エジプト(9) 観光6日目最終日 ギザのミラミッドと考古学博物館、帰国へ
- 2018/09/24
- 08:00
6時半起床、朝食、8時出発。
朝のホテルの景色には3つのピラミッドがありました。
18. クフ王のピラミッド、スフィンクス
8時25分頃には入り口に着いていました。
3つのピラミッドは大きい順に右からクフ、カフラー、メンカフラーと並んでいます。
まずはクフのピラミッド。馬やラクダ、砂漠は糞の臭いぷんぷん。
8時50分頃、ピラミッドの下の盗掘穴の入り口から入りました。90メートル上ると説明を受けました。暑いので水も持って行くとなると結局リュックを担いでいかねばならないし。
内部の通路は狭かった。人一人には十分なところもありますが、登りと下りが同じ通路を使うので、すれ違いが大変。
登りで頭がつかえて、屈んで登らねばならず、汗びっしょり、足もガタガタ、空気も淀んでいて徐々に息苦しくなりました。ピラミッド内は阿鼻叫喚の地獄絵図、と思ったのは私だけ。。。。
閉所恐怖症だったら大変。少し怖くなり気分も悪く。。こうなってくると、どこかで引き返そうかな、と心が折れた頃、目的の室(玄室)にたどり着きました。90メートルにしては早すぎる。
帰国後に調べたら、入口からだと50メートル程度でした。どうりで到着が早かったわけで。まあ、それでも苦しかったですがね。
内部は写真撮影禁止で行く前に日本語ガイドのスタッフにカメラを預けました。しかし、携帯で撮る観光客もいました。。
9時6分頃、ピラミッドから出られました。ようやく心が晴れました。往復でたったの15分程度の旅でした。
入場規制はしていなかったので、なんとか行ってこれたものの、これ以上混雑したらさぞ大変でしょう。普段はどうやっているんですかね。私たちは朝早く来て、運が良かったんでしょうか。
あとで、ピラミッド登頂証明書をもらいました。また、ツアーの集合写真もここで撮りました。
それ以外のピラミッドは、クフ王のピラミッドの裏側にバスで移動し、3つが並んでいるところで写真撮影。
そして、再びバス移動して、スフィンクスの脇に行きました。スフィンクスは街の近くにあり、ケンタッキーフライドチキンの店が正面にあると聞いていました。移動中に見えましたが、駐車場が離れていたので店は撮影ならず。
スフィンクスは有名でしたが、エジプト最後に見たものですから、とても「小さく」見えました。
19. パピルス店、レストランで昼食。
11時過ぎには、街中のパピルス店に。パピルスがあんなに簡単に作れるとは思いませんでした。茎を薄くスライスして、十字に折り重ねていき、重石をして水分を取り出すだけ。。。へえー。
そして、あとで考古学博物館で見た3000年前のパピスルの巻物絵。ツタンカーメンの墓からも出てきたし、そのまま残っているなんてね。縄文時代の我が国でも何かあったらね。。。。
12時にはレストランで昼食。
20. 考古学博物館
午後1時には考古学博物館へ。
旅行を申し込んだ時には一番期待していたんですが。。エジプト旅行の醍醐味は、建物に収めた遺物もさることながら、巨大な遺跡が圧巻でした。それだけに、考古学博物館は展示物を見ても、素通り、みたいになりました。
ツタンカーメンの遺物は数が多くてさすがと思いました。ツタンカーメンの黄金のマスクが陳列してある部屋だけは、入場はできるけれど、博物館のカメラ券を持っていても、撮影禁止。
商売上手? そして、ツアーでオプションを申し込んだ人だけ、地元カメラマンによる黄金のマスクと一緒に撮影、というのをやっていました。撮影時に一般人の見学者がはりついたままうごかず、揉めたりしてました。。。
いやはや。 エジプトならではの商売です。
記念写真5000円じゃ高いし、写真もらっても、日本で見てくれる人もいないし、私は申し込みませんでした。心の目で撮影!
ちなみに、マスクの下を覗いてきました。。。厚さ3、4ミリはあるかな。重いだろうな。。まあ、このマスク、死んでからかぶせたので、まあいいか。
2階のミイラ展示室も別料金ながら全て見てきました。
全てを見終わり、午後4時半、出口に集合。
悲しい結末。。天下のカイロ考古学博物館。ミュージアムショップ潰れる。レストラン撤退。飲み物や食べ物の旗はあっても売店も閉店。日本語ガイド曰く、家賃が高くて払えないので、撤退しました。。。えーー!
人々は木陰を求めて、建物の側面に集まっているだけ。。。
これぞ、エジプト!
21. ショッピングモール内のスーパーと夕食
5時半にショッピングモールに到着。イオンみたいなところ。ここも保安検査があります。中のスーパーで買い物タイム。観光ポリスも付いてきます。集合場所を一瞬見失ったら、道案内してくれました。6時半には夕食。
22. 番狂わせな空港チェックイン
7時半頃には、空港に到着。チェックインはもたもたしていました。受付カウンターが2つしか空いていないんです。しかし、エジプト流。
我がツアーだけはなぜか特別にカウンターが1つ空いてチェックインを始めました。これは入国時のあのエジプト人フィクサーが関係しているかもしれません。おかげで他のツアーの日本人客を尻目にチェックインは比較的スムーズにでっきたかもしれません。
8時半(20:30)には保安検査、パスポートコントロール入り口に。帰国便は23:30発、搭乗開始は23時くらいだった?ですからまだ2時間半もあるー。?
ところがです。不運なことにノロノロの係官に当たりました。我が待ち行列はここで大いに時間を消耗。
通過できたら、こんどは、全員揃うまで待機。どこにもよることなく、搭乗ゲートに向かうそうで。。。これではラウンジにも寄れぬ。。免税ショップにも寄れぬ〜〜。。
搭乗ゲート前まできました。ここで、さらに日本行きは、もう一度保安検査あり。集合時間を告げられるがあと10分もないでない!
あわてて、いままでの道を引き返し、免税店でビールを3本注文、なんと3ドル? 何度か聞き返しました。レストランでは最低4ドルから8ドルとられたのに。
私の3ドルを聞いて、あとのお客さんは10本くらい買っていました。しまったー。ただし、免税店のは冷えてません。レシートといっしょにビニールバックで封をします。
もうひとつ、私は、飛行機に乗る前にやることが。。。そうです。SMORKING ROOMで一服せねば。。いっしょうけんめい、タバコを吸い、そしてすこし遅刻して集合場所に。まだ搭乗始まってません。
冷えたビールは売店で売っていたけど時間なく買うことできませんでした。その場で飲みたかった。
搭乗が始まると、保安検査が始まります。ここでまた、エジプト。女性はまだ入ってはいけないという。保安検査の女性係官がまだきていないからです。こうして男性は先に保安検査を受け、搭乗しました。
2時間以上前にはいったのにとにかく時間がなかった。くつろぐにはもう1時間欲しかったです。これも、みなエジプト流の商売に乗って観光してきたので、しかたないことかもしれませんが。
たぶん、搭乗が全て終わったのも1時間くらい遅れていたことでしょう。
こうして、帰国の途につきました。
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