【近況】
厳密には、
三橋が言論活動を始めたのは
2006年からなのですが、
初の著作となった
「本当はヤバい韓国経済」が
刊行されたのが2007年なので、
十七年目といっていいでしょう。
あ、財政破綻論の嘘を
公表し始めたのは、
2008年からですが。
苦闘、死闘、激闘。
結果が出ずに足掻き続け、
それでも正しいことを言い続け、
十七年目にして、
初めての完全勝利です。
すみません、
十七年も結果を出せずに。
ともあれ、ようやくここまで来ました。
昨今、財務省叩きが
凄いことになっていますが、
これの先鞭をつけたのは、
間違いなく三橋です。
もちろん、三橋一人の力では
どうにもならず、
「正しい言論」が
拡散していった結果なのでしょうが。
これはどうでもいいですが、
日本で「嫌韓」の論調が
始まった切っ掛けは、
山野車輪さんと三橋貴明です。
それはともかく、
自民党・公明党が補正予算成立と引き換えに、
「103万円の壁を
国民民主党の主張する
178万円を目指して、
来年から引き上げる」
「ガソリンの暫定税率は廃止する」
の二つについて合意しました。
具体的には、
自民・公明両党と
国民民主党の幹事長が会談し、
国民民主党が求める
「年収103万円の壁」の
見直しの実現等に向けた
合意文書を交わしたのです。
まさに、歴史が動いた。
ところが、自民党税調の宮沢洋一は、
自公の税調が提案してきたのは、
123万円。
すでに、178万円という
数字が既成事実化しつつあるにもかかわらず、
123万円。
これでは、国民の目に、
「誰が自分たちの手取りを
増やすのを妨害しているか」
が、丸見えになってしまう。
特に、自民党の現役世代における
支持率は、
爆下げしていくことになるでしょう。
それにしても、なぜ日本では、
ここまで「国民のための政策」が
実現しないのだろうか。
逆に、
国民を貧困化させる増税等の政策は、
あっという間に決まる。
結局、我々日本国民が経済について
「無知」であることが真因なのですよ。
無知である以上、騙されるしかない。
ならば、ということで立ち上げた塾が、
三橋経済塾なのです。
はっきり断言しますが、
本塾以上に「経済」「共同体」「歴史」について
関連性を絡めて学べる私塾は、
日本国には他にありません。
あったとしても、レベルの桁が違います。(
もちろん理由があるのですが、
それは経済塾の懇親会などで
質問されたら答えます)
というわけで、
三橋経済塾第十四期の入塾お申込受付を
開始いたしました。
https://members14.mitsuhashi-keizaijuku.jp/
是非とも、ご入塾下さいませ。
◆メルマガのFoomii配信を始めました。
「リバタリアン」
https://foomii.com/00305/20241214084359132636
◆経営科学出版から
「国家予算がわかれば経済がわかる、
マーケットが見える」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38tosi_1980_yt
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol815
「リバタリアン」
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
2025年1月20日に、
アメリカで第二次トランプ政権が
誕生するが、
筆者は新政権が
「リバタリアニズム(完全自由主義)」
の路線を進むのではないか
と懸念しています。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
財務官僚とアイヒマン
~財務省が「減税潰し」に汗をかく
真の理由とは?
[三橋TV第949回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/qVOfi87ngMY
起業家に大人気!
シュンペーターの
イノベーション理論について
中野剛志先生に解説してもらいました。
[三橋TV第950回]中野剛志・三橋貴明・saya
https://youtu.be/jOX77cKRIOU
ノーベル経済学者も経済オンチ!?
シュンペーター理論の
核心「資本主義」とは何か?
[三橋TV第951回]
中野剛志・三橋貴明・saya
https://youtu.be/subuycvLhsU
特別コンテンツ配信中。
【力を貸してください】
せっかく手取りが増えそうなのに
財務省がマジで阻止しようとしています
https://youtu.be/XVUFtz8pxfk
【速報】マジで手取りが増えます。
https://youtu.be/VTPPGfk1bu4
ニコニコ生放送
「知識深化!三橋貴明の経済分析チャンネル」
【基礎控除引上げの効果と
「国際収支」の話】
基礎控除の引き上げは、
実は年収103万円前後の方のみに
影響するわけではありません。
全ての生産者(所得を稼ぐ人)の手取りを
増やすことになります。
今回は、前半は基礎控除引上げの効果、
後半はほとんどの日本国民が知らない
「国際収支」の真相について解説します。
https://live.nicovideo.jp/watch/lv346457317
◆三橋経済塾
12月21日(土)開催の
三橋経済塾第十三期第十二回対面講義の
お申込受付を開始致しました。
https://members13.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2252
ゲスト講師は竹内純子先生です。
◆チャンネルAJER
チャンネルAJER更新しました。
「消費税の本質ー輸出戻し税(前半)」
三橋貴明 AJER2024.12.3
https://youtu.be/Lp9psT7isu0
【三橋貴明】十七年目の勝利への1件のコメント
2024年12月16日 7:06 PM
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すみません、
十七年も結果を出せずに。
ともあれ、ようやくここまで来ました。
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それも初めの一人がいなかったらなかったわけでね。三橋さんに続いて中野剛志さんや藤井教授、柴山桂太教授、施光恒教授も早くから協力してくださっていたという話ですが、今では多くの方が「信用創造(マネークリエイション)」について理解するようになりました。皆さんのおかげです、ありがとうございました。
石破総理をはじめ、いまだに貨幣のプール論をこじらせている方たちが多く存在しています。石破総理なんかは特にそうですが、国防に一家言ある方ですので日本を守るためなら自分の間違いの一つや二つ認めてくれるものと思って発破をかけてみましたがダメみたいですね。前にも言いましたが、財務官僚に弱みを握られているとか、自分の生活(出世・保身)がかかっているとか、そういった人に対しては感情に訴えかけようが正しい知識を教えようが無駄ですので、石破さんにはもう「信用創造」を理解してくれなんて言いません。ただ、彼のように立場のある人に影響される人が出てこないように、ひたすら彼らの間違いを指摘し続けるだけにします。
イノベーションの神様として今でも起業家たちに称賛されているシュンペーターですが、彼は資本主義社会について次の3つの要件を満たす社会のことであると定義しています。
1、物理的生産手段の私有(私有財産制度)
2、私的利益と私的損失の責任(契約の自由)
3、民間銀行による決済手段の創造(信用創造)
1と2を満たし3を満たしていない社会は商業社会ではあっても資本主義社会ではないと彼は言います。彼は3つの要件のうち3の信用創造について資本主義社会では特に重要なものと考えていました。
シュンペーターは経済の状態を経済発展やイノベーションが存在する「動態的」な状態と、経済発展もイノベーションもない「静態的」な状態に分けて考えていますが、「静態的」なままでよいのであれば銀行の信用創造機能は必要ないと説いています。そして、信用創造を正確に理解しておらず「静態的」な状態しか想定していない市場均衡理論(主流派経済学)を批判してもいます。
シュンペーター「市場均衡理論(主流派経済学)なんて学んでいるとイノベーションを起こせなくなるよ」
さて、シュンペーターをイノベーションの神様と持ち上げている多くの日本の経営者たちが大学で何の勉強をしてきたのかというと、、、主流派経済学の勉強なんだな、これが(爆笑)
シュンペーターをイノベーションの神様と持ち上げている連中がシュンペーターが批判した主流派経済学を学び、シュンペーターが言うように経済発展もイノベーションもない「静態的」な日本にしちまったというのだからもはや笑うしかない。
まあ、安藤裕前衆議院議員のように慶応義塾大学経済学部でありながら(主流派)経済学の欺瞞を見抜きサッサと見限った剛の者もいますが、大抵の人は何の疑問も抱かずに教えられたことを教えられたとおりに経営してドツボにはまっていったようです。(失われた30年)
本当にイノベーションを起こしたいと思っているのなら、
「入門シュンペーター資本主義の未来を予見した天才」(PHP新書)
を一度手にとっていただければと思います。
せっかくの新書だったのに来るのが待ちきれなくて電子書籍で読んでしまった。電子書籍、そこはかとなく使いずらい、、、新書(紙の書籍)サイコーかよ!
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