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遊戯王(ヴェルズ2)

36人参加の非公認大会で優勝したのでそれ用に調整したヴェルズデッキのレシピを晒してみます

デッキ総数40
モンスター19枚
1 ダーク・アームド・ドラゴン
3 ヴェルズ・ヘリオロープ
3 ヴェルズ・サラマンドラ
3 ヴェルズ・カストル
3 ヴェルズ・マンドラゴ
1 ヴェルズ・サンダーバード
2 レスキュー・ラビット
3 エフェクト・ヴェーラー 

魔法10枚
3 侵略の汎発感染
2 サイクロン
1 大嵐
1 闇の誘惑
1 ブラック・ホール
1 死者蘇生
1 月の書

罠11枚
2 強制脱出装置
2 リビングデッドの呼び声
2 神の警告
1 侵略の侵喰崩壊
1 侵略の侵喰感染
1 聖なるバリア-ミラーフォース-
1 激流葬
1 神の宣告

エクストラデッキ15枚
1 氷結界の龍トリシューラ
1 スクラップ・ドラゴン
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 氷結界の龍ブリューナク
1 A・O・J カタストル
1 No.16 色の支配者ショック・ルーラー
1 ヴェルズ・ウロボロス
2 ヴェルズ・オピオン
2 ヴェルズ・バハムート
1 ジェムナイト・パール
1 No.39 希望皇ホープ
1 ダイガスタ・エメラル
1 エヴォルカイザー・ラギア

開闢は事故要因になりがちだったので抜き、コッペリアルも強いがレベルが合わないためこれも抜いて、そしたら侵喰感染もたまに腐るので1枚抜いてインゼクター対策に罠を増量した感じですね
バトルフェーダーもいざという時の守りでワンチャン持ってけるかなーという判断もありましたが基本的に攻められる時は手札にヴェルズがほとんどいなくなってる状況が多くて防いでも戦線維持ができないことが多いのでサイド行きに
ジェムパはミラー対策でオピオンを殴り倒すために投入、代わりにディシグマがウロボロスの除去だけで十分なため除外

大会結果
1回戦目:シード
2回戦目:ホープレイ ○○
相手は子供でしたがオピオンとホープが自分フィールド上に並んでいる状態でホープレイに加えてZW-一角獣皇槍を装備されて4400の攻撃力でオピオンを殴り倒されて返しのターンでダムドを神宣で無効化されたが月の書でなんとか対処、トップゴゴゴジャイアントをヴェーラーで無効にして勝利
ウロボとヘリオが並んでる状態でトップブラホ等引きの強い子供で何気にピンチでした

3回戦目:ヴェルズ ○○
ミラーマッチ、最初のターンで兎からのオピオンで最後までオピオンを守りきって完全に相手を封殺
2戦目は相手がオピオンと伏せ2枚の状況でこちらの手札がマンドラゴとサラマンドラとダムドに汎発感染、墓地に闇はいなかったのでマンドラゴからのオピオンで警告撃たれればダムドを出せ、よしんばなかったとしても相殺してダムドが出せるので出したら警告を撃たれたのでダムドが出て相手投了

準決勝戦:忍者ラギア ○×○
サンダーバードが大活躍、こいつを相手は除去できずひたすら殴り続けて終了
2戦目はモンスターが全く来ずに死亡
3戦目も同じような状況になりかけたがラギアをブラホで素材消して大嵐からの兎で勝利

決勝戦:ジャンクドッペル ○×○
オピオンが強く、ほとんど封殺
2戦目はお触れが飛んできた上にモンスターが全く来ずに死亡
3戦目は2ターン目から兎で殴りに行ったら雪だるまで破壊されたが兎蘇生からのオピオンで封殺

感想としては忍者ラギアの人がインゼクターを3人打ち破ってたり、ジャンドの人も準決勝でインゼクターを破っていたりしたのでインゼクターに当たらなかったことは非常に大きい
決して苦手な相手ではないがそれでも不利なことは否めないのでそれに助けられた形になるだろうし、ジャンドもサイドから聖なるあかりを投入していたようだが来なかったこともあるだろう(こっちもサイドから投入したカードはほとんど来なかったが)

まぁ何はともあれ結果優勝して強欲で謙虚な壺3枚ゴールドを入手しました
おまけで参加賞のオーダーオブカオス2パックでウルトラのホープレイが出たけどいらぬ・・・

テーマ : 遊戯王OCG - ジャンル : ゲーム

遊戯王(ヴェルズ)

とりあえずプロトタイプ的に作って回してみたデッキ
初見殺し的な面もあったでしょうけどもガチデッキと互角以上に戦えたので晒してみます

デッキ総数40
モンスター23枚
1 カオス・ソルジャー-開闢の使者-
1 ダーク・アームド・ドラゴン
1 ヴェルズ・コッペリアル
3 ヴェルズ・ヘリオロープ
3 ヴェルズ・サラマンドラ
3 ヴェルズ・カストル
3 ヴェルズ・マンドラゴ
1 ヴェルズ・サンダーバード
2 レスキュー・ラビット
2 バトルフェーダー
3 エフェクト・ヴェーラー 

魔法10枚
3 侵略の汎発感染
2 サイクロン
1 大嵐
1 闇の誘惑
1 ブラック・ホール
1 死者蘇生
1 月の書

罠7枚
2 侵略の侵喰感染
2 リビングデッドの呼び声
1 聖なるバリア-ミラーフォース-
1 激流葬
1 神の宣告

エクストラデッキ15枚
1 氷結界の龍トリシューラ
1 スクラップ・ドラゴン
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 氷結界の龍ブリューナク
1 A・O・J カタストル
1 ヴァイロン・ディシグマ
1 No.16 色の支配者ショック・ルーラー
1 ヴェルズ・ウロボロス
2 ヴェルズ・オピオン
2 ヴェルズ・バハムート
1 No.39 希望皇ホープ
1 ダイガスタ・エメラル
1 エヴォルカイザー・ラギア

適当な解説
オピオン作って物理で殴れ
とりあえずオピオンが強い
このひとことに尽きます
オピオンをフィールドに維持できればエクシーズ以外ではまず突破できないのでシンクロメインのデッキは大抵詰みます
また、エクシーズで突破しようにもランク3ではアシッドゴーレム、ランク4では3体並べてディシグマやウロボロスを作るか、2体ではパール以外では打点で超えられないのでそこを狙い撃ちにするべきでしょう。魔法罠はオピオンを作った際に効果で汎発感染を加えてるでしょうからそれでカバーです

ヴェルズ・ウロボロス
このデッキの切り札()であり、相手フィールド上のカード1枚をバウンス、相手の墓地のカード1枚を除外、相手の手札1枚を墓地に送ると3種類もの効果を持っている
だがトリシューラは1回で対象を取らずに全ての効果を除外で行うので影は薄い
相手にリクルーターがいる場合や、墓地に厄介なモンスターがいたり、手札が1枚だったりする時にはある程度積極的に出しても良い
が、大抵はオピオンバハムートが優先されるのであまり出てこない
しかし攻撃力が2750とエクシーズにしてはかなり攻撃力が高いのでそこは重宝するかもしれない

ヴェルズ・オピオン
このデッキの肝であり、大抵最初にエクシーズするのはコイツとなる
エクシーズ素材が存在する限りレベル5以上の特殊召喚をお互いにできなくするのでヒュペリオンや開闢ダムドなどのキチガイモンスターが飛んでくる心配もなく、打点も2550と無駄に高いので突破できるモンスターは限られてくるのも利点
しかも侵略のと名のついた魔法罠と持ってこれるので汎発感染で魔法罠の対策もバッチリという新たなキチガイモンスター

ヴェルズ・バハムート
今まではヴェルズに強い下級がいなくて見向きもされなかったけど今ではオピオンでは太刀打ちできないモンスターがいたり、表側の壁さえなけれれば倒せるなんて時に登場しては相手モンスターを永続的に奪っていくキチガイモンスターその2
ちなみに手札のヴェルズを捨てるのはコストではなく効果だったりする

ヴェルズ・コッペリアル
特殊召喚こそできないがこいつが相手によってフィールドから離れたら相手の表側のモンスターを“次の”自分のエンドフェイズまで洗脳するキチガイモンスターその3
裏側表示にされて除去されたりデッキに戻されると効果を発動できなかったりもするがこいつが存在する時の重圧感は凄まじいの一言、とても鬱陶しいモンスター

ヴェルズ・カストル
召喚に成功したターンもう1度ヴェルズを召喚できる能力を持ち、速攻でエクシーズするのにマンドラゴと同じく重要な役割を持つモンスター

ヴェルズ・サラマンドラ
墓地調整役と下級アタッカー、最大で2450にもなる攻撃力は魅力
何気に恐竜族なので2体並べるとラギアに変身する

ヴェルズ・サンダーバード
生き残る事を主眼におけばこいつほどしぶといモンスターはそうそう居ない
モンスターの効果・魔法・罠が発動されると自身を除外してエスケープすることができるので相手にモンスターがいない時の切り込み役やどうしてもモンスターを次のターンまで残したいという時に最適、地味に効果で帰還した後は攻撃力が1950になる
しかしダメステに発動できないのがネック

侵略の汎発感染
発動したターン、効果発動時に自分フィールドに表側表示で存在するヴェルズを魔法罠の効果を受けなくさせるようにする速攻魔法
なのでブラホや激流葬とのコンボが可能で疑似サンダーボルトになる
これのお陰でオピオンが更なるキチガモンスターになったといっても過言ではない

侵略の侵喰感染
手札か、自分フィード上に表側表示で存在するヴェルズを戻してデッキからヴェルズを手札に持ってこれる永続罠
エクシーズヴェルズこそコストなため戻せないがヴェルズが除去を受けた時からのエスケープ
や場面に応じて必要なヴェルズを持ってこれるのがとにかく大きい
ヴェルズと名が付いていればなんでもいいので上級ヴェルズや同名モンスターでも持ってこれるのも強みである

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遊戯王(アンデットワールド)

すんごい放置してたけどMUGENをほったらかして何故か遊戯王の記事

アンデットワールドのデッキレシピ、そこそこガチ目です
まぁインゼクターとか勝負にならないぐらい無理ゲーですが

デッキ総数41
モンスター19枚
1 カオス・ソルジャー-開闢の使者-
1 ダーク・アームド・ドラゴン
1 真紅眼の不死竜
3 ゾンビ・マスター
2 ゴブリンゾンビ
2 ピラミッド・タートル
3 闇竜の黒騎士
1 オネスト
1 馬頭鬼
2 傀儡虫
1 ゾンビ・キャリア
1 グローアップ・バルブ

魔法13枚
3 アンデットワールド
2 テラ・フォーミング
3 生者の書-禁断の呪術-
2 サイクロン
1 ブラック・ホール
1 大嵐
1 死者蘇生

罠9枚
2 次元幽閉
2 奈落の落とし穴
2 神の警告
1 神の宣告
1 リビングデッドの呼び声
1 激流葬

エクストラは省略
基本的にアンデットワールドをはって傀儡虫、闇竜の黒騎士、ゾンビマスターなんかで相手モンスターを奪ってシンクロやエクシーズをしていくデッキ
何気にロンファやスポーアを使えなくしたり一族の結束も効果を失うなど種族統一デッキには絶大な威力を発揮します
やや火力不足な面もありますので幽閉奈落などの罠でサポートしていきましょう
奪ったモンスターで相手を消耗させたところへ開闢やダムドを出せればしめたものです
が、フィールド制圧型のデッキ・・・インゼクターやライトロードなんかは少し辛いかもしれません

てきとーな解説
アンデットワールド
このデッキの中核をなすカードであり、このカードが存在する限り生者の書やデスカイザードラゴンなどの蘇生系、不死竜や傀儡虫などのコントロール奪取系のカードが十全に発揮できる優秀なフィールド魔法
開闢やオネストなんかが破壊されても除外しない限りわらわら墓地から出現してくる様は恐怖
地味にアンデット以外のアドバンス召喚を封じるので帝系のモンスターに対しても強い

真紅眼の不死竜
正直あってもなくてもいいがピラミッドタートルを採用しているうえに上手くいけばブリューナクのコントロール奪取なんかも可能なので一考の価値のあるカード
戦闘破壊して自分のフィールドに蘇生させるが完全蘇生になるので制約はなく、そのまま攻撃に参加できるのも大きいがやや攻撃力が低いのがネック

闇竜の黒騎士
1900の光アタッカー、アンデットワールド下にあれば今まで戦闘破壊された相手のレベル4以下のモンスターを完全蘇生させることができるカード
戦線維持に役立つのとオネスト要員

傀儡虫
悪魔とアンデットを心変わりさせる効果をもつモンスター
手札からなので防がれにくいのもさることながら、アンデットワールド下では完全な心変わりと化し、制約も何もないのでそのままエクシーズやシンクロにもっていける極悪カード

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はて・・・

長いこと放置しといてアレなんですがいつの間にか何で4000ヒットもしてるんでしょうか?(ぁ

夢幻のように 1話

「目を覚ましまして?」

 どこか幼さそうな、それでいて自信に満ち溢れたような声が聞こえてきた。
 しかし今の空間はどこか心地良い、まるで母の胎内にいるよう。
 だから聞こえてきた声も、夢心地に聞こえるだけで目を開かない。開けない。
 
「そう・・・わたくしを待たせるなんていい度胸してやがりますわね?」

 まどろんでいる内にその声が不機嫌になってきているのが感じ取れたので目を見開く。
 すると自分は液体に満たされたケースのようなものに入っていることに気づく。
 その瞬間ハッとして、意識が一気に覚醒する。
 ここはどこ?わたしはだれ?
 混乱するわたしの疑問を見越したかのように、意識が覚醒する前に聞いた声が聞こえる。

「ここはわたくしの家の地下施設。そしてアナタは、わたくしのクローンですわ」

 ・・・思わず目の前の、赤いゴスロリ風味の服を着た金髪セミロング幼女の頭の出来を疑ったののも無理はない、と思う。





 あれからわたしは、なんとなくこの傲岸不遜で、唯我独尊っぽい幼女の影武者として創られたことを語られた。

「べ、別に寂しかったとかそういう理由で創った訳ではありませんわよ?ただ単にわたくしを狙ってくるゴミどもの相手をするのが面倒でアナタに押し付けようとしたから創っただけですわ」

 そう言っていたが常にわたしについてくるようさせているのでもしかしたら前者の言葉が真実なのかもしれない。
 それから何故わたしに知識があるのかということについては予めインストールしたからということらしい。
 人格は起動させてからいちから創っていくつもりだったが、何の偶然か最初から出来ていたという。
 ご都合主義じゃないかとも思ったがそのお陰でわたしは存在しているのだから言わないことにした。
 わたしの容姿についても、目の前の幼女と瓜二つ。違う点といえば彼女は釣り目だがわたしはややたれ目ということぐらいだろうか。
 
「ウフフ、わたくしの宇宙一の、この美貌で着せ替えなんて素晴らしいですわ・・・」

「あの、わたしはあまり服飾に興味はないので簡素な服があればよいのですが」

 恍惚とした表情で何やら不穏当なことを口走っている彼女に対して牽制の意味を込めて発言する・・・が。

「あら?よもやわたくしの影武者ともあろうものが簡素な服装で勤まるとでも思っているのかしら?」

「や、やっぱりあなたのような方の影武者ならやや華美なぐらいが丁度良いですよねっ!」

 ゴゴゴという擬音が聞こえてくるほどの威圧感がわたしに返ってきたので慌てて前言撤回してすぐさま賛同意見を出す。
 情けないかもしれないが会って間もない私でも彼女はお嬢様気質であることは分かる。つまりは気分次第で捨てられるかもしれない。
 すぐにはそういった気分を損ねないような距離感を掴めないので掴める様になるまでなるべく下手に出るのしかない。
 主人といってもよい彼女に捨てられれば、世の中のことを何も知らない、無知な少女といっても過言ではないわたしは生きていけはしないのだから。
 
「・・・まぁいいですわ、そのうち自然と素直になるでしょう」

 彼女はわたしの言葉を本音ではないと悟ったようだが特にそれについて訊ねることはしなかった。
 助かったと思うと同時に彼女の言葉の、素直になるとはどういうことなのか?
 そう疑問に思っていると彼女が指をパチンと鳴らす。
 するといつの間にか瞬時に現れた執事服を華麗に着こなしたクマが大量の服飾をどうやって持ってきたのかタンスごと置いていった。
 瞬きをした次の瞬間には最初から存在しなかったかのように消えているのだからタダモノではない。

「・・・今のはなんだったのだろう?」

「さて、服装の貯蔵は十分かしら・・・じゃなかった、お着替えの時間ですわっ!」

 あまりにもシュールな光景に呆然としていると彼女が嬉々としながらお着替えタイムを宣言する。
 どう見てもわたしをおもちゃにする気満々なのが見て取れる。
 そして彼女が持ってきたのは・・・さそり座で有名なオカマ口調な人が年に1度の晴れ舞台で着ているような物凄く派手な衣装だった。
 
 「・・・いくらなんでも派手すぎじゃないですか?しかもかなり長いしこんなんじゃ歩けもしませんよ」

 「ならこれなんてどうかしら?」

 そう言って彼女が次に持ってきたのはなんとバニー衣装。
 
 「もう完全に趣味に走ってませんか!?」

 突っ込む間にも色々アレコレ着替えさせられる。
 巫女服。ナース服。婦警服。スク水。メイド服。ウェディングドレス。ネコミミ。
 ここら辺は定番の服装だ。
 コスプレの。
 
「なんでコスプレになってるんですかっ!しかも最後の服ですらないですし」

「仕方ありませんわねぇ・・・」

 といいつつ彼女が取り出して次々に着させてくるのは、やたら金ぴかな鎧。腋が露出している巫女服。おおよそ忍者の服装とはとは思えない、無駄に胸元を強調する露出の高い赤い服。
 最後のはわたしに胸がないために胸元がスカスカになってしまっていた。
 どうでもいいはずなのに凄く悲しかった。

「これもコスプレですよね?いい加減まともなのを・・・」

 そう泣き言を入れると彼女は再び衣装を物色し始める。
 時折不気味な笑い声が聞こえてくるのは幻聴に違いない。
 しばらくして彼女が持ってきた服を見ると
 エプロン。紐ビキニ。バカには見えない服、と書いてある紙。
 
「わたし、泣いていいんでしょうか?」

「う、ウソに決まっているじゃありませんの、ジョークですわ」

 涙目になっていると小刻みに震えながらも慌てたように彼女は否定する。
 が、直前までの目は本気だった、間違いなく着せて楽しもうとしていただろう。
 小刻みに震えていたのは何故だろうかと思いながらも怒っていたらどうしようという思いから突っ込むことはできなかった。
 最終的に彼女が着ていた服の色違い、彼女が赤に対してわたしはオレンジ色のゴスロリ風の服になった。

「なんだかお揃いだと姉妹みたいでちょっと嬉しいですね」

「・・・っ!?」

 照れながらも彼女に向かって微笑むと先ほどよりも一層肩を震わせている。
 さすがにマズイかと思い、どうしたのか?とばかりに彼女の顔を下から覗き込む。

「・・・可愛いすぎる、も、もう我慢できませんわっ!」」

 と言うや否やわたしに飛び掛る。
 なすすべなく押し倒されるわたし。



 それからのことは・・・思い出したくないので割愛させてもらう。




あとがきのようなもの

さて、皆様お久しぶりです
キャラ製作をサボってこんなSSを細々と作っておりました
本当に細々ですけどね、1日数行書くか書かないかぐらいの超遅筆で(ぁ
今回のこのSSも斬紅郎様のところの看板娘、「ゼノン・ゼシフィード」について書いたもので2次創作にあたりますね
しかし・・・本来ならこの主人公っぽいクローン娘、性格は「アイ・舞・ミー」の表ゼノンに準ずるものとして書こうと思っていたらいつの間にやらこんな冷静だけどどっかズレてるような性格に・・・どうしてこうなった
それから着替えのシーン、自分でも違和感バリバリでございます

作者が動かすのではなく、キャラが・・・勝手に・・・な感じで書ければ一番良いのですけど
何せ私は前回のSSが処女作、つまり産まれて初めて書いたSSなものでかなりの未熟者なんですよねぇ・・・
ともあれ、このような稚拙な文章でも、皆様が少しでも楽しんでもらえれば幸いです
更新速度?期待する方がまちg(乙女玉