放置の結果 今更NISAショック
- 2023/11/12
- 23:58
少し前(先月のはじめ)のことですが、証券会社(SBI)からメールが送られてきました。
「NISA非課税期間満了を迎えるお客さまへ(2019年購入分)」
うんん???何じゃ??
私、株式投資してまして、証券会社に税制優遇の「NISA口座」を持っています。この口座に登録した株もあります。5年間、非課税。その後「延長」する手続きすればさらに5年。
今回のメールでは、来年から新しいNISA制度がはじまるとのこと。
「… そのため、非課税期間満了後は、制度上、新しいNISAに預りを移行(ロールオーバー)することはできません。」
私は(何もわからないまま)株を買ったのち、基本(何もわからないまま)「放置」してますので、ときおり失敗します。
実は昨年末は、5年たつ銘柄の延長(ロールオーバー)の申し込みの案内が証券会社から来ていて(これも10月はじめでした)、年末に手続きすりゃあいいんじゃないの、と放置してまして、気がついたら、12月8日。
いや、もうそろそろ、締め切りだな、はやく手続きしないと、風呂に入ったあと、と証券会社にアクセスしてみたら、
「12月8日(木)23:59まで」
私がアクセスしたのは、時計は回って、12月9日の1時を過ぎておりました。。。
ははは。。。つまり、(ロールオーバー)できず。
2018年に買った「すかいらーく株」が、年末の価格が「買値」として、翌年に一般株の口座に入れられてしまいました。
何末の価格は、実は買値より100円ほど安値。300株あったので、3万円分買値が安くなってしまった。この株を売ると、私、見かけ上、3万円も受けたことになり、余計に税金払わねばならない。
20%税金取られたとして、私、6000円分損になります。いやあ、やっちまった。。。 売らなきゃ損は生じないが、いつかは売らにゃあならないでしょう。
そんなことがあって、今年はまじめに「ロールオーバー」の手続きのタイミングを逃すまい、と思っていたのですが。。
それが、「今年からロールオフは無くなった。」との通知。いやあ、あんまりだー。。
できることは、2者択一。
(1)株を残す(NISA口座(非課税)から一般口座(課税)になる)
(2)株を売る(そして来年の新NISA口座になってから買い戻す)
2019年購入分は、2銘柄。いずれも、買値よりも高値がついている状態。
残すを選択すると、一般口座になったとしても、損はない?(ただし来年から配当金にも税がかかるようになる、売るときはもちろん税がかかる)
一方、株を売る場合は、年内に売り、年明けに同じ銘柄を買うという面倒があります。
これは、放置かなあ。。。
もうひとつ。
YouTubeの動画にたくさん、NISA関連の解説動画がありました。
みていたら。。。
あれ? 私、SBI証券使っているのですけど、9月に「売買手数料 ゼロ(無料)」になったようです。何でも、楽天証券つぶすために無料にしたんだとか。顧客を一挙に集める戦略。(競争が厳しい世界ですね)
以前はNISA口座だけは「無料」だったらしいんですが、実は、私、手続きを怠って、「売買手数料 有料」のままでした。先ほど、確認しました。
こんな人、今頃、居たんですよねえ。まあ、滅多に株売買しませんし。
ですが、さすがに、今回、手続きしました。何んでも年間取引の記録など、紙で発行してもらうよう設定している人は「有料」だったらしいのです。しかたない。電子交付でもいいやと。
今度は、手数料ゼロになるかしら。設定変えたけど、営業時間でないと結果が「反映」されないようです。明日でも、確かめてみましょう。。。
てなことで、旧NISA口座の始末、どうしようかという話題でした。
なお、新NISAのことですが、
旧NISAは、年間の枠は、一般NISA(120万円、5年合計600万円)、積立NISA(40万円、20年合計800万円)でしたが、
新NISAは、成長枠(旧一般NISA)(240万円、無期限合計1200万円)、積立枠(旧積立NISA)(120万円、無期限、一般と合わせて1800万円内)になるんだそうです。
なんか、これだけ枠があると、私の銀行口座普通預金、ここにいれてもいいかななんて、安易に思ってしまうのですが、しかし、今までのNISA枠ですら、実は消化しませんでした。
株式投資って、リスクがありますから、たとえ、損失を被っても、何とか内心の動揺を隠せるくらいの範囲でしか、できません。
だから、私は、株の配当など、実は年間10万円程度でした。
一方、証券会社の口座には、まだ数百万以上の現金が残った状態で、いつでも新銘柄買えるのに、何も買わずにずっと放置してきました。
私の株投資、どちらかというと何も「老後の資金」増やす必要性もあまり感ぜず、「株主優待もらってます」、「配当金もらってます」と優越感にひたろうという、「お遊び」ごっこ。
「老後の資金」をぶっ込み、配当金で贅沢三昧、のようなこと、私にとっては「綱渡り」。いまでも、年金と銀行預金だけで、十分贅沢な暮らしができるのですから、いまさら、虎の子の「老後の資金」をリスクに晒すようなことはしたくない。。。。
なので、「ごっこ」に甘んじている訳です。(これ、銀行員からの投資の勧誘をやんわりことわる言い訳にも役立っています)
だから、新NISAになっても、まじめに買い(新たな投資)に走らないだろうなあ、とも思います。
もちろん、物価上昇、インフレ局面、がはっきりしてきたら、ちょっとは考えます。
まずは「静観」。。。
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