計画的に「老後資金」を使うには「老後資金使い切る覚悟が必要」だって
- 2018/12/10
- 12:50
さて、65歳になりました。
さあ、計画的に「老後資金」を使っていきましょう。。。。
などという記事にお目にかかることありません。
世の中、老後資金いかに貯めるか、貯まらないか、の記事ばかり溢れていて、「計画通りに使ってます」みたいな記事は、めったにお目にかかれません。そんな記事書くのは以前紹介した鎌倉の御人くらいです。
これに関連して、第一生命のサイトに面白い記事が載っていました。
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「老後資金使い切る覚悟が必要」
ここには、いろいろ準備してきた人が、わずか1年で出費が怖くなり、何もできない生活になった例が紹介されていました。
「せっかく老後のために貯めておいたお金がドンドン減っていく。なんだか切なくて寂しい気持ちになるのです」
さらに
「蓄えが減る不安もあるが、それ以上に子どもに残してやりたいお金が無くなるのが辛い」
—> 思い悩んだ末、生活費を減らし、旅行等も控え、今の貯蓄が減らないようにした。
しかし、第一生命の提案は、
「豊かで充実した人生を送る」こと。そのためには、「準備してきた金融資産はすべて使い切る」くらいの覚悟もあっていいのではないだろうか。
—> 資金の配分に少し気を配る 2000万円の貯蓄
・子どもに残すお金をきめ 500万円
・いざという時に必要なお金も残し 500万円
・それ以外は夫婦で自由に使う 1000万円
とすればどうか
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。。。。だそうで。
どうやら、世間一般「老後の資金」は、年老いた夫婦が生活する資金だけでなく、子供に残すお金も含まれているようです。
また、記事では取り上げていませんが、「老後の資金」には、実は普通の生活支出以外に、夫婦の場合は、一方が先に亡くなり年金収入等が減額された場合でも、それを見越しての「老後の資金」が残っていなくちゃ、いけないんです。
さて、我が家の実情は?
住宅ローン完済。子は家計的に独立。年金収入で普段の生活はやりくりできる見通し。(先の夫婦の例もそうでしたね。)
・いざという時に必要なお金。
・子どもに残すお金。
をある程度想定すれば、残りは自由に使うことができる、ということになります。
もっとも、使い残しがあれば、その分も子どもに残されることになります。
我が子の相続ですが、妻は他界しているので、次回の相続は2次相続。また、一人っ子なので、控除額は案外少ないんです。さらに、相続税の対象は余った老後資金だけでなく、家や土地、それに自動車、また生命保険まで含まれるんですから、さらに不利ですね。
また、私が趣味で家に溜め込んだガラクタの処分まで我が子は背負わねばなりません。それを考えると、ちょっと気の毒で、ご苦労さまの手間賃くらい残してやらないとな、とは思っています。
ですが、「できるだけ残す」では、老後資金を心置きなく使うことはできません。
だから、目標額、ここまで使っても良い!を決めておかないと。
とは、いうものの、私は、体が動けるうち、男の健康年齢71歳までに、海外旅行を楽しんでみたいと、退職後2年目の62歳の誕生日頃から毎年年間100万円の予算を計上し、実行し始めました。
どんぶり勘定です。年間100万円が減っていくのを見るのは、ちょっと「後ろめたい気持ち」もありました。
でも、今後は、目標額を決めて、そこまでは「使い切る」ことにしましょう。
とりあえず、「いざという時に必要なお金」と「子どもに残すお金」を1/4づつ、「自由に使う」を目標額1/2としておきます。
これで、心置きなく「使い切る」ことができるかな。。。。(疑心暗鬼)
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