重戦機エルガイム METAL2
[2007/10/08] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲
遠い昔に見た記憶のまだまだ薄い、エルガイム再見の序盤です。二巻目に入り、話が走り始めてみると、一巻目のスロースタートは嘘のように、物語は走る走る!(笑)
- スクランブル
- ヤーマン・クラン
- アーミィ・ベース
- タイム・リミット
- ジェラシー・ゲーム
- ディコイ・ディコイ
辺境の“惑星コアム”の田舎者ダバ一行が宇宙に出て、反乱軍の戦いの激しい“惑星ミズン”に来てしまったっていうところ。“13人衆”の一人ガウ・ハ・レッシィがダバの仲間になっていく過程が面白いですね。ギャブレット・ギャブレーのキャラクターを眺めていると、のちに『ZZ』前半ぐらいのマシュマー・セロでやりたかったのは、こういう感じに近かったのかな、と思います。それにしても、ようやく会えたアマンダラ・カマンダラを思い切りぶっ飛ばしちゃったり、相変わらずダバの性格って一番ぶっ飛んでますよねぇ。
富野アニメではおなじみ(?)の女装作戦もあり・・・。ただ、この作品ぐらいの柔軟な(笑)ストーリーだと、無茶な作戦も≪まあまあありかなぁ?≫と思えてしまうあたりが、“ガンダム”的な窮屈さとはやっぱり違いますよねぇ。
スパイの疑いをぬぐえない中で、証として髪を切って見せるレッシィとか。芝居の鮮烈さで話の成り行きの強引さを押し切るのは、むしろ面白い、と私は思うんですけど、そのへんは好みが別れるところでしょうね。何しろこういうのは芝居に切れがあってナンボっていう微妙なバランス上のものなので。この勢いでラストまで走っていけるんだろうか。
反乱軍の指導者ステラ・コバンが決して立派な好人物ではないところは、物語の分厚いところですね。レッシィとは因縁のあるらしいネイ・モーハンとか、単に次々と登場人物が多いだけじゃなく、話の密度の濃さも一気にちょっと過剰気味で、ちょっと先行き不安な感じもあります。(苦笑)
ネイ・モーハンのオージェが強すぎるって言うか、主人公の乗機エルガイムが(美しいんだけど)弱いんだよなぁ。あと、ダバが敵を殺すのを嫌がるのとねー。
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