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[年金生活4年目]我が家の令和4年度 資産の取り崩し状況







さて、次の問題。年金生活の家計生活から除外した「特別費」と「旅費」です。

 今年度2022年度の「特別費」(緑色)は95万円、(前年度比+42万円増)53万円。ほぼ倍増。どうしてこうなった?

 出費が重なるときは、重なるもので。

 家電の買い替え 洗濯機が突然壊れると困ります。出費も大きい。家電の買い替えや台所設備の更新は、普通は「家具家事用品」なのでしょうが、10年に一度、30年に一度の大物になりますと「特別費」ですね。

 突然に言い出した我が子の引越し、費用の援助も36.8万円ありました。新居のカーテン、家電、寝具、運送費など。。。。(あれ? これ普通だったら本人負担なんだけど。。。出してあげました。)

 また、一生にほぼ一度の親族の葬儀や結婚。いつか来ること。冠婚葬祭は普通なら「交際費」に分類されるのですが、特に額が大きい身内の場合は「特別費」として除外しないと家計がもたない。。。

 これらが重なって今年度は95万円になってしまいました。

 ちなみに、昨年度(2021)や(2020)にあった「趣味のもの購入」も私の家計簿では「特別費」に分類しています。

通常なら「小遣い」、総務省の家計の分類では「教養娯楽」とするところですが、あまりに多額ですと、総務省の家計との比較にも支障が出ますし、別会計にしておいたほうが無難と。

一昨年度は40数万円、昨年度は23万円も買い込みましたが、置き場所がなく、今年度は買い込み休止状態でしたので出費はゼロとなりました。

もうひとつの別会計、旅費(黄色)です。前年度(2021)15万円に対して、今年度(2022)はコロナの終わりが見えてきた、旅行支援がはじまった、などから44万円(前年度比+29万円)と増えました。。

ただ、コロナ前は、老後の楽しみ、年間100万円を旅費に当てるなどと言っていたのに比べれば、まだまだかわいいものです。

これらは、「貯金からの取り崩し」ですませました。

 特別費(家電買い換えや予期せぬ出費)と趣味の旅費95万円+44万円=139万円は、別枠で預貯金の目減りで対応するとは言え、さすが、大きいですね。ゆとりある老後生活には基本生活費以外にもう10万円欲しいというのも、頷けるできごとでした。

 だがしかし、実際の金融資産の目減りは87万円、株の含み損益をないものとすれば95万円で済みました。

 ところで、ここ7年ばかりの「特別費」と「旅費」の実績は次の通り。

B1896-1家計2023-03-31

 合計額は、少ない時で59万円、多い時で154万円。。なあんだ、毎年大きいじゃないか、とお思いでしょう。

 しかし、合計金額の全部が、「預貯金(金融資産、老後資金)の取り崩し」という訳ではありません。その年々で、家計の余剰分があるからです。

 表に示した最初の3年間(2016、2017年)は、定年後再雇用嘱託職員として給与もあったし、一部年金もありました。また、最初の2年間は東京にいた子の教育資金放出の真っ最中で、資産を減らしていた時期でもありました。

 その後、2018年からは我が子が就職し家計からの独立を果たし、一部生活を入れながら同居となりました。一方、私は2019年から完全な年金生活に入りました。

で、余剰金が、「特別費」と「旅費」の一部を埋めた実績が「家計負担分」として、表に掲載しています。ということは、残りが「預貯金目減り」として示した金額(すなわち、資産取崩し)になります。

 特別費を家計簿に設けたのは2018年で、その以降の特別費合計は242万円ほど。

 また、旅費はじゃんじゃん使ったのは2018年までで、その後コロナで止まってしまいました。2018年度以降の旅費合計は304万円ほど。両者合計は547万円ほどに。

これに対して、「相対資産」のグラフに見るように、2018年度以降の預貯金(金融資産)の目減りは、201万円で終わりました。

 特別費や旅費を「別枠」にしたけれども、本来の年金収入の「生活費」が余ってしまって、余剰分305万円が特別費や旅費に補填され、結果、目減りは201万円で済んだ、というわけです。

2016年度から2022年度までの資産取崩し額はグラフでいえば、こう。

B1896-2家計2023-03-31

B1896-3家計2023-03-31

(相対)資産は、2016年以降、おおよそ230万円減少しています。(あるいは、230万円しか減少していません)

今年度は、私もいよいよ70代になります。健康年齢、75歳前後まで、海外旅行行くつもりでいましたが、今後、何回行けることやら。(国内旅行だけで毎年100万円使うのは難しい。。。)

いちおう、目標、旅費は75歳まで毎年100万円づつを割り当てて、がんばって支出しても、老後資金としては、問題ないようです。

また特別費、これが今後増えるかというと、前にも書いたように、家のメンテナンス(外壁塗装)に数100万円、車購入に数100万円くらいしか思いつきません。もろもろとしても500万円くらいあれば、いいかなと。

 なので、「老後の資金」にはまだまだ余裕があります。(えへん。。。)
 老人よ、覚悟を決めて、じゃんじゃん使え!

 今、言えることは、今後、コロナが終息すると、出費(交際費)がさらに増える。でも、いいじゃないですか。いままでじっとしてたんだし。じゃんじゃん使いましょう。(ある程度までは)

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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