ATMもない。さっき通り過ぎたATMに戻れ、と。
リロングウェからの流れで、このあたりはなかなか両替商にも会えなくなった。
結局旅友がATMまで歩いて戻ることに。
私はその間バスターミナルで待機。ザンビア人の好奇の目に晒される羽目に。
ザンビア人、スウェット姿で昼間からビール。酔っ払いあっち行ってー。
バスターミナルには床屋やバーが並んでいた。
バスターミナルの横には、キャッサバやコーンを売る市場。
お昼ご飯はバスターミナルのレストランで、チップスとビーフシチュー。
シチューの味が濃くておいしかった。
そして、蒸したキャベツ付き。
忘れられないのは、旅友が頼んだシマNshima(ウガリのザンビア版)
トウモロコシの粉・メイズを鍋に入れて、お湯でよーくかきまぜたもので、こちらの主食です。
ザンビア以北の物は、もっとねちょねちょで重いのですが、ザンビアのものはフワフワあつあつで、蒸しパンまんじゅうのよう。
見た目も触感もインドのイドリにも近い感じがした。
全アフリカの旅の中でも一番おいしく、私の中では伝説のシマと呼んでいる。
(あとで会った旅人たちも口をそろえてザンビアのシマのクオリティを絶賛。トルコのフランスパン波に、コアなファンを獲得しているみたい)
この先ルサカまでのバスが2時に出発するというが、到着するのが深夜になるということで、今日はここチパタで打ち止め、明日5時のバスに乗ることに。5時に出るか分からないけど。2時のバスは、7時頃バス停に行ったときにまだそこにいた。アフリカなのである。
※写真がないので、マサイ族から買ったビーズの指輪の写真。 -
というわけで、アフリカ縦断至上1、2を争う”何もない町”、チパタに宿泊することに。
宿はこんな感じです。名前は忘れたが、とてもきれいだった。
木の作りで、まだ新しくトイレもとてもきれい、お湯もよく出た。2日ぶりのシャワー。
フロントのおばちゃんもいい感じで、若い子の方は、肌の色がずいぶん薄め。ちょっと聞いてみたら、pureアフリカンだと言っていた。ザンビア人はそんな感じの子が多かったっけ。民族の不思議。
ホールでは皆が椅子を並べてテレビの素人歌唱選手権みたいなのを見ていた。
あんま上手くなかったけど、リズムの取り方にアフリカの血を見た。
ギターの子は単純なコードながら雰囲気があり、コーラスは寄せ集めたのだろう、へったくそでしたが(笑)ついつい見入ってしまった。
たまっていた洗濯物をやっつけて、アイロン借りて乾かし、夕飯食べがてら、メインロードのATMでお金を下ろす。
宿のおばちゃんが、夕飯なら右に行くべきだというアドバイスをくれて、親切だったので信じて右に行ったものの、全然食堂らしきものはなかった。アフリカの七不思議。
市場に入って・・・もう閉店。
ショップライトに入って・・・惣菜高い。
私一人なら、身を危険にさらしてまでして夜の街を彷徨うよりも、パンで済ませてしまいたいところだが、この度の旅友は食事にこだわりたいらしい。まー、アフリカ縦断していると旅が日常化してしまい、食事の時間が妙に貴重になる気持ちは分かる。
ルワンダ以来のチャリタクと料金交渉し、若いお兄ちゃんの運転でバスターミナルへ戻るころには真っ暗になっていた。
結局昼と同じレストランで、衝撃を受けたシマ(ウガリ)を頼んでみた。
ふかふかあつあつのシマはとてもおいしかった。
何せボリュームがあって、2個は食べられない。
キャベツを蒸したやつがついていて、トマト味のシチューとよく合った。
やっと少しごはんがおいしくなってきた。
ザンビアの鶏は身がしまっていておいしいと言うし、ザンビーフというブランド牛(?)もある。もちろん地ビールもあるのです。
食後、ホテルへの道は怖かった・・・停電で真っ暗!この時のチパタのことはよく覚えている。
世界がブラックアウトしたらこんな感じ、というのを体験させてもらった。
女の子が歩いていたからもしかして安全だったのかもしれないけど、ガイジンに目をつけて狙ってくる輩がいないとは限らない。
何も見えないくらい真っ暗で怖いので、明日の朝はタクシーでバス停に行くことにした。 -
2/1
3時半起き。毎度のことながら、早いよ。
タクシーがすぐに来てくれて、宿の人とシェア。
アフリカだし4時45分ぐらいに行けばいいやと思っていたが、なんと、4時にはバスはほぼ満員。早く来ておいてよかった。
バスだけは必死で1時間前行動、アフリカの不思議。
な、なんと、驚くべきことに、バスは定刻の5時AMに出発。時々カウンターパンチを喰らわせてせてくる、それがアフリカ。
出発したバスはというと、同じ歌を延々7回ぐらいリピート。車掌のお気に入りに強制的に付き合わされる乗客。アフリカである。
ザンビアバスの驚きは止まらない。
なんと、車掌の挨拶コーナー付き。
レディースアンドジャントルメーン、快適なバスの旅をお楽しみください的なやつ。しかもザンビア語・英語二か国語で。南アフリカの風か???
ま、南アフリカはまだ遠いわけで。
やっぱりアフリカは期待を裏切らないわけですよ。
道が悪い。
マラウィに続き、掘っ立て小屋も続く。
橋の強度が弱いらしく、乗客全員が一度下車して、徒歩で橋越え。ミャンマー以来。
ザンビアは今まで一番いい雲を見せてくれた。
綿菓子をちぎったような雲が、どこまでも続く青い空に泳いでいる。
これぞアフリカ!!!
動物いないかなー。
・・・いないか。こんな広いし、木も多いのにね。
※草原を見るとつい動物を探す癖がつくのもアフリカ。目が良くなるわ。
最初のドライブインは、ちょっと眺めのいいところ。
ここで皆朝ごはんを買うというので、チップスと卵を買う。
ウィンナーやら魚の開きなどが置いてあった。
ここのトイレはなかなか個性的だった。
コンクリートで固めて作った手作り様式便器で、後にも先にもここでだけ見た。
和式が一般的なアフリカの田舎において、様式へのあこがれと、予算との兼ね合いで、こうなったのねきっと。
(ちなみに南アフリカでは和式を見なかった)
※青空の写真が無かった(T_T) -
橋を一つ渡って、ただっぴろい台地を切り開いた道をひた走り、昼ごろルサカ着。
ザンビアの首都、アフリカの中で一番印象の薄い国の印象の薄い首都。 -
これまでのバスターミナルに比べてると、立派になってきた。
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何度もハラレと言い間違えたルサカ。名前を忘れないために、写真の合間にメモの写真を入れておこう。
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アフリカではあまりない、”バス停に建物併設”。
ここにレストルームやレストランがある。レストランの値段は南アフリカ価格。
ウィンナーとナスの炒め物を頼む。
ウェイトレスの女の子の肌の色が褐色で美しく、ねこみたいな釣り目がかわいかった。愛想なかったけど。ザンビアは美人が多い。 -
郊外にはきれい目なスパ兼ショッピングモールもあるというけど、あまりルサカに魅力を感じなかったため、このままビクトリアの滝があるリビングストーンを目指すことに。
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トイレはバスターミナルの外。
アフリカではいつでもどこでも、バス停を離れると緊張。
トイレは有料だけあって、受付のお兄ちゃんも軽く話しかけてくれたり、掃除の人が”流した?”と聞いてくれて、安心でクリーンだった。 -
乗ったバスはほぼ満員。2×3の座席。
バスの物売りに女性がいた。アフリカでは珍しい。
あと、マラウィでも見た、ミッショナリーの大演説も。
バスはというと、待てど暮らせど出発しない。もう、お約束。
出発を待ち、ただひたすら耐える場所もある一方、ここルサカの地元民は、ちょっと切れ気味。
結局出発は4時か5時、リビングストーンに着くのは確実に10時過ぎるな・・・ -
素敵なウィッグね。
ケニアの安宿で、アフリカの女性はウィッグでヘアスタイルを変えているってことを教えてもらった。
毎日髪型を変えるなんて、ほんとおしゃれだな。
あ、この女性のような褐色の肌色の人が多かったザンビア。
私が旅した東アフリカの国々だけで言うと、ルワンダあたりが一番色が黒く、エチオピアやザンビアなどの方は薄め。
アジアと同じくらい、アフリカだって色々な人がいる。アフリカは遠すぎて、そんな単純なことさえも知らなかった。 -
ザンビアのOLかしら。
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適当なナンバープレート。
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車が多いね。
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しばし、ルサカの街をご覧ください。
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出た、社会主義的なやつ。
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バスターミナルを出発します。
工事中の道が多く、特にバスターミナルの周りは穴だらけ、思ったよりも財政はきついのかしら。 -
ルサカの街。
この1年後、ルサカに住んでいたという日本人とボスニアヘルツェゴビナで会い、その方のザンビア時代の同僚が、のちに私の上司になるという、狭き世界っぷり。 -
道に立っている人。
千原兄が、テレビで”なんで立っているんですか”って聞いてた。 -
インドでよくありそうな家。
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社会主義的なアパート。アンテナがあるね
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ゴム手袋いっぱい干してみたよ。
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社会主義的なでかい建物。
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ザンビア・ルサカの空。
この空が無かったら、暗い町という印象になってしまったかも。 -
オフィス街かしら。
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道はいいね。
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ルサカのランドマークの脇を通ってくれた。
耐震補強ゼロ。 -
奇抜だねぇ。
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あっという間にハラレを出る。
町は整然としているので住んでいる人にはいいと思う。
そして、土地を広く使っているので人口密度が少なく見えた。
歩いて回るのはきつそうだな。 -
さよならルサカ。
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人民ここにもいるよ。
アフリカで中国のアグレッシブさを目の当たりにして、日本であぐらをかいていたらだめだなって思えるようになった。
中東の裕福さも、マレーシア人や香港人への英語教育も、旅に出なかったら知らないままだったと思うし、日本経済への不安や、日本のグローバル教育の未熟さについて考えることもなかったと思う。
ルサカ、リビングストーン間は家もコンクリート造り。
ルサカ、チパタ間と比べると全然違う。あの区間は貧困エリアだったのかな。
最初の休憩で、アラブ人のファストフード店でチップル入りのエッグバーガーとサモサを買う。安くてほっとする。このまま南アフリカプライスだと困る。
日が暮れると蚊が大発生。
窓に寄ってくる蚊を殺生しまくったがしかし、バスの電気を消されると蚊の思うツボ。つらい。
2度目の休憩で皆夕飯を買う。
アフリカでは休憩は休憩にあらず、飯を買う、ただそれだけ。
大体いつもせかされる。足を延ばしたりとか、そういうのは全く想定されていない。
私も慌ててパック入りのチップス&ソーセージを手に入れると、ケチャップをブシュっとつけてバスに戻る。
結構高いのに、皆高いセットをどんどん買っていた。
ご飯を食べたら眠くなった。人もまばらになってきて、うとうとしていたら、23時頃リビングストーン着。
うかうかしたらタクシーがいなくなってしまった。
行く家がある人は行動も早い。
取り残された我々、バスの人からバスの中で寝ててもいいよと言ってもらったけど、宿に移動したかったのでバーの前のタクシー乗り場まで案内してもらった。
遠回りされて無事今夜の宿、jolly boyへ。
おつかれさまでした。
しっかりシャワーを浴びて寝る。寒かったのできれいなベッドに寝袋を敷いて寝る。
いつもご覧頂きありがとうございます。
次はビクトリアの滝を擁すリビングストーン編。
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